作品について https://cinema.pia.co.jp/title/182167/

↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・漣: 菅田将暉☆

・葵: 小松菜奈☆

 

中学生のとき。

母の恋人から、虐待されていた葵は

連と“駆け落ち“する途中、引き離された。

その後、離れ離れだった二人は

共通の友人の結婚式で、再会した――

 

が、その再会で、焼けボックイに火はつかない。

二人の運命の糸は、まだ長く伸びていく――

 

時系列が、行きつ戻りつするのが、良い。

あのとき、そういう状況で、そういう気持ちだったんだねー

というのが、後から、重なっていくのが、イイ☆

 

それまで、クールに、現実を受けとめて生きてきたような

漣=菅田将暉さんが

終盤、ひたむきに、葵を捜すシーンが、たまらない!(^^)/

 

▼~▼内容にふれて.雑談です。(詳細は略)

▼▼▼

 

中学生のとき。

花火大会でのアクシデントで、出逢った二人が

お互いに惹かれ、やがて、

虐待から、葵を助けたいと思う漣が、頼もしくスバラシイ。

 

それぞれの未来の夢を、語り合った二人だが

切羽つまった“逃亡“は、今がすべての二人。

そこまでして、自分を思ってくれる漣☆

警官に見つかって、引き離されるときも

最後の最後まで、手を握っていた漣。

 

再会したとき、「あのとき守れなくてごめんね」と

大人になった漣は、言ったけれど

中学生の子供の漣が、自分の精一杯をこめて

握りしめていた手の力は、何にもかえがたい愛そのものだったはず。

 

けれど、心の奥底に、思い出をしまうことはあっても

それにこだわって、生きるわけにも行かず

“今“の状況に合わせて、生きていくほかありません…

誰もがね…..

 

だから、たとえ、再会する機会があっても

焼けボックイに、火をつけられる状況でなければ

“知人“として、挨拶して、別れていくほかない……orz

 

意味のある出逢いは、タイミングであって

ただ逢っただけでは、もう一度、別れを重ねるだけなのか…orz

 

葵は葵で、漣は漣で、それぞれの人生を歩んでいく――

 

歌詞に ♪縦の糸はあなた 横の糸は私 とあるが

それは、生地を織りなす糸―ということ。

しかし、画面では、彼らは、すぐそこにいても

“立体交差“して、すれ違っていくのが、切ない…….

 

~中略~   ←人生いろいろ  苦労もいろいろ

 

そんなこんなあったあと、漣が、葵を追い求め

捜すシーンが、やってくる。

 

↑このシーン、大好き☆

1度目も、漣が、葵を一所懸命捜すのは、わかる。

しかし、同じシーンを繰り返した!

このときは、より必死さが、増し増し!

人混みと騒音の中

どーしても、葵を見つけようと!

ナンとしても、見つけ出そうと!!(>_<)

 

中学生のとき、手を離したときから、今まで

抑えていた感情・愛情を、爆発させたように

命のエネルギー全開で捜す姿には、目頭が熱くなった……

 

ああ、こんなに本心から、自分を捜し求めてくれる人が

この世にいるだけで、生まれてきた甲斐があるョ……

(下世話に言えば、菅田将暉にこんなふうに捜されたいーみたいな(^^♪)

 

 

▼▼▼

 

あのとき、手が離れ、運命に引き裂かれても、

一度、結ばれた運命の糸は

万難を排し、きっときっと、手繰り寄せられる………

 

そう信じて生きてみるのも、希望かもしれない☆(*^^)v

 

 

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