昨日子供がポロっと教えてくれた悩みに対してモヤモヤを抱えていた私。
なんとなく読んだ本に心が洗われた~。
伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」
これ、短編小説で、まだ1話目の「逆ソクラテス」しか読んでないんですが、
小学校6年生の男の子2人と女の子1人が
「先入観」に立ち向かっていく話で。
子供の悩みに直接は関係ないのかもだけど、
子供の純粋な気持ちと強さ
自分の目で見て頭で考えることの大切さ
そんなものがギューッと短い物語に詰まっていて
読んだ後思わず涙が出ちゃいました。
伊坂幸太郎さんの本は初めて読んだんだけど、
続きを読むのが楽しみです。
男の子を産んで、その子がだんだん大きくなって
「男子の気持ち、わからねぇ・・・・・」
と思う事もちょいちょいあるんですよね。
だから、子供の気持ちを感じられるような作者に出会うと最近嬉しい。
ちょっと前に読んだのは
「琥珀の夏」辻村深月さん。
この方は女子の気持ちを表現するのが上手で
エッセイを読んだ時に
「どうして辻村さんは子供の気持ちがそんなに分かるんですか?」という質問に
「私も子供だったからだよ」
と答えていて、そーだよなぁ。と当たり前ながらに納得。
子供に対して大人の意見も大事だけど
子供の気持ちになって答えてあげること
正論だけどできないことだってあるんだよね、と思って。
強い気持ちや自分の意見を持って、流されないでほしいと願うけど、
それは今の自分だから思う事。
いろいろ経験する中で一緒に悩んだり、
こうしてみよう、と自分で思えるような言葉がけができるといいな、と洗われた心で思いました。
おすすめ本あったら教えてください!