24. 自傷行為という心のSOS。 | こぼりゆきこ自叙伝ブログ~私の心の闇はここから始まった~

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こぼりゆきこです。フジテレビ「アウト×デラックス」元準レギュラー。現在、あやまんJAPANユースメンバーこぼり濡れ煎餅店として活動。日頃の何気ないことを書いているブログです。また脳脊髄液減少症、情緒不安定性パーソナリティー障害等と闘病中。


自分の体を自分で傷つけて何をしてるんだろう、親からもらった大切な体だから大切にしなきゃねとか自傷行為という行動、心理を家族や友達、周りの人などやってる本人の行動を理解するのにはとても時間がかかると思う。


経験者の私が偉そうに言えることではないが自傷行為をしている人が集まるサイトなどで本人の気持ちを確かめてみるともっと気にかけてほしいから心配してほしいから傷つける人が非常に多い。


気にしてほしいからわざと傷つけるときもある。私も診察で不満が残るとその日の夜にスパスパ切ってたし時には病院の待合室でカミソリ持って切ってて看護師にカミソリ取り上げられたこともある。


声に出して助けを上手く求められなかったりつらいよ、苦しいよってことを言葉に表すのが苦手な人達が切ることで助けを求めているのだ。


傷だらけの腕を見てこれだけ辛いんだよ、苦しいんだよ、消えたいんだよ、自分が嫌いなんだよと不安なんだよというサインに気づいてほしいのだ。

傷が自傷行為が心の声なのだ。


前回の記事で私はインスタとかでリストカットの画像見て美しいとか綺麗と感じると言ったがそれもあるけどこの1人1人の傷を見てどれだけ苦しいんだろう、もう本当にいっぱいいっぱいなのにそれを上手く表現できなくて「助けて」って言えなくて誰も気づいてくれなくて載せてるのかなってのもある。


見せびらかして何なの?結局かまってちゃんとか思う方もいるかもしれませんが決してかまってちゃんという一言では済まないくらい自傷する人達の心の痛みはボロボロになっている。


傷を増やしていくことで深く切ることで大量服薬することでしか助けを求められない気待ちを理解してほしい。


そして本当にこれは不思議なんだけどリストカットして流れる血を見てちょっと感じる痛みが安心感に繋がって生きてるんだって実感できる。


自分は今、生きてるのか実感なくてよく分からなくて切ってみて初めて生きてるのかと実感する。


切るのがお決まりになってくると痛みも感じなくなりどんどん切る回数や深さも増す。


私の場合は今日は〇〇本切ったから明日は〇〇本切ろうって、今日はこの部分切って明日はこっちの部分を切ろうと決めれば明日の生きる希望が持てたりする。


傷が薄くなると不安で新しい傷をつくらなくてはという不安に襲われるのでまた切って新しい傷ができることで安心して眠りにつくことができる。


ある時、母に仕事が嫌でリストカットするなら仕事しなくていい!と怒鳴られたことがある。


この時は私は自分の気持ちが伝わらなくて分かってなくて理解してもらえなくて辛かった。


結局リストカットもダメだし仕事もできないかダメなんだ。結局いらない人間。生きる価値なし。と思い怒鳴られた夜はたくさん切った。


だからと言って昼間になっても戸も窓もカーテンも開けなくて電気もつけないで閉じこもってると「いい加減にしろっ!窓くらい開けろ!」と部屋に入られたこともある。


リストカットなどについての心理など書かれた本を渡してもあまり読んでもらえなかった。


それもまた悲しかった。


だからこそリストカットだけでなく大量服薬や男性依存、ネット依存、買い物依存に繋がっていくことになった。


自傷行為をしている人がもし周りや身内にいたら慎重に物事を進めなくてはいけないと思う。


続く