作品について https://cinema.pia.co.jp/title/8643/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・金田一耕助: 石坂浩二☆
・黙太郎: 草刈正雄☆
横溝正史作品は、コワくて映画館では観ていません。
自宅で、夜中チャレンジしたら
生首フーリンで、ダウン……orz
横溝作品は、雰囲気からして、オドロオドロしいから
ナンてことないシーンも、コワくて
真夜中を避けて、再チャレンジ。
冒頭の作家からして、因縁背負ってそうでコワい…
と思ったら、横溝先生本人だったと……滝汗。
▼~▼内容より雑談です。(犯人はナイショ(^^)/)
▼▼▼
パスポート用の写真を撮るのに、冒頭の先生から、
勧められた写真館を訪れた、金田一。
(金田一は、写真館の老主人から、ある調査を依頼される)
同じ日、結婚写真の依頼があり
病院坂の空き家で、若主人は、写真を撮った。
後日、写真を届けに出向くと、そこに
新郎の生首が、風鈴状に
吊り下げられているのを見つけ、事件に!(>_<)
やがて、写真館の老主人を含め
次々、死者が出て、不安が増す……
画面が暗いし、ナニか出そうだし
人物が驚くと、私も、ドキッとしてしまう…(>_<)
そんな中、写真館の助手の黙太郎こと草刈クンが
金田一の手伝いをするの、ナイス☆(^^)/
ビジュアル的に、コワさと暗さを、払拭するのみならず
ひょうひょうと、軽やかムードで、鑑賞の勇気に☆!(^^)/
亡くなった新郎と新婦の関係や
空き家の持ち主(弥生)の、複雑な家族関係を知るのだが
それを黙太郎が、金田一に、説明するシーンが軽妙。
速すぎて、関係がつかめない……orz
私だけでなく、金田一も……滝汗。
(系図で確認する(^^♪)
利潤をもくろんだ、婚姻関係や
おぞましいまでの、フリン関係。(フーリンではない)
そして
血は水より濃い、親子の絆…….
写真館・結婚写真―と
写真が印象付けられていきますが
事件の核心も、写真にあった!!!!
ある卑劣な男が撮らせた写真のせいで
脅迫されていた人がいた!!
(↑この真相を知ると、腹立たしさで
作品の恐怖を忘れる…(>_<))
~中略~ ←いろいろ複雑(^^♪
あまり金田一が出張っていない印象でしたが
彼は、気になるアイテム=“風鈴”の産地で、調査する!
え?そこまで?そこまでするのが、名探偵☆
南部鉄の風鈴の“銘“に
重要なコト(フリンの果て?)を見出す!
今回、暴かれる人間関係は、そこここで
え!?と思ってしまうドキドキが、醍醐味だったりしますが
複雑な人間関係の中で
桜田淳子さんの存在は、良き☆
美形で、意味ありげに悲しげな瞳もいいし
白塗りの顔立ちは、不気味にもなる……
訴えかけるセリフの力強さも
説得力あるし、かなり良かった!
そして、しっとり美しい佐久間良子さん(弥生)♪
やわらかい色気が、ナニカを深く包含している感じで
妖しげで、怪しげ……
女の悲しみの色香が、匂うよう…
▼▼▼
ラストシーンは、(金田一でなく)
黙太郎(草刈クン)が
横溝先生のお宅で、紅茶を頂く。
草刈クンの若さはじけて、爽やかな後味が良い♪
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