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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
橋爪功さんのクセのあるお爺さんが、ミソ☆
(「いじわるばあさん」のじいさん版みたいな)
 
劇場で見逃していたので、やっと鑑賞。
前作は、平田家の熟年離婚騒動でした。

今回のドタバタは、平田お爺さんがらみ。
1.  高齢者の運転免許証の返納について
2.  独居老人の死について
 
▼~▼ ネタバレついでにほぼ雑談です。
▼▼▼
 
1.   
高齢ドライバーと言えば、姑です。
姑は、今年の免許更新を、最後にしようと決めました。
 
先日、姑は、黄色信号で左折したときに
捕まってしまいました……orz
黄色で?赤で通過する車もいるのに?
姑は、反論したそうですが
呆け老人と思われたんだろう…と落胆していました。
 
認知症のテストを受けた結果は
優良可の“優”。
姑は、喜んでいました。私も
「もし、お義母さんを、呆け扱いする人がいたら
コレが目にはいらぬか!と言って、「優」を見せてあげたらいいですよ。
控えおろう!って」(笑)と、励ましました。
 
実は20年くらい前、敷地内で、私の車を姑が運転中
アクセルとブレーキを踏み間違えて(滝汗)
私の車が、お釈迦になったことあり…(汗)
最後の免許更新。
くれぐれも、安全運転・無事故でお願いしたいです。
 
劇中、橋爪お爺さんは、同乗の女将との話に夢中になって
追突事故を起こします。
そのとき、相手の“お兄さん“と、話をつけた女将の
人あしらいが、いい感じ。(^^♪
 
このお爺さんの運転をやめさせるための家族会議に
子供たちが実家に集まった日に、“事件“が起こりました。
 
お爺さんが、運転中、偶然見かけた交通整理の警備員が
高校時代の同級生:丸田さん。
仲間と同級会をした夜、丸田さんは平田家に泊まる。
 
2.
 
そんな丸田さんは、翌日、平田家で、死体となって発見されました。
ビックリでしょ?
集まった子供たちは、知らない人が死んでいるので、動転する。
 
前日、お爺さんは、呑みながら、丸田さんの身の上を聞いていた。
同級生(憧れの美人さん)と結婚したのに
事業の失敗で離婚し、娘にも会わず
今は、一人暮らしだと。
 
前作の熟年離婚問題もですが
今作でも、序盤、お爺さんは、息子たちとの“折り合い“に不満で
妻を連れて、別居したいなどとこぼす。
(妻には、家出するならお父さんだけでーと言われるが(^^♪)
 
誰かと暮らすということは、自分のペースではいられないので
面倒なもんですよね、はっきり言えば……汗
かりに、誰かが我慢すれば、一時はいいとして
我慢は、いつか大爆発するし……(>_<)
 
この家は崩壊しているーーとお爺さんは、大きな声で言いますが
ソレ、言える家族がいるうちは、崩壊してないですよ。(^^♪
 
部屋に、家族写真を飾っていた丸田さん。
妻には妻の理屈があって、娘にも会わせなかったのだろうけど
年老いた丸田さんには、その写真が置いてあるだけで
彼が、家族を恋しく思う気持ちが、切なく伝わってくる。
 
ブーブーと、家族を愚痴る平田お爺さんに、
「君は幸せだね」と言った丸田さんは
幸せがなんなのか、よくわかっていたと思うよ……
 
そして、最期の晩餐にしたいほど、大好きな銀杏を
平田さんらと
その夜たくさん食べて、丸田さんは、亡くなった。
 
もしかしたら、丸田さんは、アパートで誰にも気づかれずに
亡くなっていたかもしれないし、
“同窓会“もなければ、好物の銀杏も食べられなかったかもしれない。
 
平田家には、警察が来たり、ご近所が野次馬に来たりと
より騒がしい感じでしたが
丸田さんには、淋しくない野辺送り?で、よかったかもしれない。
丸田さんの火葬にも、平田家の面々が、
なんだかんだ言いながら、集まってくれたのもよかった。
 
棺に、銀杏を入れたら、パチパチはじけるとは思ったが…(^^♪
最後まで、にぎやかにやらかしてくれる家族でした。
 
で、お爺さんの免許の件は、またあとでーと言うことに(^^♪
 
▼▼▼
 
実生活に近いような話は、自分あるあるもありつつ
そうじゃないよね~の、もどかしさもあり
それなりに、ツッコみながら観るのが、面白いです。(^^)/
 

 
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