2022G.W.の木曽路14
別荘地のテン場
５／４（水）⑥
さっき折れた交差点に公園の標識があった。ということはこの道をもっと奥へ行くと、その公園があるはずだ。今晩のテン場にならないか、確認に行くことにした。
「木曽文化公園」は大変美しいところではあるが、我々がテン場として利用するには管理が行き届きすぎている。ここで明日の朝飯は気持ちがよかろう、とそっちの筆頭候補に挙がった。
更に奥へ向かうと、別荘地が現れた。建物のグレードや敷地の広さから察するに、かなりの高級別荘地だ。この区画の端には、地図上、川がある。もしかすると河原にテン場適地があるかも知れない。
河原にテントを張る選択肢もありそうだな、と思っている
その勘は半ば当たったが、川近くの未整備の区画に、更によさそうな場所が見つかる。建っている別荘はかなり離れているし、近くには伐採された木などが積み上げてあるところからすると、ここにテントを張ったとしても、まず咎められることはないだろう。
写真を撮ってなかったから、後からグーグルマップで地点検索してみた。ここだ！
さて、そうなるとお次は食料調達、それなら近いところで木曽福島がよさそう、と狙いを定める。
福島に入る手前の、ちょっと横道にそれた辺りに、章湖がかつて、友人のK村さんと木曽を回ったとき、入った温泉があるという。そりゃいいね、と寄ってみれば、半ば予想したとはいえすでに満車。この奥へ行くともう一軒あるというが、考えてみればまだ風呂の時間には早い。どこかもうひと場所回って、買い物をした帰りにでも行こうか、でも、その頃にはここも空いているかもね、とばかり、後回しにすることにした。
後回しにしよう、といったのはここだ。混んでいてとても入れる状態ではなかった
2022G.W.の木曽路15 山村代官屋敷につづく