作品について https://www.allcinema.net/cinema/392621#google_vignette

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

 

・母親(沙織里): 石原さとみ

・父親(豊): 青木崇高

・TV局の記者(砂田): 中村倫也

 

6歳の娘:美羽(ミウ)が失踪し、ビラ配りをする両親を

地元TV局の砂田が、後押ししていたー

母:石原さんが子供を案じ、焦り、怒りながらも

必死に捜そうとする姿が、胸を打つ。

そこには、絶対の愛がある。

 

けれど

SNSある昨今、子供の情報が欲しいだけなのに

要らんことを悪意に満ちて、根も葉もないコトを

垂れ流すのがいて……

腹立つし、悲しくなるヮ……orz

 

私こと、終始、沙織里=母親目線で見ていました。

どうかどうか、見つかってほしい!

 

 

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)

▼▼▼

 

1.母親の息抜きは罪?

 

娘がいなくなったとき、沙織里は久しぶりのライブに行っていて

弟に(公園で)見てもらっていたが、弟は“都合“で娘を自宅まで送らず

途中で別れたまま、娘はいなくなってしまった。
母のライブ参加を、SNSは、格好のアラを見つけたとばかりに

誹謗したのだが・・・・・・

 

~~子供から目を離してはいけない~~

 

確かにそうなのだが、言わせてもらえば、ダメなのは

息抜きした母親でなく、送り届けなかった弟や

さらった人でしょ?

一番、良心に響きそうなところを叩くんですよね、テキは…

ライブに行くんじゃなかった、人に預けるんじゃなかったー

1番そう思っているのは母親だと、わかっているのに……

 

2.娘を預かった、母の弟

 

なぜ娘(姪)を自宅まで送らず、途中で別れたのか……

マスコミ:砂田は、そこをしつこく取材したが

弟には“言えない理由“があって、しどろもどろ。

世間的に犯人され、ボロボロにされてしまう……orz

昔いじめにあったという彼は、ひっそり暮らしていたが

はっきりしない感じは、誤解を生みやすい。

いいように人に流されて、“言えない理由”に巻き込まれた感じ。

運がないというか……orz

 

でもココゾというときには、シャキッとしてほしい!

姉:沙織里はイライラして、彼に強く当たるが

私もそうしたくなる……( 一一)

そんな弟も、美羽捜しに、勇気を出したときがきた!(^^)/

 

 

3.マスコミ(砂田さん)

 

情報提供のため、地元TVに協力してもらっている。…

撮影されるビラ配りにも、胸が痛む……

けれど、砂田の言葉にビックリ!

“真実の報道”を目指すという彼からは

目指すものに“ミウちゃんの発見”という語がなかった……orz

 

ああ、彼は“仕事”をしているプロなんだ………

中立な報道を心掛ける姿勢が、そうさせるのか……

人として(感情移入して)寄り添ってほしいと思うのは

甘えなのか?………………

砂田の上の人は更に“プロ“目線で

“人助け”あるいは“犯人捜し”を“ショー“にしているので

(やむを得ないけれど)

沙織里には、ムゴイことにもなってくる………orz

 

結局、他人は冷たい存在なのかな………………………

 

 

4.嫌がらせ、イタズラ、クズ行為(>_<)

 

弟を犯人ときめつけて、迷惑行為をした奴は

偽善のつもりか?はァ?そっちのほうが犯罪でしょ。

(コロナ禍でも、感染者の家や他県ナンバーの車への

迷惑行為が横行したが、ソッチのほうが犯罪ョ!怒!)

 

娘が見つかったとの電話があったとき

沙織里も私も、ああよかったと安堵した。

それもつかの間、イタ電だとわかったときの失望ョ…………

慟哭し、絶叫する沙織里の痛みが、胸にズバズバ刺さった。

(応援上映なら、私も一緒に叫びたかった!(>_<))

困ってる人に、よくそんなことできるヮ……ク〇が……

 

沙織里が、いつから世の中がおかしくなったのかと

つぶやくシーンがあったが

フツーじゃない感覚の人、普通にいますよね…汗。

こーゆー人は、マトモな感覚で誹謗?してるわけじゃないんだと

冷静になれば、ごまめの歯ぎしりだと思えるけれど

言いふらす(拡散)と、始末が悪いの……(~_~メ)

 

 

5.いなくなった、よその子

 

ミウと同じような事件が起こり、沙織里は

ミウへの希望も託しつつ、その子の捜索も

積極的に行った。

その甲斐もあってか、その子は無事見つかった。

(ミウちゃんとの関連性はなかった……)

 

「良かった」

わがことのように、喜びの涙を見せた沙織里。

わが子が不明のままでは、他人の幸運を喜べないことも

あると思うが

安堵した沙織里の姿には、頭の下がる思いがした。

沙織里は、わが子の母であることはもちろんだが

もはや、“母親”という存在そのものになっているんだな……

 

印象的だったのは

その子の母親が、依然、ビラ配り中の沙織里のもとに

捜索の“尽力“に、礼を言いに来て

ミウの捜索のための援助を申し出たとき

ミウの父親が、泣き出したこと。

 

彼もずっと、沙織里と一緒に、娘を捜し続けてきたが

沙織里が取り乱すことがあっても、いつも冷静に見せていた。

しかし、もう娘の失踪から2年も過ぎ

ずっと抑えてきた彼は、沙織里以上に苦しかったかもしれない…

 

人々の関心も、優しさも、寄り添いも風化していく中で

娘を気にかけてくれる人がいるー

それだけで、涙出ますよね……………

(私も涙出てきた…………)

 

 

▼▼▼

 

娘を失った母親の哀しみ、怒り、焦り、嘆き…

なんとしてでも、何をしても、娘を見つけたい執念は

すべてが、強い強い愛のなせるわざ。

 

ずっと必死の母:石原さんを

私は冷静に見られないほど、感情移入した!

それは、とても素晴らしかったから!!!!!!

見てよかった心からの逸品☆(*^^)v

 

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