マヤカカオってなぁに??
メキシコ チアパス州 ジャングル奥地で
無肥料、無農薬で栽培された、希少なクリオロ種のカカオ豆。
日本人の片山吾郎さんという方が、2015年の暮れに
あるメキシコ人カップルと出会い、メキシコはカカオ発祥の地と知り
彼らとともにメキシコへ旅立ちます。
より高品質のカカオを求め、現地での情報収集の末
グアテマラとの国境地帯、チアパス州は高地ジャングルの生産地にたどり着きました。
チアパス州に着いた日の翌日、片山さんは
カカオ農家組合の集会で挨拶をしました。
「私は日本からカカオ豆を買いにやってきました。
カカオ豆がどんな環境で、どんな人たちが育てているかを
見にきました。より平等な取引を目指します」
この地帯は、1970年代、土地を持たない小作農者に政府が
未開のジャングルの開拓を条件に解放した場所で、道のない
ジャングルを人力のみで切り開いたインディヘーナ(先住民族)
の無数のコミニュティ(家族、親戚単位)があり、現在は
国立公園に指定され、マヤの古代遺跡が点在しています。
彼らは自給自足の生活をし、現金を得るためカカオ豆
コーヒー豆を栽培していましたが、それぞれが勝手に
売りに行くため、結局は買い叩かれ、搾取されていました。
その日から各コミュニティを転々として
2週間ジャングルでカカオ栽培を体験しました。
そして、カカオ農家組合と非営利団体との交渉の末、生産者側との
純利益の折半を最終目標とし、これを環太平洋地帯の新しい
システムとして目指すことを約束し信頼を得ることができました。
彼らは輸出入の経験が、まったくなかったのですが、片山さん
への信頼の証として、メキシコのジャングルの奥から
MAYACACAO(マヤカカオ)を日本に輸出してくれたのです!
片山さんのチャレンジ精神すばらしいですよね?
マヤカカオを広める、片山さんの活動を
みなさんで応援お願いします♡