作品について https://cinema.pia.co.jp/title/11045/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
ロシア帝国:ロマノフ王朝の終焉です…orz
皇帝:ニコライと皇妃:アレキサンドラに
息子(アレクセイ)が誕生したところから、始まります。
(上に皇女4人)
血友病だったアレクセイの症状を回復させた
僧:ラスプーチンは、皇妃の信頼を勝ち取ったー
長編ですが
キラキラした宮廷生活や
戦争続きで、不安定な政局、
病気の子を気遣う母親に
父・夫でもある、皇帝の決断―etc.
飽きることなく、見入り
帝政の崩壊と家族の滅亡を、観ました……
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼
アレクセイは
上4人女の子で、やっと生まれた男の子☆
(平成の上皇さまも、上4人がお姉さまで
待望の皇太子御誕生と。
ちなみに、私の父は、上3人姉だったので
溺愛されたようです…)
そんなアレクセイは、血友病だった…
血友病は、ヴィクトリア女王を祖母にもつ
母:アレキサンドラ皇妃から遺伝したというー
↑嫁は、何かと、婚家に気を遣うものですが(汗)
皇太子の病気が自分の“せい“となるのは
家族以外からの“目“にも、冷たいものが…orz
医師が治しようがないーと言った血友病を
「治す」と言ったのが、ラスプーチン。
病気そのものを消すことは、できなかったが
ラスプーチンの祈り?奇跡?が効いたことで
皇妃は、すっかりラスプーチンに
入れ込んでしまう。
(多分、それだけ必死なのかと…)
(ココで言うのも、ナンですが
女帝:称徳天皇さまも、御病気の際
看病されたらしい僧侶:道鏡を
その後、重用された例もあるーー
心細いときには、頼りたい支えが欲しいもの。
聖職者だと、神仏の力を味方にしているから
安心して、委ねられるのだと思う…)
ラスプーチンさえいれば、息子は大丈夫☆
皇妃の信念は、堅かった。
(母親:皇妃の気持ちは、わからなくもない)
それとは別に
戦争続きで、国民が疲弊していく、ロシア国民。
国民的には、さっさと戦争をやめてほしいが
皇帝には、やめどきがむずかしい……
看護師資格をもつ皇妃は
負傷兵の看護もするのだが
対ドイツ戦でもある戦い。
ドイツ王室から嫁いだ皇妃を、ドイツ女と
罵る兵士もいるのが、辛い…orz
そうこうしているうちに、好転することなく
ドンドン、悪化していく、戦況と内政……orz
皇帝が、陣頭に立つことになり
政治は、代理とはいえ、皇妃に。(withラスプーチン)
↑コレが、かなりまずかった!!!!
“治めるには広すぎる”とも言われた領土。(確かに)
皇帝が、中枢を離れるのは、キケン!(>_<)
暴動が起こっても
皇帝の命令に、従わなくなった軍隊…
(現場では、上官の命令を無視したあげく
撃ち殺した部下も…(>_<)
ラスプーチンは、皇族・貴族に暗殺され
死に際に、自分がいなくなれば
王朝は滅びるーと予言。(恨み言?)
やがて、大臣が罷免・逮捕されたと聞き
移動中の列車内で
退位することになった、皇帝。
(ピンと来ていないかもしれない感じ…)
しかし
自宅(宮殿)に、“市民“が勝手に入り込んでいるのを見て
実感したと思う。
(『ドクトル・ジバゴ』にも、そんなシーンあり。
あちこちの邸宅に、市民が押しかけたのかも)
“退位“すれば”罪人“扱い…orz
関わりたくないからか
受け入れてくれる外国(親戚)もなく
家族は、あっちこっちに移送される。
革命の混乱で、命令系統も、無いに等しい…
そんなある日、皇帝一家が
家族写真を撮るような様子で
一室で、待機していたところ
銃をもった男たちが、乱入してきたー
▼▼▼
国民が困窮したら、為政者(頭)を取り換えたら
いい社会になるーと、期待するけれど
もっと、悪くなることもある……?
裁判もなく、子供たちまで
暗殺(惨殺)することに
私は、革命?の正義を感じません…
今は、裁判所から名誉回復されたそうで
せめてもの、救いかと。
TBはFCへどうぞ