物事の仕組みを知るのが好きなので、
分解するのとかワクワクする

昨日はiPhoneのディスプレイとカメラを自分で交換した。
アップルの製品は内側まで本当に無駄がなくて、この設計にどれだけの人が関わっているんだろう、とか考えながら外したネジを無くさないように丁寧に交換した。

しかし、見事綺麗なiPhoneに戻った瞬間、落として割れた。

もともとディスプレイは割れていなかったのだけど、目の前には交換したばかりの割れた画面。

ポジティブ思考が身についているからか、あまり残念には思わなくて、とにかく笑った。

こんなことある?!奇跡!って感じで

そんなことより、もう説明を見なくても何でも交換できるだろうなってくらい構造を理解できた喜びが優っていたのか、
Amazonですぐ新しいディスプレイを頼んだ。
しかももっと品質が良いものを。さらにカスタマイズされた武器が手に入る未来に、よりワクワクしてくる。


ここ数年、世の中をデッサンしていたいと思っています。

デッサンとは、対象物をいろんな意味を持ってして見ること。視覚的にだけでなく、触ってみたり聴いてみたり、そのものの意味を考えることだと思う。分解ももちろん僕の中ではデッサン。

しかし描いてみるのがやはり早い。
描くならば、しっかり見つめなければいけないので、自分の先入観が分かったりする。

そう、人は物凄く錯覚をするし、イメージでものを見ています。

僕もだいたい、イメージでしかものを見れない。

例えばみなさん、
シャンプーのCMで昔よくあった、髪の毛のキューティクルってあるけど、あれを実際に顕微鏡で見たことある人はどれくらいいるの?

僕は見たことない。小学生の頃、顕微鏡で髪を見た記憶はあるけど、キューティクルまでは見えなかった。
見えたことないのに、自分の髪にはキューティクルがあると思ってしまう。

他にも、
右脳と左脳を分けて考えてしまいがちだけど、
脳は半分に分かれているわけではない。
それがどういうものか理解している人っているの?
でも、人はカテゴライズしないとものを理解しにくいから、右脳の人、左脳の人と呼んだりする。

地球が丸かったことも、廻っていたことも、昔の人は誰も信じなかった。
魔女狩りもおんなじ。

イメージばかりで真理から程遠いことがよくある。
でも本当は、地球って丸くないかもしれないし、魔女狩りされた人たちの中には本当の魔女がいたかもしれない。映像や史実は嘘かもしれない。自分の意見を持っていたい。

最近一番疑問に感じるのは、webメディアのあり方。

真相は分からないから、常に疑問を持っていたい。人に対しても。
だから物語や作品は生まれるし、未来が拓けるのではないでしょうか。

とにかく、楽しいことだけをしたいから、楽しくないことはひたすらデッサンして、その原因をポジティブに捉えてやる意気込みです。