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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
監督・主演:クリント・イーストウッド 
 
終盤のあわや!で、見たのを思い出しました。
黒人死刑囚の刑執行当日(!)、無実を確信した記者が
無実の証明に奔走する――
当日のことだから、忙しいです。(>_<)
その分、急かされますが、いいテンポです。
 
“無実の証明“が、テーマですが
突きつけられた、人種差別あり
クリント記者の、男臭い“しどけなさ”ありで
清濁あわせ持つ加減が、いい具合の見どころでした☆
 
▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼
 
1.ダメな人ががんばる (*^^)v
 
真実の追求は、紳士的な正義漢がすると
キリリとしまった感じになります。
(例:ジェレミー・ブレットのホームズ役)

 
本作で、真実と向き合うのは、新聞記者。
でも、クリント記者は、お酒で失敗し、不倫中のダメ男さん。
娘と動物園に行っても、やっつけ仕事で、超特急。
雑にこなして、娘に、怪我をさせてしまうし……( 一一)
 
けれど、私生活はダメでも、仕事は、がんばれる人もいて
クリント記者は、そのタイプ。(天は二物を与えず(^^♪)
 
人となりがダメだと、ダメな烙印を、押されがちですが(汗)
事故死した、同僚女性の仕事を引き継いだ彼が
死刑囚の無実の証に奮闘する、アウトローな姿には
より、応援したいムードが高まります。(^^)/
 

2.無実の人を死なせたくない
 
クリント記者は、執行の当日、死刑囚への取材のために
当時〈6年前〉の目撃者に取材したときに、疑問を抱き
色々、調べ、聞き込みをする。
 
無実なら、死刑にさせないのが当然――
 
事件は、コンビニ店員の殺害。
その死刑囚は、コンビニのトイレから出るや、
撃たれていた女子店員の蘇生処置をしていたところ、
白人の客に、出くわしただけだったのに…orz
 
そのときに、居たはずだったのに
いつのまにか、記録から無くなっていた黒人少年を突き止めた
クリント記者は、少年の祖母と逢った。
 
「無実の人を死なせたくない」から、真実を、少年に確かめたいという
クリント記者に、祖母の言うことが刺さる!
無実なのに殺されるのは、この辺じゃいつものことだと。
孫も3年前に、殺されたと……
 
目撃証言・犯人逮捕の一件も
暗に、被害者:白人&加害者・黒人の流れがあったが
祖母の言葉には、白人と黒人の生きている社会の価値観
(あるいは人生・命の重み)の違いと、どこか、諦めも感じられる…orz
 
そして、そんな諦めが、死刑囚の黒人男性にもありつつ
いよいよ、死刑執行される時が来てしまう!
 
けれど、孫が真犯人だと確信した祖母が
クリント記者とともに、執行停止権を持つ、州知事宅へ
急行してくれるのがイイ☆
この辺じゃ当たり前の、理不尽な死に方を
止められるものなら、止めたいのが人情だもの。
 
一日、奔走したクリント記者もお手柄だけど
真犯人の祖母の協力こそ、欠かせない。(^_-)-☆
 
▼▼▼
 
死刑執行の当日に、無罪を証明する!?という
タイムリミットすぎるサスペンス。
(だから、サクサクいきます。)
 
逮捕~起訴~裁判~求刑~そして執行…
6年間、ナニをやっていたのか…( 一一)
そんなことが、実際にもあるようなのが、コワい…
 
 
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