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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
・最上: 木村拓哉
・沖野: 二宮和也
 
タイトルで言うように、検事が罪を犯しますが
それは、彼の“正義感”からーなのが厄介です…
 
ところどころ、詳細スッ飛ばし感ありますが
早いテンポなので、飽きません。
 
「罪を憎んで 人を憎まず」 と言いますが
親しい人が、被害者であれば、
「坊主憎けりゃ 袈裟まで憎い」
絶対の正しさを、強く信じすぎ
コイツは絶対に有罪にしなければ!との思いひたすら
なりふり構わず暴走していく、検事…(>_<)
 
普段、仕事キッチリな人は、デキるんだけど
ナアナアにできない分、
頭でっかちガチガチになること、ありません?…(汗)
 
今回の事件~老夫婦殺害の容疑者:松倉には
すでに時効になった、少女殺害の容疑もあった。
尋問は、沖野が担当した。
 

▼~▼ネタバレして、ほぼ雑談です。
▼▼▼
 
まずは、モンスター松倉こと酒向芳さん♪の怪演、絶賛です!\(^o^)/
(『半分、青い』の農協の西村さん)
 
松倉は、殺害された老人から借金した一人で
最上は、狙いを絞って、松倉を落とす方針で
沖野もそれに従い、じりじり、ガンガン攻める。
 
松倉は、その件は、一貫して否認しますが
録音を切るように要求したあと
時効になった殺人事件について、自供しはじめたー
(被害者の少女は、最上が入寮していた当時の管理人の娘で、親しかった)
 
絶対に、コイツが犯人だろう、と思われても
証拠不十分などで
逮捕されずに、のうのうと生きている人は、いると思います。(汗)
 
そんなとき、「闇奉行の俺に証拠なんざ、いらねえんだ!」と
悪玉を、問答無用にぶった切って下さる闇奉行に
正義を感じたことが、ありました……
(注:リアル社会では、私は、法的根拠に乗っ取っておりますよ(^^)/)
 
検事:最上は、“時効“で、罪が免れている松倉が赦せない。
被害者の少女と、親しかったこともだが
罪を、償わせないわけには、いかない思いに襲われる。
 
検事:沖野とて、赦してはいない。
録音が、切れているのをいいことに
“尋問“が、暴言・罵詈雑言と化す。
犯罪者=松倉を産んだ、母親への侮蔑も出るとは!(>_<)
(このニノは、“ベビーフェイス“呼ばわり返上の、ドスが効いてマス(^^)/)
 
殺人の容疑が、固まらないので、
別件で逮捕された松倉を、じっくり詰めるつもりの最上。
 
しかし、ソコに、最有力の容疑者登場!
(弓岡=大倉孝二さんが、ペラペラ自慢する犯人役…( 一一))
 
最上は、松倉を、なんとしても、今回逮捕して罰したい!
この執念は、わかるよ…
時効で遠のいた“一線“が、すぐそこにあるのだから。
絶対、逃してたまるものか!わかるよ……
 
でも、真犯人の弓岡から、手口を聞き出したあと、
邪魔者とばかり、
殺して埋めてしまったのは、ダメだ…
悪の“一線“を、最上が越えて、どーする…orz         
(最上でなく、最悪じゃないか…)
 
キムタクさん=最上は、この経過中も、いい意味で?
悪の匂いがしない。狂気もない。
あくまでも、正義感でやっていますーという風なので
気の咎めも、影もない。
 
気づき始めた、沖野と対峙しても
“張ったり”でも、“開き直り”でもなさげで
ただただ、正義の鉄拳を振り下ろした男の、
仁王立ちのような、理由なき自信だけが、不気味にあるだけ。
全然悪いとは思っていない、訂正不能感は、もーなんつーか……
 
エピソードは短いですが、最上の友人の代議士のこと。

▽語弊ゴメン↓▽要反転  注:私も平和主義者です(^^)/
彼は、収賄疑惑で、自殺してしまうが
有力議員=義父の“右翼姿勢”に強く反対していた。
 
反戦平和は、誰もが願うことです。
が、ときに
平和思想の思い余って、闘争に走る方や
却って、平和が脅かされる手段に向かう方も
いなくはない……(滝汗)
 
“正義”も“平和”も、金科玉条。錦の御旗。
そのものに、異を唱えるわけではないけれど
本当に、“絶対的なソレ“は、どこにあるのか……
 
信念は、大切だけれど、
訂正不能な、ガチガチ頭ではなく
広い視野で、柔軟な姿勢なればこそ
“真実のソレ“に、近づけると思うのです。
(曖昧な脱線ゴメン)
 
▽▽▽
▼▼▼
 
「検事でいる意味がない」
最上も沖野も、異なるシチュエーションでそう言った。
罰すべき人は、罰せられるべき。私もそう思う。(^^)/
 
悪法も法であるーと言うけれど(汗)
法が無力で、悶々感が、鬱積する世の中ならば
「昼は検事 夜は闇奉行」
そんなフィクションで、スカッとするのも、お口直しかも♪(^^)/
 
 
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