いよいよ試験本番。
今までやってきたことを思い切り、悔いのないよう出し切ってきて、と願うばかりです。
しかし、
本番の緊張感もあり、間違いや失敗、思わぬトラブルも発生するのが試験。
間違えたとき、あぁどうしよう…と動揺し、その後に続く課題まで引きづらないよう、
子どもに
''絶対間違えてはいけない''
という意識はあまり持たせないよう、送りだすことをお勧めします。
体操のサーキットで
間違えや失敗にその場で気づいたから急いでやり直した。という子どもも実際合格してたりします。(スタートからもう一回という意味ではないよ。失敗してもやり直しはしないという指示ありの場合もあるので難しいですが)
失敗しても最後まで諦めずに全力で。
行動観察等で
グループで活動する中で、
自分が失敗したり間違えたりしたら、
「ごめんね」
友達が自分の間違いを指摘してくれたら
「教えくれてありがとう」(自分が間違えてない場合もあるので、他の子にも確認しましょう)
わからなかったら、
「こうすればいい?」と確認する。
相手の指摘を素直に受け入れたり、分からないことを聞くことは、意外と難しく勇気のいることだったりしますよね。
失敗や困難にぶつかったときに、どう対応するのか、も大切な気がします。
自分で判断してやり直すのか。
諦めないでやり通せるのか。
失敗を受け入れて、友達の助けを得るのか。
学校側もそういったところもみているのでは、と勝手な推測をしています。
そういった時にこそ、その子の本来の姿がみえるといいますか。
ただ、子どもは咄嗟に状況判断をして行動に移すのはとても難しいです。普段は出来ることでも、
初めての場所、友達、試験の緊張感もありますし。
失敗や分からなかった時などのシュミレーションを少し話し合っておくのも大切です。
でも、
最終的に判断するのは子ども自身。
「これからの人生、すんなり上手くいくことのほうが少ないんだよ。
選択と決断の連続なんだよ。
自分で決めてやったことなら、結果がどうあれそれでいい」
みたいな話を
試験前日に熱く語りだし、
子どもに微妙な表情をされたのは私です。