作品について https://www.allcinema.net/cinema/392453
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・坪井: 大泉洋☆ 町工場の社長
心臓病の次女の余命が、あと10年と知った坪井は
娘のために人工心臓を作ろうとするー
実話に基づいているということと
予告編での「お父さんが絶対治してやる!」で
観る前から胸がいっぱい………
▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼
1.「お父さんが絶対治してやる!」
日本・アメリカ、あちこち駆けずり回っても
既存の病院・医療では、娘を治療できないなんて……orz
坪井=大泉さんの落胆、もどかしさが
画面からダイレクトに伝わってくる。
それなら、自分の工場で“人工心臓”を作ればと
医療機関と“共同開発”に取り組むことに。
技術の進歩・開発には、お金も時間もかかる。
のみならず、坪井さんは社長としての経営もある。
それでも
大切な娘の、かけがえのない命には代えられない!
とにかく
あれもこれも、何もかも、できることは、し尽そうと奔走する坪井さんには
応援する気持ちしかない。
「お父さんが絶対治してやる!」
この言葉の力強さ、尊さは、なんとも言えない。
私の目にこみあげてきたものは、きっと、坪井さんの
親の愛そのものだったかと。
2.現実はキビシイ……orz
ものすご~くお金をかけても、“人工心臓“は完成しなかった……
前例はあったが、実用性が乏しい…
仮に
人工心臓ができても
ほかの臓器に負担が来ていて
完治はできないとも………
人工心臓を開発して、娘は完治しましたー
というハッピーエンドではなかった……orz
残念で辛いですが
ここまで私財をなげうって、取り組んだことには頭が下がる。
3.「私の命はもう大丈夫だから」
父の奮闘むなしい結果になってしまったとき
当の娘が父に言った
「私の命はもう大丈夫だから」
には、泣けてしまった…………………
(命、大丈夫じゃないんですよ……)
でも
もう完治の可能性がない自分のことより
完治の見込みのある人に応用してほしいと……
自分(娘)のためにがんばってくれた父の“業績“が
ほかの人に生かされるなら
娘の“希望の命”もつながっていけそうですね……
そうやって、人工心臓の開発を応用して
国産のIABPバルーンカテーテルが開発された。
「開発された」と一口で言っても、それはそれで大変……(>_<)
坪井さんは、損得で作っているわけではない。
けれど、実用化には、必要なこととはいえ
いろいろ制約があって、使ってもらえない……orz
(ぐずぐずしている間に、運の悪い患者さんもいたのでは……)
けれど、コソッと使ってくれた積み上げで(ホントはダメ?汗)
実績が認められたカテーテル♪
娘の治療から始まったチャレンジが
多くの人の命を救うことになるなんて………
親子の愛にとどまらず、他者への愛に拡がっていったのは
予想していなかった。
なんて尊いの……………☆☆☆☆☆
坪井さんへインタビューした女性が
実は、このカテーテルの恩恵を受けていたとわかった。
あああ………………
娘さんが完治できなかったことは、本当に悲しいことですが
娘さんの願いは、目の前の人の命になって生きている……
胸がいっぱいで、言葉が見つからない……
涙しか出てこない……………
▼▼▼
私こと、昨年は2回入院・手術など受けました。
そこにも、私を治すべく、ありがたい“モロモロ”があったのですよね……
誰かのおかげで、今日も生きていられること。
感謝を忘れてはいけませんね。(^^)/
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