作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186604/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・父(牧師): ムロツヨシ☆
・娘 高校生 ひかり
妻亡きあと、父娘二人で暮らしてきたが
娘が、白血病になってしまい
娘の実父でない牧師は、骨髄移植のため
実父をさがすーーー
↑実父を捜して、病気回復でしょーと
事務的なナットクを予想しないで!!(>_<)
父が牧師というのも、ミソ☆
神の存在についても、思うコトあり…(^^)/
ムロさんの、コミカルな温かさも、ツボ☆
▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼
神様もあったもんじゃないー (by 父のバイト先上司)
父は、神様は耐えられない試練を与えないーと
病気の娘を励ますが
キリスト像に向かう、父の姿は、不安げ…
今のところ、私、神様に
奇跡のようなお願いは、しないことにしています…
ムリだと思うから…orz
(遠藤周作さん作品でも、神様は“沈黙”されてたし)
多分、神様は、ムリなお願いを聞いてもらう対象でないのかと。
ムリな状況になったときに
少しでも、戸惑わずに済む、心の支え。
そんな存在ではないのかと….
(それでも、父として、ムリなお願いをしたかも…)
白血病のため、骨髄移植を成功させたいーという方向に
なっていきますが、
話のツボは、ソコでなさそうなのが、ニクイ☆
実は、父と娘が親子関係にないことは
入院後、適合検査で、初めてわかった!
動揺する父……
(さらなる試練を与える神様ョ……orz)
それまで、現在の父娘の様子と
父と母が出逢ったいきさつとが
並行して、映されていたのだが
母は、結婚後、浮気したわけでなく
後になって、元彼の子を産んだと気づいた。
真実を夫に告白する前に、事故死してしまったのだ。
真相を知らない夫(父)は、妻に対して疑心暗鬼になるが
骨髄移植してほしい一心で、元彼(実父)を捜す。
血のつながりのないことがわかったからといって
愛情が消えることはない。
ただ、ひたすら、娘が生きる道を捜す“父“。
(神様は、まるで、彼を試したかのような試練……)..
“親”ならば、どんなことをしてでも、子供を守りたいー
この父=ムロさんには、胸が締め付けられる。
悲壮感でなく、子供を愛してやまない
親の温かさが、画面を包み込むーーーーー
実父に、骨髄移植(の検査)を頼み込むだが
実父は、自分の家族ではないとばかり、拒むのが辛い…
遺伝子上の親子であっても、別生活だと、情は希薄だ…orz
しかし、そんなこんなあって
骨髄移植できるまでに至るのだが
ナント!
土壇場で、娘は移植を拒否する! ←この展開、良き☆
父には、娘の命が最優先だから、
妻と“その男”の関係は、どうでもよいこと。
けれど、体内に、“その男“の一部が入る娘には
どうでもいいことではなくて…….
移植させたい父には、新たな困惑に!(>_<)
▽要反転▽
移植の直前、病室近くで見かけた男に
娘は、見おぼえがあった。
子供の頃、母が、“その男”を偶然見つけ
会話していた記憶があった、
(そのとき、母は、男性不妊だと言っていた彼に
子供がいたことを知り、娘が、彼の子に似ていることで
彼の子を産んだと気づいた)
夫を裏切ったわけでなく
夫の子だと信じて産んで、愛情を注いできた。
夫にも娘にも、申し訳なく思う妻(母)が、不憫…orz
娘は、記憶から
母は、“その男”とは、いい関係でないと感じたので
“父”にも、母の愛情を疑ってほしくなかった。
どうでもいいことではないと……
移植を受けるのは、実父からだが
自分の父は、牧師の父であり
家族3人の幸せの日々は、消滅するものでも
否定されるものでもない!!!!!!
それを、父と確かめ合った娘は、移植を受けることにする。
(↑この確信こそが、神様の啓示でないかと!(^^)/)
▽▽▽
▼▼▼
残酷なまでの試練が、いくつもあって
神様なんてあったもんじゃない(汗)-という状況になりますが
ムロさんの、いい雰囲気に導かれるようにして
ラストは、神の恩寵にたどりつけた感じです♪
復活祭(イースター)にちなむように
新たな幸せを確信した、家族の笑顔に、泣けてくる…
どんな絶望があろうとも
幸せは、きっと、必ずココにあるーー
そう信じられる喜びが、嬉しい☆(*^^)v
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