作品について https://www.allcinema.net/cinema/353514

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

(原題: FATHERS AND DAUGHTERS 『父と娘』はジェイクの遺作)

 

・ジェイク(父): ラッセル・クロウ  作家

・ケイティ(娘): アマンダ・セイフライド

 

出演者に惹かれて鑑賞☆

 

幼い頃、事故で母を亡くしたケイティは

同じ事故の後遺症の残る父と、暮らしていたが

その父も、ほどなくして急死――

成人したケイティは、心理学を専攻。

両親を亡くした少女のケアを指示された。

一方、彼女は学内でも、その場かぎりの

異性との不適切な関係を、繰り返していた。

 

あるとき

父の小説のファンだという男性(キャメロン)に

出逢った――

 

ケイティの子供の頃と現在を

織り交ぜながら、進む。

 

 

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン

▼▼▼

 

運転中の夫婦喧嘩で、母は事故死。

父は後遺症が残るも、作家の仕事にも

ケイティの世話にも、満身創痍で奮闘。

ケイティとの日々を綴った『父と娘』を

書き終えてまもなく、急死してしまうーー

 

時間がとび、成人したケイティ(アマンダ)を見る。

元気な姿に安堵するのもつかの間。

彼女は、“尻軽“な醜態をさらした………( 一一)

端的に言うと、“尻軽”は、心のすき間を埋めたいがため

繰り返していたそうなんですが……

 

父母を相次いで亡くした幼いケイティのその後は

スキマだらけだったんでしょうね………

一時は養女にしたいとまで、言ってくれたおばさんは

イイ人だったと思うけれど

自分の望む愛があるとは限らず……orz

 

スキマを埋めたくて、異性と“尻軽”まくるとは…

でも、愛のない関係に、スキマは埋まるはずもなく

それでまた、繰り返してしまう……orz

 

↑この、空しい尻軽ちゃんが

実は、アマンダにピッタリ☆(汗)

彼女の涼やかな透明感が

愛のぬくもりを求める風情があり

美しさが、悲しみに映えるんです。(*^^)v

 

そんなケイティが、両親を亡くし

無言になった少女のケアをする。

状況は、幼いケイティと同じ。

しかし、なかなか会話できない日が続いたとき

ケイティは、少女を自転車乗りに誘い出した。

その光景は、ケイティが父と一緒に

ワクワクを経験したのと同じ。

今度は、少女と楽しさを分かち合い

心が通じていった二人♪

 

そうやって、少女は、“無言”という心のスキマを

ケイティへの愛で埋められたと思った。

笑顔のケイティも、心が安らいだと思ったー

けれど

大人になると、愛の意味は、異性にも向かうから……?

スキマはまだある……

 

ある日、父の作品のファンだという男:キャメロンと出逢った。

(ナンパの口実?でもなさそう……(^^♪)

 

親しく付き合うようになったケイティなのだが……

 

私は、本当に彼と付き合ってるの?

彼は、私のこと、本当はどう思ってるの?

どうだったら、恋人・彼氏って言えるの?

これって、愛なの?

私は、愛されてるの?

愛するって、これでいいの?
愛って、何?

愛し方がわからない…………………………

(多分、こんな感じ、たぶん……汗)

 

ケイティは、キャメロンの留守中

ほかの男と、“尻軽“に……orz

(迷ってもいいが、なぜそうなる……

スキマは、埋まりっこないし

確実に、愛はないのに……(>_<))

 

ソレを知ったキャメロンは、愛想をつかして

出ていってしまった………………

 

あああ、わがまま承知で想うのは

そんなときも、ドンと構えて

迷える子羊を受け止めてほしいーなどと…(汗)

ケイティは、決して、ほかの男がいいわけじゃないので。

そこに、愛なんてかけらもないし……

 

愛がよくわからなくても

愛の足りない心のスキマは、知っていたケイティ。

キャメロンが去り、感じた寒さはあっただろう……..

けれど

彼が、戻ってきてくれたとき

ケイティは、確実にわかったと思う。

迷ったり悩んだりしなくてもいい

本当の愛の存在を!

ふと思ったのは、

タイトル(『父と娘』)になった本のこと。

死の直前に書き上げ、ベストセラーになった。

そのおかけで、キャメロンはケイティに導かれ

ケイティは愛に出逢えた!

とすると、コレは

父の愛娘への愛の執念勝ちですよね!(^^)/

 

▼▼▼

 

大人のケイティの“所業“に、共感できず

ビックリした衝撃が強く、尾を引いて

心打たれた感動は、なかったのですが(汗)

ラッセル・クロウの重石のような父の存在が

ラストにも効いていたのは、意外だった☆

 

ハッピーエンドは良き☆(*^^)v

 

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