こんにちは!広瀬ゆうとです。

選挙が終わり、はや一ヶ月が経とうとしています。

改めて、市民の皆様におかれましては、多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 

そして早速、選挙直後ではございますが12月7日より、12月定例会が開催されております。

その中で私も一般質問をさせていただきました。

今回の記事では、私の一般質問を文字起こししたものを掲載し、次の記事で、一般質問を終えた感想や思いを書いていきたいと思います。

それでは、スタートします!!

 

12月12日(月) 通告順番 22番 広瀬優斗

質問要旨

1 常盤平団地再生について

 (1)UR年機構が管理している常盤平団地について建て替えの必要性を感じているか

 (2)今後、市としてどのような整備が必要であると考えているか

 (3)団地再生に向け、現段階でUR都市機構とどのような協議をおこなっているか

2 常盤平第一小学校について

 (1)児童数の減少、施設の老朽化等の現状をふまえ、今後の常盤平第一小学校の予定・計画等があれば教えてください。

 

本文

皆様こんにちは。

市民クラブの広瀬ゆうとです。

この度、最年少で当選させていただきました。多くの皆様のご支援を賜り、今この場に立たせていただいていることに感謝申し上げたいと思います。ありがとうございます。

そして、これからしっかりと市民の皆様のために働かせていただきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

 

1 常盤平団地再生について

 

まず初めに、私は常盤平中学校出身でございます。まさに常盤平・五香地域で育ってきました。その中でこの地域の活気・活力の低下を肌で感じていました。また、選挙期間において市民の皆様から「常盤平団地はいつまでこのままなのか」、「どうにかならないのかと」のお声を本当に数多くいただきました。

私は常盤平団地の再生に大いに期待しております。なぜなら、居住者の高齢化・老朽化したこの団地が再生され、若い世代の流入に成功すれば常盤平・五香地域のみならず松戸市全体にとって大きな発展につながるからです。

少子化の歯止めとなり、税収の増加や商店街や商業施設の活気につながります。

 

そこで三つ質問させていただきます。

(1).U R都市機構が管理している常盤平団地について建て替えの必要性を感じているか。

(2).今後、市としてどのような整備が必要であると考えているか。

(3).団地再生に向け、現段階でU R都市機構とどのような協議をしているか。

お伺いいたします。

 

2 常盤平第一小学校について

現在、常盤平第一小学校の児童数が大変少なくなっております。

常盤平団地の居住者が高齢化していることも要因かと思いますが、通常学級の全学年で60名。特別支援学級の全学年で24名の、全校生徒は84名となります。また、6年生が30名であり来年3月で卒業することを考えるとさらに児童数が減少します。2年生の通常学級の人数が3人ということも伺いました。東京23区に隣接する首都圏で、同学年の友達が2人、3人などの学校は非常に少ないと思いますが、

50万都市の松戸市での学校生活において考えられない状況であり、市民感覚として大変驚きです。更に、市内の小学校の中でもだいぶ古い学校であり団地と同様に老朽化が進行しています。そこで質問させていただきます。

児童数の減少・施設の老朽化等の現状をふまえ、今後の常盤平第一小学校の予定・計画等があれば教えてください。

以上、1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

答弁

伊東朱美総合政策部長

 

広瀬議員ご質問の質問事項1 常盤平団地の再生について、質問要旨(1)(2)(3) について、関連がございますので一括して、答弁申し上げます。
常盤平団地の再生については、今住んでいる方々が安心して住み続けられるよう、居住の安定を確保することを前提とし、常盤平の豊かな緑などの地域資源を生かし、多世代の方々が快適に安心して住み続けられる元気で魅力あるまちの実現を目指し、子育て世代や若い世代を呼びこむことが必要であると考えております。
平成30年12月にUR都市機構が公表した「UR賃貸住宅ストック活用・再生ビジョン」では、常盤平団地は、既存建物を活かすことを目的とした「ストック活用」から、建替えや集約等様々な手法を複合的・選択的に実施する「ストック再生」の対象へと位置づけが変更され、それに伴い、令和元年6月に、本市とUR都市機構との間で包括連携協定を締結いたしました。
その後、本市とUR都市機構、団地自治会をメンバーとする三者協議会で議論を重ね、昨年度は定期借家契約の導入や地域医療福祉拠点化の着手など、再生に向けて動き始めているところでございます。
また、令和3年度に、公益財団法人都市緑化機構が主催するSEGESという、社会や環境に貢献している緑地の認定制度で、常盤平団地の豊かな緑の空間が認定を受けました。
この認定を受け、令和3年度より、常盤平団地内において、UR都市機構・住友林業緑化株式会社によるガーデンツアーを春・秋それぞれ1回ずつ行っており、多くの住民の方や大学生などが参加して常盤平団地の魅力を再認識しております。
さらに、本年5月に、本市が内閣府から「SDGs 未来都市・自治体 SDGs モデル事業』に選定されました。常盤平団地に若者を呼び込み、持続可能なコミュニティを形成するため、SDGs の観点を取り入れて、大学生など多様な主体を巻き込んで、常盤平団地のリ・ブランディングを進めております。
その一環として、UR都市機構や団地自治会をはじめ、新京成電鉄株式会社、市内4大学等を構成員とした「まつどSDGs キャラバン推進会議」を開催し、情報共有を図るとともに、市内4大学の大学生を中心としたZ世代から、常盤
平団地エリアの魅力向上策を提案していただくことになっております。
本市市政の発展の礎となりました常盤平団地の再生は本市にとって重要な課題であり、引き続き、UR都市機構や団地自治会をはじめとする地域の方々と協力して取り組んでまいりたいと考えております。
さらに、本市としましては、本年4月に策定された「松戸市都市計画マスタープラン」に基づき、常盤平団地を含む常盤平地区の今後のまちづくりを、地域の皆様、UR都市機構をはじめとする関係者の方々とともに検討してまいりたいと存じます。

 

答弁

伊藤純一教育長

質問事項2についてご答弁申し上げます。
今年度、全校児童数84名の常盤平第一小学校では、小規模校であることをメリットに捉え、一人一人に寄り添った「個別最適な学び」と、異学年交流や教職員との深いかかわり、地域や近隣の小中学校との連携の中で展開される「協働的な学び」の実現に向けて、児童・教職員・保護者・地域と連携した教育活動が展開されております。
常盤平第一小学校に限った今後の予定・計画は、現時点ではございませんが、常盤平という地域として捉えたなかで市長部局と緊密に連携していきたいと考えております。現在の多様化する社会の中で、児童数の減少、施設の老朽化という対策のみならず、様々な視点から、一人一人を大切にして魅力ある学校づくりのために、学校経営のさらなる充実やあらゆる可能性を探り、今後の学校づくり、在り方等に関する検討を進めて参ります。

 

要望

広瀬優斗

 

決して簡単ではないこの二つの課題に対して丁寧にご答弁いただきまして誠にありがとうございます。

 

要望を述べさせていただきます。

 

まず、常盤平団地再生についてですが、市としてこの地域に子育て世代や若い世代を呼び込むことが必要であるとの認識をお話しいただき少し安心しました。またU Rや団地自治会のメンバーとの協議を重ね、昨年度、定期借家契約の導入などに着手し、再生に向けて動き始めているとの事で是非期待したいと思います。

要望としましては、ぜひスピード感を持って取り組んでいただきたいと思います。

もちろん、現在も多くの居住者がいる中で再生を進めていかなければならない、市の管理下ではなくU Rの管理下であるという点からも非常に進め辛い課題であるということは認識しております。

ただ、10年後には築70年を超える建物も出てきます。昨年度の協議は理解いたしましたが今のご答弁ですとそこから約1年間はあまり進捗が見られなかったと感じてしまいます。5年、10年というスパンではなく、1日でも早くU Rが再生に着手するよう協議を重ねていただきたいと思います。

私の選挙公報には、公的賃貸住宅の整備を目指すということを掲げさせていただきました。その上で今、私がこの場に立たせていただいているということ、そういった民意があるということは是非ご理解いただきたいと思います。

もちろん、中には反対のお声があるということも認識しております。私も市民の皆様との対話をさらに増やし、多くの皆様にご理解いただけるよう務め、できる限りの協力をして参りたいと思いますので、是非一体となって、常盤平団地の再生に取り組んでいただきたいと思います。執行部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

 

次に、常盤平第一小学校についてですが、小規模校であることをメリットに捉えて教育活動を展開しているとのご答弁でした。是非、目の前の児童に対しては、お話しいただいた通りの素晴らしい教育活動を継続して展開していただきたいと思います。

ただ、常盤平第一小に限った予定・計画はないとの事ですが、今後も児童数が減少していく可能性が高い・日に日に老朽化が進行している当学校の今後についてはしっかりと考えなければいけないのではないでしょうか。魅力ある学校づくりのためとのお話がございましたが、小規模校のメリットよりも、デメリットの方が大きく、魅力が失われているから児童数が減少しているのではないでしょうか。

50万都市の松戸市で、元々は大変ないわゆるマンモス校であった常一小がこのような現状になり、いち地元住人としてとても悲しいですが、新入生が1人2人でも現状維持のまま進むのでしょうか。近年そういった年もあったようですが、このような現状の中でいち早く今後どうしていくかを検討しなければならないと思います。もちろん、ご答弁にもありました通り、常一小に限って考えるだけでなく、周辺地域環境や近隣学校とのバランスなど、地域全体を考えて検討していかなければいけないことは重々承知しております。例えば常盤平団地再生が現実味を帯びてくれば、それによる子供の増加が期待でき、改めて常一小の児童数の増加も期待できるところであると思います。また、市職員の方とお話しする中で、柏市にある手賀東小学校という学校をご紹介いただきました。この学校は柏市が小規模特認制度として認定し、児童募集人数を17人と制限を設け、まさに少人数ならではの教育を展開している学校でございます。この学校も自然的に児童数が減少していったとの事ですが、小規模特認制度として教育を展開した結果、応募数は募集人数の17人を上回っているとの事でした。ほんの一例ではございますが、一つの選択肢としてはこのような教育の在り方も良いのかなとも思いますし、統廃合や、一時的な休校など、あらゆる選択肢があると思います。いずれにしましても、この先の予定・計画がないという現状は非常にまずいと、危惧しているところでございますので、早急に常盤平第一小についての予定・計画を作り上げていただきたい旨を要望としまして私の一般質問を終了したいと思います。

執行部の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

以上となります!選挙の際にも掲げさせていただいた、地元常盤平・五香地域に活気を取り戻す!という思いのもと、今回はこのような質問をさせていただきました。まだまだやるべきことは山積みですが一つずつ推進してまいりたいと思います。次回の記事もどうぞよろしくお願いいたします!