娘の話です。

少し前に学校でテストがありました。

かきとりや小テストではない、実力テストみたいな割としっかりしたもの。


先生としては、つまづきはないか等授業の理解度をみたい、という意図で実施されたもので、特別な準備をする必要はない。とされていました。

まだ低学年でもあったので。



娘は

「テストドキドキするな。でも満点とるぞー!」

と言って、

テストの数日前から今までの学習を見直したり、自分なりに勉強していました。

「テスト、大丈夫かなぁ」と口にしながらも。


そして当日の朝、

娘は布団の中でしくしく泣いていました。

理由を聞くと、


「テストがこわい」


私は驚いたけれど、予想しなかったわけではなかったんですね。


娘はとても頑張り屋さんなのですが、結果が出なかったらどうしよう、と結構ネガティブな思考をするタイプなので。


なので、娘がテスト勉強を頑張っている時も、その取り組む姿勢を応援し褒めながらも、

「テストはいい点数をとるためだけじゃなくて、わからないところを見つけるためでもあるから、満点をとる必要はないんだよ。」

と伝えていました。


でも、自分でこうなりたい、と思ったら周りにどう言われようとなかなか意識は変えられないものなんでしょうね。


泣いている娘には、

「ちゃんと勉強頑張っているのは知っているから、大丈夫。出来ないものがあってもいいんだよ。

むしろいっぱい間違えておいで。」

と言って送りだしました。


結局、娘は

「かんばるねー」と言って登校し、普段通りに帰ってきました。

テストもそこそこ出来ていたし。



私も主人も勉強しろだの、いい点数とれだのあまり言わないのですが、(自覚している限りでは)


何かを感じとってるのかな、とか考えてみたり。



娘の性格もあると思うのですが、

小学校受験と、周りの優秀な友達が、少なからず影響しているのかもな、とも思いました。


つづく