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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167711/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


高校時代の友人みどりから、30年ぶりに“逢いたい“との連絡をもらった多香子。
みどりは、余命幾ばくもないと言う……
実は、高校3年の文化祭の頃の“ある出来事”で、
多香子とみどりは、絶交状態になっていた――


30年前のことに想いを馳せるだけで、胸がいっぱいになる今日この頃の私。
1983年の頃を思い出すだけでも、なんだか嬉しい。
けれど、思い出は美しいばかりではありませんよね……
されど、多香子のように、故郷を出たらそれで終わるかと言えば
そうでもないのが、人生の妙☆


高3の夏。多香子たちは、文化祭のために、映画製作をしていました。
映画館の支配人、街の人たちも協力してくれて、
作品は、イイ感じに、出来上がりましたが――


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼




1.高3の夏休み   


多香子(たち)は、高3の夏休みを、受験そっちのけで
映画製作に取り組んでいました。
青春は今しかないから、それもいいかもしれない☆
けれど、受験はどうするのか……ということもある……



私ごとです↓
高3の夏休みは、私も、文化祭の出し物の劇練習をしていました。
そのときの私は、正直言って、受験勉強したかったです…orz
なのに、メインの役に推薦?されてしまいまして……
(しかもオネエ…女子がオネエってムズカシイ!!(>_<))
劇練習の合間に、隠し持っていた単語帳を見ていたら、顰蹙を買ったことも…(―_―)!!
劇練習のときに、劇に集中していなかったのは、恥ずかしいことです…(T_T)
文化祭は、めでたく終わったのでOKなのですが
そのことは、ず――っと、私の心の傷になっていたので
30年ぶりの同窓会のときも、気にしていました…
みんなは大人で、楽しかった思い出ばかりを語っていて
私も、そのときは、忘れていたくらいでした。
帰り道、ミソがれたような気持ちで、チマチマしたことはしないように
心がけよう!と、改めて思いました。


↑そんなこともあり、多香子の父が、受験勉強の心配をすることも
わかるのですが、やり方がよくなかった……極端なんだなァ……
結果、製作した映画上映は禁止され、
多香子の学校は、映画鑑賞も禁止されてしまいました。
親友:みどりは、それを悔やんで、多香子と距離を置いてしまったのです。



2.30年の月日。


多香子が高3の1983年のシーンは、とにかく懐かしい(*^_^*)
アノ頃は、携帯電話がないどころではなく、CDもなかった……
レコードのレンタルさんは、私もお世話になりました。
エアチェック(死語か!?)した音楽を、テープに録音しましたねェ♪
テレビ録画は、ベータ派かVHS派か、というのもあり
3倍録画は画期的でした!\(^o^)/←アリバイにも使えた!?^^;


電化製品の進化が進み、生活も変わるように、風景も変わる……
多香子が子供の頃の“ひまわり畑“は、
その頃は、草ボウボウの空き地になっていました。
そして、30年ぶりに帰ってきたら
そこは、宅地へと変わっていました。
洗濯物のひまわりの柄が、申し訳っぽく風になびくのが、切ない……


立ち読みの思い出の本屋さんも閉店し
肝っ玉おぼさんのいるタイ焼き屋さんも閉店。
店が消えるだけでなく、
自主製作の映画では、生き生き演じていたあの人もこの人も
すでに、この世の人でない。しかも壮絶で寂しい臨終だったという人も…orz


3、大切なもの


頭ではわかっていると思う。大切なものはお金や便利さではないと。
しかし、ここでは、頭でまとめてはいけない!!!!
スクリーンの常盤貴子さんと一緒に
各自、30年前の自分に戻ってみてくださいませ……


戻らない時間は、よくも悪くも、捨てられて
かつ、自分も時間から捨てられていく――ものだと思っていたけれど
同窓会にも象徴されるように
あるとき、自分を引き戻す“ソノ時“が来る。(思い出の中だけでも可)


ソノ時は、自分を、恩讐の彼方に導いてくれる時かもしれないし
まだ、“赦し“からは、遠いところにいるかもしれない---


それでも、しみじみと昔をたどるとき、思うのは
それが楽しいことでなく、悲しいことであったとしても
その延長線上に生きている自分には、それら出来事や思い出すべてが
自分の大切なものなのだと………(痛みもね…^^;)


そんなことを思いながら、ついに、“お蔵入り”した作品が上映のときを迎える。
作品名『向日葵の丘』
多香子の思い出に咲いていたのは、ひまわりの花。
今、
スクリーンの中で、たくさんの人々の思い出の花を咲かせる――


▼▼▼


私の高校の同級生も、すでに、何人か他界され
もう同窓会で、逢うこともできません……


けれど
思い出は、いつも、心の中で、
向日葵のように、ニコニコ咲いているのかもしれません……
いいことばかりではありませんが(汗)
大切なものは、きっと、ソコにあるはずです(^_-)-☆








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