作品について https://www.allcinema.net/cinema/394900
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・父: ユアン・マクレガー☆
・娘(ターボ 20歳): クララ・マクレガー 実の娘☆
(疎遠だったらしい)父と娘が、冒頭から
車で旅をしている。
娘は、連れて来られた感あり
ぎこちない二人の空気は
流れる窓の風景が、紛らわせてくれる……
移動中の出来事が
二人の思い出になりそうなだけでなく
次のコトの引きがねにもなっていくのが、面白い。
そうやって、二人がたどりついたのは…………
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼
1.依存症の娘(>_<)
挙動不審な娘は、依存症だった!(薬とアルコール)
借りたよそのトイレでは、薬(錠剤)をあさり
手当たり次第に口に放り込み
ダイナーでは、客の飲み残しのワインまで……(>_<)
ハイになれるところを求めてさまよう彼女。
このままでは、人生どこに行きつけるのか……
自助努力ではムリそう……
このままではダメだ!
父親が、“旅“に連れ出したのがわかる。
その父親は、実は同居していない。
新しい家族の元から、飛んできたのは
娘の“オーバードーズ”が、相当、ヒドかったから!
2.父の過去
娘を“治療”したいが、お仕着せの説教では
子供は、言うことをきかないもんです……
というか
父には後ろめたさが……
父も、かつてアルコール依存があり
それで、家庭崩壊していた!(>_<)
なのに
新しい家族とは、何事もなかったふうに平穏に暮らし
この娘とは何年も音信不通で、いまさら
心配だからと会いに来て、“ドライブ“している…
娘の依存症のきっかけは、父親にあった??
3.小用~クモ~氷 からの……
車外の“そのへん“で小用するもので(汗)
クモ?に噛まれたらしい娘……(>_<)
モーテルで、冷やすための氷を取りに出た父――
↑この一連のなりゆきに、意味があった!(^^)/
父の留守中、娘は、父の妻からの電話に出てしまい
自分が、リハビリ施設に行くと知ってしまった!
(父は友人の画家の家に行くと嘘をついていた)
アルコール依存で、母と自分を捨て、知らん顔だった父が
何を今さら!
抑えていた怒りが爆発した娘!!!
でも
その怒りは
父を慕っていればこそなんですよね………………
愛の裏返し。
父も、決して、忘れていたわけではない……
会うためのハードルを下げたのは
娘がオーバードーズで、死にかけたから!!!(>_<)
遠くから見守る?(傍観?)だけでは間に合わない!
依存症から救わないと!治療しないと!!!
4.運転席
そんなこんなで、父は、運転席を娘に譲ったのが良き☆
リハビリ施設も含め
行先を、娘に決めさせた。(コレはナイス!(*^^)v)
娘は、自分で、施設に行くことを決めた☆
娘は、
一度、施設から出て引き返すが
父がまだそこに居てくれたことを確認すると
再び、戻っていった。
子供の頃、不安に思ってか、同じように引き返したことがあった。
そのときは、父の姿がなかった。
まもなく、帰ってしまうとしても
まだ居てくれたことに、愛情を感じる……
娘も、依存症の治療をがんばる決心がついたかと!(^^)/
5.Bleeding love ♪ by レオナ・ルイス
劇中、何度も、子供の頃の思い出が映るが
そのたびに、親子の愛が再確認されながら
積み重なっていくよう……
この歌は、子供の頃の送迎の車の中で、歌ったらしい。
今回、わりと序盤にカーラジオで流れ
一緒に歌った二人♪
この歌の力もあって、すでに、心に響くのだが
ここで感動するのは、早すぎた……(^^♪
終盤になって
父娘、それぞれの本当の痛み、苦しみがわかってくる…
そんな中で感じた、特に、娘が父に向けた想い。
それはそれこそ、血のにじむ?痛みを通過したかもしれない…
けれど、それ以上に
親子ゆえの血の通う愛が
強く、深く、伝わってきた……………………
▼▼▼
最初は、ガンガンの音楽に
かき消されていた(汗)、親子の間柄…
旅の途中、色々な人と、そで振り合いながら
年の差カップルにも見間違えられつつ(^^♪
この父と娘の親子関係の輪郭が
濃くなっていったように思えます。
Bleeding love♪の歌も、絶妙に良き☆(*^^)v
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