作品について https://www.allcinema.net/cinema/326294

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

 

・監督:ギレルモ・デル・トロ

 

感動と絶賛の作品ですが

だいぶ前に観たままにしていたので、再見☆

 

内戦下のスペイン。

少女:オフェリアは、身重の母に連れられ

再婚相手の大尉のもとへ。

大尉は、山中のゲリラ掃討の指揮をしていたー

 

山中で、オフェリアは“迷宮”を見つけた。

牧神パンは、彼女は地底の国の王女だと言う。

(そこは苦しみのない世界)

オフェリアは、王女に戻るため、パンが与えた

3つの試練(課題)を果たそうとするーー

 

義父;大尉が戦時下とはいえ、サイアクで

終始、容赦なく恐怖に支配された重暗いムード…orz

そんな中で、課題をやりとげようとするオフェリアを

応援しないわけないです!(^^)/

 

 

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)

▼▼▼

 

とにかく、大尉ですョ!!!(>_<)

サイアク具合が、半端ない!!!

あのサイアクさは、どこから来るのかと…

残虐性だけでなく…( 一一)

 

本人も自覚している自尊心。(というか天狗?)

現場の指揮官で、一番エライ。

何もかもが、自分の胸三寸♪

 

ゲリラでない村人を

よく調べもせずに連行した部下も部下だが

大尉も浅慮で、すぐ殺した……(>_<)

(残酷さというのは、バ〇なのかと…)

 

それと、(男としての自尊心か)

妻の腹の子を男子と決めていて

(女の子だったら、とがめソ…)

跡継ぎとして、特別視するあまり

妻とオフェリアのことは、それほど…(T_T)

 

↑この“男尊女卑“の感じは、今も根強くあるもので(汗)

モラハラ(DV)夫として、存在しうる…(>_<)

妻は、愛の対象というより、所有物…

跡継ぎを産む道具のような…orz

だから、身重であっても、いたわらない。

自己都合に合わせる……(>_<)

 

だから、“いつでも切り捨てる“感があるから

冷徹な怖さしかない……( 一一)

そのムードが、作品じゅう覆いかぶさっているのが

敵ながらアッパレと言うか……(*^^)v

 

不安要素は、女中さん:メルセデスとも♪

大尉は、メルセデスを便利によく使い

彼女も、よく従っているのだが……

(彼女の存在も、絶妙にスバラシイ!(^^)/)

 

よく呼びつける割には、心許す感なく

緊張感がピリピリ走るーー

――のは、メルセデスも、忠心ではなかったから?

というのも、彼女の弟はゲリラで

彼女は密かに、彼らを援助していたから。

 

バレてしまう件は、ドキドキしかないけれど

大尉に、気丈にも応戦するのは

ナイス!としか!\(^o^)/

 

~中略~ ←母が出産死 医師が射殺 etc.

 

食べてはいけない食べ物(ぶどう)を

食べてしまい、すったもんだになりつつも(汗)

オフェリアは、課題を遂行し

生まれたばかりの弟とともに、地底の国へーー

というときに…

牧神パンは、赤ちゃんの血を流せと言う。

無垢な血がいると言う……

 

オフェリアは、そんなことはできないと言い

そうこうしているうちに

大尉に見つかって、撃たれてしまった!!!!(>_<)

無垢なのは、彼女の血もか………

 

↑私、ココがとても納得いかなくて…….(T_T)

大尉は、どこまで極悪なんだろと…………….

(ゲリラに見つかった大尉は、射殺)

 

それから、オフェリアは、実父母の待つ王国に行ったー

のですが、それは死後の世界???

(現実は、血を流し横たわるオフェリア…)

 

この世の現実は、苦しみに満ちているだけでなく

逃げ場がないのが、絶望なのか?

この世は仮の世というけれど

あの世で永遠の安楽を得るのが

真の幸福なのか…??????

――そう思わないと、やりきれない虚無感が

やるせないの……orz

 

▼▼▼

 

戦争という大厄もですが

ひとり、最悪なのがいても

人の運命狂わせられて、大迷惑だーと痛感…

 

それでも、“幸せ“を見出すことはできるゾ!(^^)/

と意気込みたいんだけど……

でも、切なさが痛いの……

 

 

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