突然食べたくなって、久しぶりに「烙饼(lào bǐng)」を作りました。

中国の主に北方でよく食べる料理で、練った小麦粉を薄く延ばし、フライパンで焼きます。

その焼いた生地に色々なおかずを乗せ、巻いて食べます。

 

 

(画像はお借りしました)

 

「春饼」「卷饼」「卷菜饼」など、地方によって呼び方は様々ですが、おかずを巻いて食べるというのは同じです。

 

作り方は至ってシンプルニコ

① 小麦粉と塩、水を混ぜて練った生地を小さな塊に分けます。

② 塊を薄く延ばし、表面に油を塗って、2枚を重ねて再度丸く延ばします。

③ フライパンを熱して両面を焼きます。(フライパンに油は敷かなくてOK)

④ 両面とも薄く焼き目が付いたら、2枚に重なっていた生地を剥がし1枚ずつに分けて完成。

(熱いので、火傷に注意ビックリマーク)

 

あとは巻くおかずを数品作ります。

生地にはほぼ味がないので、味の濃いおかずの方が美味しいかなと思います。

中国人のおススメは「土豆丝(ジャガイモの千切り炒め)」や「青椒肉丝」、ニラ玉。

モヤシ炒めも合うそうです。

 

今回は軽めにしようと思い、土豆丝と炒り卵、茹でたササミにしました。

 

 

 

ササミに味噌だれ(私はナカモさんの「つけてみそかけてみそ」を使いました。)を和えて、細葱と一緒に巻きました。細切りにしたキュウリも入れると更に美味しいです!

 

生地は薄いですが、3枚ほど食べるとかなりお腹いっぱいになります。

食べきれなかった生地は一枚ずつラップして冷凍しました。

 

烙饼を調べてみると、インドや東南アジア、中東でも作り方は多少違いますがよく似た料理があります。

インドやパキスタンなど東アジアでは「チャパティ」、マレーシアでは「ロティ・チャナイ」が近いようです。

ただしおかずを巻くのではなく、カレーなどに付けて食べるので、食べ方は少し違いますね。

 

最近はスーパーでも小麦粉が手に入るようになってきました。

時には無心で小麦粉を捏ねるのも気分転換になりますので、おすすめですよにやり

 

もしご興味があれば、烙饼作りにチャレンジしてみて下さい。

 

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。