今、あたしが

深い深い底なし沼みたいな

孤独の中にいるのは

きっと意味があって。




それは、

あたしがこれから先も

ずっとこのまま独りで生きる運命で、

誰にも頼れないと約束されてるような

予感さえ感じる。




いつまでも

ないものねだりをして

どこかのだれかを探し求めてる。




探しても探しても、

求めても求めても、

それを、何か

冷たくて硬い鉄の塊に

遮られる。




あたしはもう

このまま孤独の底なし沼で

溺れていくか、

その中で息ができるようになる

魔法を覚えるか、

そのどちらかだと思う。