作品について https://www.allcinema.net/cinema/392686
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。 (全編:フランス語)
・監督・ジャンヌ(公妾): マイウェン
・ルイ15世: ジョニー・デップ ☆ ←目当て
低い身分から国王の公妾になったデュ・バリー夫人の
美しくも骨太な人生譚☆
ヴェルサイユ宮殿で、美しく着飾った“お姫様“の
めくるめく世界観は、現実を忘れての良き気分転換♪
マイウェン&ジョニーの画力強し!!!(^^)/
筋書きを追うよりも、二人のインパクトをビシバシ感じる
心強さが、作品の魅力かも☆(*^-^*)
▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼
1.(ほぼ)娼婦のジャンヌ……
子供の頃、修道院に入ったジャンヌ。
修道院は、貧しい女子が“堕落”した生活になるのを防ぐための
教育的な砦だったのは、興味深いです。
(教育なく貧困だと、稼ぐ手段が、“堕落“系になりがちですもんね…汗)
読書熱心なジャンヌは、修道院らしからぬ本を読んで
追い出されてしまうのですが……orz
知識は得て、損はないとも思いますけどねェ……(^^♪
それからは
生きるために色々やりながらも
“堕落”もせざる得ない現実ョ……orz
デュ・バリー伯爵の目にとまり(囲われ生活)
安定の生活と教養などを身につけていったジャンヌ。
しかし
入浴中読書していたジャンヌを罵り蔑んだ伯爵。
本心は所詮、そんなもんか……orz
↑コレ、今でもありますよね……汗。
普段はそれとなく接しているのに、ひょんなことで
本心を出してくる人……orz
自分は努力を認められたかなと思っていたのに
心の底では、小バ〇にしてたんだなって……orz
でも、傷ついてばかりはいられない。
前進あるのみ!努力続けるのみ!(^^)/
ジャンヌには腐らず、上を目指してほしい!と
応援全開モードのスイッチが入る!(^^)/
2.国王に見染められる(^^)/
某公爵の勧めで、伯爵は、ジャンヌが
国王の愛人になれるように画策する。
↑自分の息のかかった女を、権力者に送り込んで
関係者が、地位の安定を図るためですか??
帝の外戚になった藤原氏も、そんなだし
大奥の側室争いも、そんなんですよね……汗
ポンパドゥール夫人を亡くした国王の心のすき間に
光を灯したようなジャンヌ……いやいや
ジャンヌの美しく、迫りくる妖しさの圧の強さは
いきなり炎が着火!というほどのインパクトでしょ。
(きれいとか可愛いとかのレベルでない)
王に愛されるのが“仕事“かもしれないけれど
権力者への損得でなく
王を愛する雰囲気が、漂っているのが良き☆
ジョニー・国王だと、愛するという情が沸いてくるのにも
違和感なく共感できる♪(^^♪
3. ジョニー・デップ国王(ルイ15世)☆
ジョニー国王は、きちんと支度した“使用後“より
(白塗り&頬紅はちょっと……( 一一)
“使用前”のラフな姿(カーリーな長髪に白ブラウス)が、良き☆(^^)/
そのお姿は、『リバティーン』を思い出す。
アレはよかったナ~~~~。
堕ちていく男だったが、滅びの美学があったし
美しかった……
(美といえば、ルイ15世も美男枠の方なので
ソレで、ジョニーにオファーあったのかしらと (^^♪)
演出なのか、お人柄なのか
ジョニー国王の“様子“(挨拶や仕草etc.)が
腰の低さを感じる優しさなの。(*^-^*)
権威を、不遜や尊大と勘違いしてない感じで、良き☆
けれど、史実には逆らえず…
死の直前の懴悔のために、愛を注いだはずのジャンヌを
追い出してしまう……orz
最期に捨てるのは、酷いヮ……orz
4.ナレ死
追い出されたあとのジャンヌは、落ち着いた時期もあったようだが
その後、勃発したフランス革命のとばっちりで
可愛がった従者に裏切られ (←諸事情はあったのかも)
断頭台の露と消えたらしい……
(描写はなく、ナレーションのみ)
ルイ16世の妃として嫁いできた当初、ジャンヌを無視し続けた
マリー・アントワネットとの立場(身分)の違いにも
キビシイものを感じたが
同じ死に方をするとは……人の世の切なき綾よ……orz
▼▼▼
振り返ってみると、一体何のために、人は生まれてくるのか…
と、嘆きを感じてしまう人生もあるかもしれない。
その人を思いやる気持ちで……
けれど、その時々、出来ることをして
皆、どうにか、今日を生き抜いてますよね……(^^)/
ジャンヌ・デュ・バリーという女性の生き様は
結果はどうあれ、強くたくましく生きてやったゾ!
という心強さが、印象的だった☆
ジャンヌと同化した?マイウェンがとても魅力的☆
存在感のパンチが効いてる!(^_-)-☆
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