作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184396/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・ゴウ: 沢田研二(ジュリー) 菅田将暉 ←今は借金まみれ
・淑子: 宮本信子 永野芽郁 ←ゴウの妻
・テラシン: 小林稔侍 野田洋次郎 ←淑子に片恋
・女優・園子: 北川景子
志村けんさんの味わいを、楽しみにしていましたが
ジュリーが、バトンタッチしてくれて
完成を、楽しみにしていました!(^^)/
若い日、助監督から監督になって間もなく
夢破れた、かつての“キネマ人”が
老年期になって、つかの間の
でも貴重で輝かしい“復活“を果たす。
そして、そのあとにあった
“キネマの神様”からのプレゼントに
胸が熱くなった……………….
一言でいえば、キビシイ現実ではあっても
“幸せな男”の物語かと☆(^^)/
▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼
今は、借金まみれで、家族から逃げるように
テラシンの映画館にやってきた、ゴウが
古い映画を観ていると
主演女優:園子の瞳に、若い日のゴウが映り
そこから、往年の日々が始まるのが、ニクイ☆
ゴウ=志村けんさんの代役を、ジュリーが演っている♪
昔、息の合ったコントで、楽しませてくれた二人は
ラジオ:ジュリけんでも、楽しいお話を聞かせてくれた。
あの、“ウマ”の良さだもの。
二人で一人の“ジュリけん“だ!と思って、観てしまう♪
ハツラツとした、若いゴウには、夢と希望いっぱいで
初監督作品も、初日を迎えていた。
けれど、事故が重なって、頓挫してしまったーorz
両想いの淑子のセリフが好き。
「ゴウちゃんに、幸せにしてもらおうなんて思ってません!」
どれだけ好きなのかーこれだけの想いで
もう、泣けてしまうよ……
だからか、淑子は、ゴウが落ちぶれて
娘が、離婚を勧めても、別れなかった。
今と将来を案ずる、娘の気持ちもわかる。
借金まみれのダメ父を、捨てたい気持ちも…
でも、ダメ親父(汗)の人生にも
“イイ時代“があったから、余計に、切ないよね……
そんな“イイ時代“の脚本を、孫が見つけてくれて
修正して、コンクールに応募したら
受賞した!\(^o^)/
↑トントン拍子だけど、ソレでイイ☆
映画なんだから! (キッパリ☆)
そもそも、“イイ時代”に、その脚本・作品で
輝くはずだったんだから☆ (キッパリ☆)
ゴウの途中経過は、不明だけれど
どこかで、負けグセがついてしまい
勝ちにいこうと思っても、空回りしてしまい
ただ、年月だけが、過ぎていってしまったのかも…orz
(↑悲しいけど、コレはよくあることかと…orz)
ジュリーが、落ちぶれゴウを演じていると
過去にもっと輝ける要素が、きっとあったはず
(実際、輝いていたので)
という想いが、強くなります…….(^^♪
受賞祝賀会で、志村さんへのオマージュソングを歌って
ジュリけん、さらに“一体化”して (^^)/
テラシンの映画館へ、再び。
スクリーンには、園子さん、再び。
そして、園子の瞳に映ったのは――
▽要反転▽
園子は、ゴウの脚本のように
客席のゴウを見つけた!
「ゴウちゃん!」 ←ココで、涙腺崩壊な私…(T_T)
園子は、スクリーンを飛び出し
ゴウの手を取った。
「小田組の手伝いに行くんでしょ」
若いゴウが、園子に連れられて
スクリーンに入っていくーー
自分が、ノッテいた、若い日のイイ時代に
帰っていった、ゴウ。
年を取ると、失うものも多くなるし
若いときに得られたものも、手に入らない…orz
老いの今に、幸せを感じるのも、生き方かもしれないけれど
ああ、アノ時はよかったナ~
アノ時に、もう一度戻りたいナ~
懐古趣味だけでなく、切実に願うこともあるはず……
現実は、キビシくて切なくて、悲しいかもしれないけれど
スクリーンの中は、いつも、“その時“のまま。
若いゴウが、スクリーンの中に“戻って“いくのが
すごくすごく、嬉しい………………
(キネマの神様のお計らい~というのも、乙☆(*^^)v)
▽▽▽
▼▼▼
完成・上映できて、ホント、嬉しい!\(^o^)/
ジュリーが、演ってくれてよかった!(^^)/
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