↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・古書堂の主 栞子: 黒木華
ドラマで見たとき、古書にまつわるエピソードの雰囲気が良かったので
映画も楽しみにしていました☆
黒木さんの、文学少女っぽさも良い。(^^)/
ミステリーなので、内容は▼に閉じ込めますが(^^♪
古書をめぐって、命の危険ありのサスペンスもあれば(>_<)
古書が秘めた、過去の出来事が、
切なくも素晴らしく、セピア色の風情が、ピッタリなムードに酔う…
▼~▼ 内容にふれて、雑談です。
▼▼▼
大好きな(文学)作品の内容を、語り合うとき
(映画でもそうですが)
作品への熱意・愛が、ヒートアップして
その語らいは、ジャズのセッションみたいになりませんか?(^^)/
ときに、“うんちく盛り“に、なるかもしれないけれど(汗)
作品に惹かれて、ドンドン掘り進んだ“堀出し物“ならば
聞いて損はないし、何より、“語らい”が楽しい!\(^o^)/
栞子の古書への“のめり込み”は、ソコがツボ!(独白含む)
醍醐味☆(^^)/
“代助”が持ち込んだ、夏目漱石の『それから』について
栞子は、“持ち主“の背景を、”推理“した。
ソレが、道ならぬ恋なのョ……
代助の祖母:絹子と、作家志望の青年ヨシオとの…
ソレが、とてもイイ……
絹子の夫の食堂に、たまたまやってきたヨシオは
絹子に本を紹介して、“親しく”なる。
一目惚れ(外見)で、一気に落ちていく恋も素敵だけれど
“本“という、心(内面)を通したつながりは
より深いところで、その人に、強く強く惹かれていくと思う。
(ドラマ『大恋愛』でも、作品を通して、作家に強く惹かれてましたよね)
そして、想いを募らせていく、ヨシオこと東出昌大さんが、GOOD!
静かに、恋の炎をたぎらせていく雰囲気が、絶妙☆!
そして、絹子=夏帆さんのとまどいも……
やがて、漱石から太宰治の『晩年』へと及び
ヨシオが、太宰を引き合いに、海での心中を口にした。
先に進んではいけない関係の前にあっては
“心中“は、耽美な恋の証にも、思えてしまう……
でも
絹子は、笑って受け流したが……(^^♪
やがて、心中=死とは、反対に
絹子は、命を宿す…….オット!(ソレ以上はナイショ)
ところで、栞子の蔵書の中に
手放したくない『晩年』があった。
展示会用に、貸し出したことから
ある太宰マニアから、しつこく、譲渡を迫られるようになっていた。
それに関連するように
栞子の身に、危険が迫る。
バイトを頼んだ代助にも、助けてもらいながら
『晩年』を守ろうとする栞子。
執拗に『晩年』を狙うのは、誰なのか?
栞子は、『晩年』を守り切れるのか?
そして、あの道ならぬ恋の行方は?
(↑言いたいけど言いません。(^^♪)
蛇足?ながら、成田凌さんの“ふり幅”、イイです。
彼は、気弱で繊細な役柄も合いますが
“振り切った“スゴミも絶妙☆
▼▼▼
古書にまつわる“しっとり感“も
古書への、まくしたてんばかりの愛も(^^♪
そして
秘められた愛の行方も――
いいムードで楽しめたひとときでした♪
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