美味しいもので家族に笑顔を。らぴすらずりです。

本日2回目の投稿は、本のご紹介です。

 

SNSでリレーバトン投稿されている、ブックカバーチャレンジ。

7 days Book Cover Challenge

ブックカバーチャレンジとは
読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ。

参加方法は好きな本を1日1冊7日間の投稿。
①本についての説明はナシで表紙画像だけUP
②その都度1人の友達にバトンを渡す

ということです。

 

Instagramではお料理アプリのペコリ友達の

@sophia.kamさん→@arigatoune7さん→@naonaomimichanさん

とつながれ、少し先に受け取られた @m.s2party_martyさんとともに

私もブックカバーチャレンジに挑戦してみる事にしました。

Instagramではもう一人、私にバトンを渡して下さる、

という方がおられるので、ダブルバトン持ちです。

下記に紹介するアメブロの企画に乗りたくて、

日記の方がインスタやFBにに先行して紹介となります。


Day1 1日目

「よるのびょういん」 谷川俊太郎作

 

手元にあるのは2005年版。

下の息子が保育園の時に買ったんだと思う。

 

衝撃だった。

写真絵本、という形式だけでなく、

流れるような救急車の画像からは疾走感だけでなく、

サイレンの音までもが流れ出てきそうな迫力がある。

滅菌シートの覆われた腹部に今、まさにメスが入れられる瞬間。

カッとまぶしい、手術台から見える風景。

こんなのが、子どもに見せていいのか。

これが絵本なのか。

 

子どもによさそう、と大人が考えそうな発想に、

真っ向から立ち向かい、妥協しない、福音館書店の姿勢が伝わってくる。

子どもは、見てはいけないような、でも知らずにはいられない世界が

淡々と伝えられている。

 

 

谷川俊太郎さんの文章が、いい。

 

お母さんの心情がよく表れている。

あっというまにびょういんについた。でもとてもながくおもえた。

 

後から来たお父さんに

「しんぱいないって。でもしんぱいだわ。」

 

反対の表現を並べることで、心の揺れがよく伝わってくる。

 

次男の入院時に、いったいどれほど、夜の病院にかけつけたことだろう。

この白と黒との世界の中に、どれほどのアラーム音が潜んでいることか

今でも脳裏に人工呼吸器のアラーム音が焼き付いている。

 

世界で多くの方が、ご自身が、またご家族が

夜の病院で過ごさなければいけない、今の時。

あの時の私と同じような不安でつぶれそうになりながら。

願わくば、この最後のページのように、

晴れやかな青空が(モノクロでも、青く見えてしまう不思議さよ)

広がっていることを、心より祈っています。

 

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