2015春の琵琶湖26 グリーンホテルYES近江八幡 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2015春の琵琶湖26
グリーンホテルYES近江八幡

4/5(日)⑥
 今日明日の宿は、雨天を見越して近江八幡のホテルをとってある。例によってナビの案内に従って車を走らせるが、幹線を行かずに結構な田舎道を走らされることになってしまう。しかしそれは決して悪いことではなく、雨の暮れ方ではあるが、のどかな田園地帯を走った方が、幹線沿いのどこも同じような景色を見ながら、というより気分はよい。

 章子のメモに残る、この辺りの記述はこんな風だ。

  「田圃の中を近江八幡に向かう。途中、大きなため池がある。テン場に出来そうかどうか見てくればよかった。周囲には桜が植えられ、四阿も見えた。のんびりした感じがいかにも琵琶湖畔という感じ。今回は沢山のオオバンを見た。湖畔のみならず、堀や、支流のかなり上流にまで進出しているところを見ると、したたかな奴らしいが、近づくと逃げまどう姿はかわいらしい。その反面、カイツブリは、声すらほとんど聞こえてこなかった。激減しているのかも知れない。葦原が減っているのだろうか、それともオオバンの増殖のせいか?いろいろ知ってしまうとつらいことが多い。」
    
 近江八幡駅からそう遠くない「グリーンホテルYES近江八幡」が今晩の宿。幸い玄関前の駐車スペースに空きがある。しかし案外にホテル周辺の通りには店も少なく、雨のせいもあるのだが、スーパーで食材を仕入れ、部屋で宴会のパターンを選ぶ。

グリーンホテルYES近江八幡(下記サイトより転載)

 


 昼に焼き肉を食べたから、ということを考えなくもなかったが、しかし懲りずに串カツ、串ハムカツ、クリームコロッケに、アボカドを買ってサラダを作る。これにビールと赤ワイン、部屋に余裕がないものだから、これらをベッドの上に広げて宴会。カツと赤ワインの相性は中々のものだった。


毎度こんなことになってしまう

 このタイプのホテルには珍しく、ここには大浴場があり、浴室を出たところに無料で使えるマッサージチェアが二台、と中々のサービス。安さで選んだという側面もあるが、部屋の狭さに目をつぶれば、思った以上に快適なホテル。フロントで枕が選べるというのも、スーパーホテルのチェーンでやり始めたことのパクりと言えなくもないが、いいことならどんどんパクって頂きたい。



2015春の琵琶湖27 国宝大笹原神社につづく