作品について https://www.allcinema.net/cinema/393484

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

 

・信行(ノブ): 杉田雷麟    養鶏 マタギ

・礼二郎: 寛一郎        庭師 マタギ

 

 

今年の“熊撃ち“は当局から禁止された。
熊が減っているから?

減ったのはマタギのせいじゃない……

礼二郎は、罪を覚悟で今年も山に向かった。

“貸し”のあるノブを誘って……

 

 

▼~▼内容より雑談です。   違うときスミマセン

▼▼▼

 

(作品のロケ地は、私の住む“あたり”です)

 

それまで、関東平野に住んでいた頃には

山は遥か遠くにあるもので

熊とか猿とかハクビシンとかカモシカには

ピンと来ていませんでした。

 

それが、生活圏に熊が出たり

姑の畑の作物を食べたり(熊も猿も)

ハクビシンもカモシカも………orz

 

鳥獣保護管理法のため、個人で“駆除“できないので

ハクビシンを業者に依頼しても

山に移動させるだけなのでまた来るーと

言っていた人がいました。

(ハリー・ポッターの庭小人みたいな……(~_~メ))

 

「山のことナンも知らねえバカどもの言う事」を

聞く気のない礼二郎は

過保護政策で、カモシカが増えすぎたことを憂慮していた。

それに

熊が減ったのは

マタギのせいでなく、趣味ハンターや密猟もいるのと

ブナ林を杉林に変えた、国の誤った植林のせいだとも言った。

 

それとは別に

熊を撃つかどうかは

畑や人への害獣だからとか

増えたから、ということ以前に

山の神様からの贈り物という考え方があった。

 

今年の中止が、この先の中止の始まりを懸念する礼二郎は

長老の反対を無視して、熊撃ちに向かった。

 

“バカどもの通達”を誤ったものとして

(本当は中止する必要がないのに)

例年通りの熊撃ちを実行するー

それが熊撃ちとしての矜持なのか……?

 

礼二郎は、自分の血で助けたことのあるノブを

なかば無理やり、熊撃ちに誘った。

ノブは、ここの暮らし(実家の養鶏も)に嫌気を感じながら

惰性?で暮らしている。

礼二郎にも、「庭師なら庭のことだけ考えたら?(マタギでなく)」

などと言っていた。

 

そんなこんなで、雪山に足を踏み入れた二人。

 

熊を見つけるまで、ひたすら雪道・雪山を歩く……

上り坂はキツイなあ……

ハァハァ、ハァハァ…私まで、しんどい……(>_<)

冷気が顔に冷たいけれど

歩いた熱気で上気もしてくる。

 

黙々と歩く…………

一緒に歩きながら、それぞれ思うこと湧き上がって!(^^)/

 

どんどん歩き進めるうちに感じるのは

熊のいるところに行くというよりも

“命のやりとり“をする聖域に踏み込んでいくという感…
(命を奪うーというのとは異なるのは後述)

 

熊を見つけた!

 

待ち構える礼二郎のところに

声を出して、熊を追い込むノブ。

礼二郎の銃声が、響いた。

(村人にも聞こえた?)

 

倒れた熊を前に、頭を下げた二人は

熊の血を飲むなど

今までしてきたように、取り仕切った。

(それは命を奪う、というよりも

山の神様の前で、命が熊からマタギの手に移された

という印象だった)

 

通達を無視した礼二郎は、警察に自首すると言った。

(隠したのでは密猟者と同じだから)

 

養鶏もマタギも、ヤル気が出なかったノブだが

雪山に入り、礼二郎とともに熊狩りをしたあと

思うところがあったよう……………

 

ここで、この山にあるもの“すべて”を受け入れて

生きていく決心をしたのか………

“すべて”の中には

そこでのしきたりや価値観もある。

 

価値観は、人それぞれ、地域それぞれ。

しきたりは、理屈でいいとか悪いとかでない。

熊撃ちは

ほかの世界に生きる他人から見たら

しなくていいことかもしれない。

しかし、そこの昔からの暮らし方では

その季節がきたら、そうするもの。

 

グローバル化?近代化?で

古い考え方では、今は、なにかとダメみたいです。

石器時代とか化石とか言われます……(>_<)

 

でも、その地にはその地の理屈もありますよね……

 

 

▼▼▼

 

 

熊には、人それぞれ思うことあると思います。

(テディ・ベアはカワイイとか

襲ってくる熊はプーさんとは違うとか…)

話も長くなるので、各自で感じてください。(^^)/

 

本作の筧さん♪

寡黙ながら、とても存在感を感じました!(^^)/

そもそも、宣伝写真から迫力を感じ

ぜひ観たい!と思っていました!

良き☆

(動物は傷つけてないと(^^)/)

 

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