2018宇治18 龍神総宮社・許波多神社 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

楢丁(YOUTEI) 旅の話

趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2018春の旅 宇治 醍醐 黄檗 坂本(3/26~30)その18

 

3/29(土)⑤
 テン場が決まっていると夕暮れが迫っていようがへいちゃらだ。幹線に出て南下していると、「龍神総宮社」の看板が目に入った。何となく怪しい名前だが、面白そうでもある。


 それらしい方向に車を走らせると、しまいに住宅地の狭い路地は急な坂になり始め、こりゃ間違えたかな、と思ったが、ナビはその先に目的地があることを示す。間もなく、それらしい施設に行き当たった。

 

神社風建築の龍神総宮社 

              
 広い敷地内には、古式ゆかしいタイプの神社風建築が何棟も並び、下は玉砂利が敷き詰められているが、本殿の前に妙な看板があった。「奇跡 あっ!神様が写っている!!」と大きく見出しがあり、夜、ここの本堂らしき建物を撮影した写真の屋根のあたりに、何か白っぽいものが写っているのだ。これを仰々しく、ここに神様が実在する、などと宣伝したもので、まともな神経の人には、これはちょっと、とすぐに直感されるはずだが、ここを信仰する人の目には、ありがたいものと映るのだろうか。

 

門前の大きな看板


 いくつもある大きな筆文字の看板は、どれもひどくいやな筆跡である。


 我々の他にあまり人影はないが、何やらもの凄い大音声の、狂ったような祈祷が聞こえてきたり、お社に向かい、突っ伏して祈る女性の姿を見るにつけ、我々には全く縁のない宗教施設と受け取った。


 こんな所にいると、何か自分の身までが冒されてしまいそうで気味が悪く、早々に立ち去ることにした。


 後から知ったが、例の貴乃花親方はここの熱心な信者だそうで、どうでもいいことだが、TVの報道から伝わる、あの奇妙な態度の意味が少し分かるような気がした。

 

ちょっと古いがこんな記事が

 

 さて、このあたりには、例の「長時間発酵ヨーグルト」を扱う「スーパーヘイワドー」があるはず、と検索してみると、それほど遠くないところに一軒、見つかった。

 

これはうまい!と感動した、その時の記事はこちら

 

 ヘイワドーに向かう途中で見かけた「許波多神社」にお参りしていくことにした。小さな神社だが、朱塗りの本殿は美しく、神馬の像が立派。本殿は重要文化財という。

 

 境内で傷ついた猫がバケツの水を舐めていたが、サカリがついてオス同士喧嘩でもしたのだろうか。哀れな姿だったが、夕闇が迫る時刻、こんな光景をのんびり眺めているという気分は悪くない。

 

神馬の像

 

闘いに敗れたか?傷だらけのネコ

 

許波多神社本殿


 スーパーでの買い物など、どうでもいいことのようだが、つい、メモが残っていると触れたくなる。ヘイワドーが入っているのは、いくつもの店舗が入る中規模程度のショッピングモールだが、日記用に用意した紙が尽きてしまい、新たにA6サイズの紙を買ったのは、ここにあった100円ショップでのことだったと思う。


 昨日はお休みだった、インターそばの「奥の湯」に入る。ここは昨夜の場合とは違って「入れ墨お断り」の張り紙があった。入浴料¥600。


 泊まりは昨夜と同じ、最高のテン場。

 

 

 

2018春の旅 宇治 醍醐 黄檗 坂本(3/26~30)その19につづく