2023大阪の旅21 “LUCUA”の地下 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2023大阪の旅21
“LUCUA”の地下

1/4(水)⑬
 さて、ホテルに帰るには御堂筋線だな、と乗り場を探していくと、梅田の地下に“LUCUA”という商業ビルの入り口が目に入った。何故ここから降りていったのか、今となっては定かでないが、B2Fには屋台風の居酒屋が軒を連ねる、「バルチカ」という一画が広がっている。東京駅の地下街にある店を思い浮かべると、メニューにある値段がかなりリーズナブルに感じられるのは、さすがに食い倒れの街、というべきだろうが、しかし問題はこれを過ぎた向こう側だった。


「バルチカ」入り口付近(プレイライフより転載)

 この奥に「キッチン&マーケット」と名付けられた広い惣菜売り場があり、ここを歩いて回ってみると、総菜類や調味料などの他、食堂、ワインや酒の店もある。その中に自由に使える席があって、楽しそうに飲んだり食べたりしている人がいるのだ。



「キッチン&マーケット」。ここはいい!(株式会社ヴィスHPより転載)

 その人たちのテーブルを観察すると、近くの店で注文したと思われる料理はもちろんだが、惣菜売り場で買ったらしいのもある。酒も、グラスのワインや生ビールの他に、ここの売り場で買ったに違いないボトルで飲んでいるのを見つけるに及び、明日はここにしよう!と叫ばんばかり、じゃなく、実際に叫んだかも知れなかった。


「キッチン&マーケット」の様子。皆さんここで買ったものを食べたり飲んだりしている。クーッ、たまらん!!(株式会社ヴィスHPより転載)

 料理を出す店のすぐ脇にいる人たちも、必ずしもそこのものだけを食べているとは限らないようだし、これはまさにパラダイス!と、二人ともいささか興奮状態。もし大丸で惣菜を買って来る前なら、ここで食べて飲んで、と即座に決めていたはずである。ただし、システムがよく分かっていないので、そこは明日確認してみようと思うが、こんなところがあっていいのか!?

 来たついでに焼き鳥を何本か購入してみたが、値段もスーパーのそれと何ら変わらず、割高感は皆無!大阪梅田、恐るべし。

 帰りは御堂筋線の淀屋橋で乗り換え、北浜で下車、ホテルの名前のある出口から上がるとほとんどホテルに直行!これは楽ちんである。

 ちょっとはゼータクしようぜ、とばかり奮発して普段は買わない価格帯のワインを買っては来たが、帰るなり、ラウンジでまずフリードリンクを一杯注文、ここまで来るとホッとするし、何よりこのサービスは気分がいい。

まずは血圧測定。梅田のヨドバシカメラで買った血圧計は手軽でよろしい

 

 早めに風呂を浴びて、部屋で宴会、デパ地下の惣菜はどれもおいしく頂いた。ワインが空いた後、ウイスキーに切り替えたが、これも日常では、ほぼあり得ない。酒に弱いオレは、すぐに意識を失うはずが、どういうわけか楽しく飲み続けられる。やっぱり昼間にアルコールを摂取しておくと、肝臓の働きが活性化するのだろうか。



こんな感じで一杯やりながら

 帰った時刻が早かったせいで、かなりゆっくり過ごしても、ベッドに潜り込んだのはまだ10時過ぎ、窓のスクリーンは完全に閉めてしまうと、また夜が明けても分からない、ということで、すこしだけ上げておくことにした。



2023大阪の旅22 万博記念公園駅につづく