【本】航空ファン 1993年2月号 文林堂 | 第1次世界大戦のつばさ

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航空ファン 1993年2月号 文林堂
1993年2月1日 発行
KOKU-FAN Feb 1993

航空ファン1992年10月号から僅かに数か月後の2月。
航空ファン1993年2月号では、再び第1次大戦の特集が組まれています。

それが『第一次大戦フランスの英雄「ギンヌメール」』です。

ギンヌメールとは、第1次大戦時のフランス軍エースパイロットです。
本名は「ジョルジュ・マリ・リュドヴィク・ジュール・ ギンヌメール」と言います。
53機の公式撃墜記録を持っており、これは第1次大戦のフランス軍で第2位です。
※なお撃墜数第1位はルネ・フォンクの75機

この航空ファン1993年2月号の特集では、
当時に撮影された34枚にも及ぶ黒白写真と共に、
1917年にベルギー戦線にて戦死するまでのギンヌメールの半生を追っていくことができます。
また、ギンヌメールが何年何日に何機目を撃墜したのかというデータも掲載されています。

写真に登場する航空機は、分かる範囲で書きますと以下の通りです。
「モラーヌ・ソルニエ P」
「モラーヌ・ソルニエ L」
「ニューポール10」
「ニューポール11」
「ニューポール17」
「スパッド VII」
「スパッド XIII」

どれもこれも当時のフランス軍を象徴する機体ばかりです。

ギンヌメールは第1次世界大戦でも1位2位を争う有名なエースパイロットですが、
ここまで充実した特集が組まれているのは日本では珍しいのではないかと思います。