日々植物への興味は尽きなくて、せっせとその道を進んでいる。

ゆっくり自分のペースで。間違えもしながら。


その毎日だと感覚がより繊細になって来て、落ち葉ひとつ見ても思いを馳せる。

秋だなーって大まかな感想を超えて、葉の形だけで種類を見極めるクイズを出されてる気分。

もちろん葉っぱだけで判断するのはとても難しいんだけど。コナラの葉とか白樫の葉など、見つけると嬉しい。ドングリ好きです。


きのこの山、たけのこ里

その次に「どんぐりの丘」を出してくれないかなぁ。帽子がスナックで、実がナッツチョコ。

明治さんよろしくお願いします。



ともかく、少しずつ知れた物が増えていく喜びは、たぶん小学生に学んだもので、

大人になったからって簡単に消えるものじゃない。

知っていくのが楽しい。もっと知りたい。



そして、とても良い本を見つけました。時間があると眺めている。


↓コレ。痒いところに手が届きます。おすすめです。amazonで買えました。



植物をあらためて知りたいと思ったきっかけは、樹種の違いによる色や硬さ、材料としての特性の知識は増えていっても、その木がどんな形をしたものなのか知らないことが変に思ったからだ。

だからこの本、すごい良い。


そもそも樹木だけを知ろうとしても、日本だけで1000種類くらいあったりする。


その全てはわからなくても、大体の種類くらい知りたくなったのだ。はやく山へ行きたい。落ち葉拾って集めたい。ドングリも拾いたい。


図面には書く。これはウォールナット、メープル、タモとか。たまにはエンジュなんて使ってみたりする。


でも僕はエンジュの木が「槐」と書くとは知らなかったし、その木を見たこともなかった。いぬえんじゅ。


建築図面を書いていて、点景と呼んだりするけど、なんとなくの植栽を最後に書いたりもする。

✳︎ ←こんなやつ。


その樹種がなんだかは考えていないことが多い。

低木か高木かは頭にあっても、あとは専門家にお任せ、という感じ。


それでも良いんだけど、窓の先にどんな葉が見えるかまで設計できたらなあと、欲張りな私は、

自分の場所にまず実験で植えてみる。


先日仲間入りしたのはアオダモと、フェイジョア、もふもふな朝霧草。


本当はケヤキを植えてみたい。普通に植えたら育ちすぎちゃうけれど、育ちすぎないやり方を仮説として立てているので、いつかかならず!



植物が置かれるだけで良い感じになっちゃうから、

種類なんてなんでもいいのも分かるのではありますが。

それぞれの良さに付き合いたい所存です。