↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・宇相吹正 : 松坂桃李 ☆←目当て!
・刑事 :沢尻エリカ
原作未読です。
松坂さんが、何やら妖しいムードの殺人鬼?だそうで、気になっていました。
(映画『彼女がその名を知らない鳥たち』 では、
冷や汗もののゲス♂を演じたので、心の準備はできています。(^^)/
“不能犯“とは、証拠を残さず、逮捕不能の犯人ということらしい。
ウソブキは、ボランティアで依頼を受ける殺人鬼。
殺人暴走するウソブキと、対決するエリカ様も、見どころかもしれません。
殺すーと言っても、ウソブキは、“思い込ませ“で死なせるのがミソ☆
とはいえ、“面倒“なことになっていくのも、一興でしょう。(汗)
そして、散々、ウソブキの殺しを見たあと
やがて、爆弾事件がクローズアップされていく。
思わぬ“伏兵“に翻弄されながら、ヒートアップしていく!
▼~▼ 内容ぼかして雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼
諸国大名、目で殺し、糸屋の娘は、目で殺す――
などと言われますが
ウソブキも、目で殺します。(>_<)
彼に見つめられたら、大抵、ダメなんです…
(松坂さんの眼差しに悩殺!?)
ソノ気になって、自ら死へと、向かってしまうのです……
(彼の暗示的魔力にかからないのが、エリカ様)
松坂さんは、視覚探偵でも、視覚(目力)で勝負していました。
あのときは、弱った体で、奮闘していたのが魅力でしたが
今回は、凍りつくような、かつ、自信たっぷりの微笑付きなのがミソ☆
必殺仕事人と違って、タダで、殺人を請け負うウソブキですが
純粋(?)な動機でない場合には、依頼者もしっぺ返しされる。(汗)
殺しの理由に、“純粋さ”を求めるとは……?(^^♪
殺人にも一分の理?あるいは美学?
人を呪わば穴二つ。
タダより高いものはなし。(>_<)
恨んだり羨んだりすることは、あったとしても
殺したくなるほど!というのが、設定とはいえ、安易…
やるせないのが、思い違い……orz
ウソブキも、不純な理由を知りながら、請け負って
依頼人をも始末するのを、楽しんでいるのか……
そんな風に、ウソブキは、殺人を止められない……(止めるのも不能)
エリカ様に止めてくれ!と言うが、それすら、懇願というより挑発。
ウソブキの目力が効かないエリカ様を、試して崩そうと?
そして、伏兵の爆弾魔! ←これは予想外。面白くなってきたゾ!
“殺傷“ということでは、ウソブキと同類かもしれないけれど
爆弾魔は、誰の依頼でもない“殺し“を
不特定多数に対して、仕掛け (個人狙いもあったが)
不能犯=松坂さんに見入っている私を、ひっかき回す。( 一一)
この爆弾魔は、かつて、エリカ様が逮捕し、更生を信じた男。
けれど、信じただけでは、ダメだったみたい…orz
爆弾事件の前、この男も、ウソブキに殺人を依頼していたこともわかる。
ウソブキと爆弾魔と、メンド―な男を、まとめてナントカしたいところだが(汗)
刑事のエリカ様は、殺すわけにはいかない。
エリカ様に、ウソブキの目力が効かなかったのは
彼女の、清く強い信頼感のためだったのか?
もし、ウソブキの殺人を止めようと、彼の死を願うようなら
その心のスキを突いて、ウソブキに殺されてしまったかもしれない……
▼▼▼
ウソブキの過去は、謎ですが
彼は、殺意に変わるほどの、恨みやツラミの化身か?
「人は愚かだ」と、つぶやくウソブキ。
愚かさとは、正しく理解せず、誤解することーでもあり
愚かさとは、赦せない憎しみに囚われた、弱さでもあるのかな……
――というのもありそうですが、教訓よりも
松坂さんの目力&氷の微笑の“あやかし“具合を、
堪能した作品でした、(*^^)v
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