夜行バスの休憩地点のSAで財布を失くしかけました。
こんにちは、ゆうたんです。
12月5日に開催された、
『イロアワセ vol.2 〜 Ne0N 〜 NEOtrueEND』
というイベントに昼夜どちらも現地で参加しました!
今回のブログは、僕が実際にイベントに参加してみて、
こんな面白いイベントがあることをみんなに知って欲しい!
という気持ちで書いています。
そうです、布教です。(正直)
というわけで、今回は具体的内容のネタバレ無しの感想レポートになります!(イベントの構成には触れています。)
現在アーカイブ配信中(12日まで)ですので、
このブログを読んで興味を少しでも持った方、
ぜひ配信を見てください!!
↓アーカイブ
それでは参ります!
〇そもそもイロアワセとは?
声優・女優の松田彩希さんがセルフプロデュースする(という名目でやりたいことをやる)イベントで、毎回ゲストを招き、松田さんとゲストのイロ(特技や強み)を掛け合わせた企画を行っています。
Vol.1は『イロ・アイ』というテーマで鶴野有紗さんをゲストに招き、
トークやゲーム、そしてメイン企画として鶴野さん書き下ろし台本による朗読劇を行いました。
Vol.1は配信で参加していたのですが、
『セルフプロデュース』と侮ることなかれ。
めちゃくちゃ満足度の高いイベントで、笑いあり、感動ありなうえ、
松田さんの企画力の高さに心奪われたイベントでした。
↓こちら、Vol.1の公式ダイジェストです。
〇Vol.2〜Ne0n〜について
期待度が高まった中で開催された今回のVol.2。
タイトルは『Ne0n』(ネオン)
ゲストに鶴野有紗さん、堀越せなさん、天音みほさんを迎え、
『舞台×朗読×DJ』を掛け合わせた企画が繰り広げられました。
え?『舞台×朗読×DJ』??
そうですね。訳わからない掛け算です。僕も思いました。
一体どうやってお芝居とDJを組み合わせるのか。
公演が始まるまでは本当に謎でしたが、これも様々なものを掛け合わせる『イロアワセ』というイベントの醍醐味です。
後で述べますが、うまく纏まっていて凄かったです。一体、誰野有紗さん…が脚本を書いたんだ?
〇公演について
公演を通して、『NEO true END』という物語が進みつつ、
途中にDJやゲームパート、ライブが挟まるという構成でした。
物語のあらすじは、公式サイトに載っているので、ぜひこちらをご覧ください。
世界観の作り込み、ビジュアルもすごいので。。
↓公式サイト
ただでさえお芝居×DJで情報量モリモリなのに、ゲームコーナーにライブもあるんかい!
という感じですが、窮屈感なく詰め込んであり、これには構成の妙が光っていました。
公演は舞台パートから始まります。
ゲームの仮想世界にログインするかのように、あっという間に世界観に引き込まれました。
4人とも、かっこよすぎるんよ…。
そして導入が落ち着いたところで、ゲームコーナーに突入していきます。
一旦お芝居を離れたバラエティパートになるのですが、演者さんは役を演じたままでゲームを行うことになりません。
キャラを守らなければならないという制約に縛られる中の真剣勝負。
まあ、正直なところキャラは崩れまくってたような気もしますが、(笑)
白熱した戦いはとてつもない盛り上がりをみせ、客席でもお腹を抱えて笑いました。
昼夜で違うアナログゲームに挑んだのですが、ミラクルも起き、
どちらもめっちゃ面白かったです!
なぜかイロアワセのゲームコーナーに外れはない。すごい。
そして、唯一の笑いどころ(公式談)が終わるとお芝居パートへ再び戻っていきます。
ここで台本無しの舞台と台本有りの朗読が切り替わりつつ物語が展開されるのですが、
役者さんが手に持つ台本にも舞台装置としての設定が盛り込んであり、
違和感なく見続けることができました。
そして!ここでおまちかねのDJパートもやってきます。
朗読の裏でリアルタイムでDJプレイが行われます。
役者さんが生でBGMを流すのですが、DJプレイヤーも途中で交代します。
朗読の裏で生DJ、しかも交代しながらという今までない挑戦、
そしてミスれば朗読にも影響を及ぼしてしまう。
舞台上で行われる新しすぎることに、見ている自分も感じたことのない緊張感を覚えました。
ですが、絶対にテンポやつなぎ方など絶対に同じものは見れないDJの『生モノ感』は、
舞台上のお芝居に非常にマッチしていたと思います。
このイベントの特徴として、
昼夜で物語のエンディングが変わるというのが告知されていたのですが、
終盤にかけて大幅に分岐することになります。
たどり着くエンディングは全く違う結末で、どちらを見ても色々と考察できる要素もあり、
本当に面白かったです。
特に終盤にかけての役者さんの熱の入り具合がすさまじく、
手の震え具合まで迫真さがあって、そのパワーに圧倒されました。役者さんすげえ…
個人的にはクライマックスに突入するきっかけとなるカナメ(松田さん)の演技が、
背筋がぞくっとするくらいカッコよかったです。
昼夜2公演、どちらかだけでも十分面白いのですが、昼夜合わせて見ることに非常に価値のあると思いました。
特に、今回脚本を書いた鶴野さんは物語に伏線を張るのが非常に上手く、
2回続けて見ることで張り巡らされた伏線に気づけたり、
役者さんの演じ分けを楽しむことができます。
その体験はさながらゲームの2周目を味わっているかのようで、2度見ても新鮮さが残っていました。
自分は2部とも見れて、間違いなく幸せでした。
お金と時間が許すならアーカイブは両部とも見て欲しいです!
お願いします!
〇キャストについて
・ダリア役 堀越せなさん
ゲームコーナーでも舞台でも波乱を巻き起こしていました。
ライブも含めて公演中はずっと、ダリアのような、楽しさ、幸せを体現していたように思います。
DJプレイの安定感も凄かったですね。
あとは、とある芝居がリアルすぎてビビります。
・西園寺役 天音みほさん
朗読初挑戦とはとても思えなかったですね…
あとは、ある場面の演技がもう、怖かった。ひたすらに怖かった。初めて演じるキャラには思えなかった。
個人的には歌声の力強さが好きになりました。
・赤リス☆ミ(アリス)役 鶴野有紗さん
脚本として、これだけ盛りだくさんの内容をまとめただけでも凄いのに、
物語もとても面白かった。
マルチエンディング、設定モリモリでもこれだけ面白いお話を書けるのは、マジですごいです。
鶴野有紗さんの作る世界、好きです。
アリスの葛藤する演技もとても良かったです。
#鶴野有紗さんはすごいよ
・カナメ(奏命)役 松田彩希さん
イロアワセ主宰・演出・振付・作詞・映像制作・キャラクターデザインなど…
どれだけやるんだってくらい色んなことをやる行動力と、『お芝居×DJ』に挑む企画力。
そして、今回のダリア・西園寺は松田さんの采配による当て書きらしいのですが、
その采配がぴったりで、人のイロを見抜く力もあって。
松田さんのプロデュース力、恐ろしいです。
やりたいことを詰め込んだとは言いつつも、
イロアワセVol.2もお客さんが本当に楽しめたイベントになりました。
ありがとうございます。
〇まとめ
今回のイロアワセは、みんな言ってますが1日で終わるのが本当にもったいないイベントで、クオリティも高く、まさに新しいコンテンツなのでは?と錯覚するようでした。
自分もこの物語をもっと長い尺で見たくなりましたし、
『Ne0n』として色んな展開があったら絶対おもしろいなと可能性を感じさせてくれました。
今回、イベント内容が想像がつかない中での参加でしたが、
終わってみればそんなこと忘れるくらい満足していました!
今まで見た舞台とは全く違う体験で、
自分にとっても参加する意義がとてもありました。
イロアワセの第3弾があるとするならまた違うコンセプトになると思うのですが、
それでもイロアワセならきっと面白くなりそうというワクワク感と信頼感はありますし、
恐らく参加すると思います!
全然語りきれていない気はしますが、
あとはこのブログをご覧の皆さんに是非味わっていただきたいです。
すさまじい可能性をミッチミチに秘めた『イロアワセ』
是非一度見てください!おねがいします!
最後になりますが、
松田さん、鶴野さん、堀越さん、天音さんをはじめイロアワセを作り上げたすべての皆さま、
そして、ここまでの拙文を最後までご覧いただいた方に最大級の賛辞を。
誠にありがとうございました。