配信 読売新聞
日本郵政グループは28日、傘下のかんぽ生命保険の不適切契約問題を巡り、不正に関与した社員や当時の上司計490人に懲戒処分を行ったと発表した。人事上の処分を受けた社員らは計1707人となった。社員の人事処分は、大半が11月末をめどに完了するという。 内訳は、実際に不適切販売を行った社員が405人に上った。中でも悪質性の高い10人は懲戒解雇とした。顧客1人に4年間で約90件の契約と解約を繰り返させ、損害額が約1300万円に上ったケースもあったという。 当時の上司85人も処分を受けた。部下の監督が不十分だったとして大半が訓戒・注意処分となった。指導する社員に暴言を吐くなど精神的苦痛を与えた3人は、パワーハラスメントに認定され、減給処分などを受けた。 かんぽ生命の保険商品は日本郵便の社員が中心となって販売している。今回の490人はすべて当時日本郵便の社員だった。 一連の問題を巡っては、保険業法上の法令違反や社内ルール違反が認定された社員は約2600人に上る。調査は現在も続いており、処分者はさらに増える見通しだ。
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|経営コラムニスト
誠実に仕事をしているすべての保険営業に謝罪してもらいたい。『不適切契約』という表現からは程遠い。「顧客1人に4年間で約90件の契約と解約を繰り返させ、損害額が約1300万円に上ったケースもあった」なんて、これはもう犯罪の域である。
それに5000人ほどの社員のうち1707人も処分を受けるのである。「組織ぐるみ」と疑われても仕方がない。当然、会社としての責任も問われるだろう。新規契約につきインセンティブが入る評価システムにも問題があったのではないか。
お年寄りにとって身近で、クリーンなイメージのある企業グループであるがゆえ、よけいに罪深い。JALのように、外部から名経営者を招聘して再生したほうがよいのではないか。
2020年度一般職登用による一次審査合格者数
●ゆうちょ銀行(応募者数205人)
適性試験合格者数77人 適性試験免除者数46人 合計123人
採用予定者100人程度 倍率1.23
ほとんど合格
●かんぽ生命保険(応募者数104人)
適性試験合格者数33人 適性試験免除者数37人 合計70人
採用予定者50人程度 倍率1.4
ほぼほぼ合格
不適切営業を撲滅し年賀営業も廃止させ
郵政の信用を取り戻し
誰でも正社員化をぶっ壊す~!