以前、少し触れましたが、我が家の父親、つまり私の夫ですが、
小学校受験にはほぼノータッチでした。

受験直前に家族で行動観察ごっこをしたり、体操の練習をしに公園にいったりはしましたが。夫がやるぞ!となってね。
直前になって急に張り切りだすんですよ、彼。

受験に関しては、
出来れば良い学校に入ってほしいな。社会に出たらなんだかんだで学歴大事だし。受かったらいいね。
くらいの熱量でした。



そもそも、
夫は自分の子どもが出来るまで、子どもというものが好きではありませんでした。
好きじゃない、というよりあまり良いイメージが無い、感じかな。
ギャーギャーうるさい子どもは後ろから蹴り倒したくなる、と言ったこともあるくらい。
引かないでーー
 


その一方で、
「自分の子は女の子がいいなー。女の子2人がいいなー。バトミントンとかして。
パパと結婚したい、とか言われたいなー」
と夢と幻想を抱いていました。
(現実、娘には5歳くらいからパパチューしないで。隣に寝ないで。と言われ、
遊び相手もしくは何でも言うことを聞く都合のいい男となっていますが、
本人は満足しています)


私が第一子を妊娠した時に、性別が男だと判明した帰り道、夫が心底がっかりしている姿をみて、
後ろから蹴り倒してやろうかと思いました。


しかし、
我が子が産まれてみると、
かわいいかわいい。男子でも自分の子がこんなにかわいいとは!となり、世の中の妊婦や子どもにも優しい気持ちになれたそうです。
実際、親戚の子や友達の子にも優しく接していますし、通勤中に見た他人の子どもかわいいエピソードとかもたまに話してきます。


かわいいばかりじゃないんですけどねっ!
と思わないでもないですが。
夫の仕事が忙しい時はほぼワンオペでしたし。

ただ、
夫は子どもとの関わりの中で、わからないことや困ったことは、
『こういうことがあったけど、どうしたらいいの?』
と素直にアドバイスを求めてくるので、
変に
俺、子育て頑張ってるぜ!いいパパだぜ!
感を出されるよりよかったと思っています。


子ども好き(と思っている人)より、子どもが好きではなかった人の方が、子どもに変な理想を抱いてないから、
我が子ができた時、逆にかわいいと思えるのでは…
と思ったり。


夫婦で協力したい、受験にも父親が積極的に関わりたい。という家庭は素晴らしいとは思いますが。

少なくとも私の周りでは見聞きしませんが、
子どもとの関わりが異常に上手いお父様もいますしね。





クリスマスにはサンタクロースになって登場する
という、絵に描いたような子煩悩ぶりを発揮
(お腹にクッション、髭と眼鏡で変装)


私は、別にやらなくていいよ、パパってバレたら面倒だし。と言ったのですが。