2022金沢9
まいもん寿司
1/4(火)
県立美術館を後にして、一旦仕切り直しにホテルへ。一息入れて、夕飯をどうするかで迷った挙げ句、昨夜行った駅ビルに、回転しない「まいもん寿司」があった、あそこへ行ってみよう、だめでもあの近辺なら食べるところはいくらでもあるさ、ということで意見が一致。
出発したのは7時半近かった。金沢駅は昨日の混雑とは打って変わって落ち着いた様子を見せている。土産物のブースは軒並み8時で終い、今日はもう平日、となれば、まあ、こんなものだろう。これならいけるかも、との予感はあたり、あっさりカウンターに二人並んで座ることが出来た。
回転しない寿司屋には滅多に入らないが
地物にノドグロ2貫が入ったセットものが¥3700、これにいくつか握りを頼んだのだったと思う。日本酒も北陸のもの、章湖は「穴子はもうちょっと柔らかい方がいい、結局イワシとサバがおいしかったのは悲しい、お酒は加賀鳶がおいしかった」とメモを残している。まあ、この感想は分からないじゃないが、そもそもイワシとサバがうまい、というのはネタがいいからに違いない。
いいねえ!
むかし金沢の回転寿司で食べた生サバの握りは、サバってこんなに旨い魚なんだ、と感動ものだったし、章湖の友人のT藤さん(この人のお母さんは築地場外で魚卸商を生業としていた)に連れて行ってもらった、築地の寿司屋で食べたイワシが、びっくりするほど旨かったものだから、そればっかり頼んで板さんにいやな顔されたのを思い出す。
会計は二人でほぼ1万円、回らない寿司でかなり食べ、酒を飲んでこのくらいなら、まあリーズナブルと思う。
帰りはタクシーに乗ろうか、なんて言っていたものだが、結局歩いて帰った。たかだか15分だが、こんな時くらいタクシー拾っても、罰は当たらなかろう。
寒いのは確かだが、湿度があるせいだろうか、さほど身に堪えはしなかったようだ。
2022金沢10 近江町市場につづく