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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。        
 
長く友達だった二人が結婚し、パパとママになりました。
けれど、ママには、病気(大腸がん)が見つかってしまいます――
 
・夫:佐々木蔵之介
・妻:永作博美
 
闘病ブログからの実話だそうです。
     ・元のブログ→コチラ
 

健康なうちには、さらっと、過ぎていくかもしれない日常ですが
この夫婦には、結婚~妊娠~発病~闘病~出産~闘病~育児~闘病……
それらが、あっと言う間に、過ぎていくことになりました。
重病になると、家族も含めて、いろいろと大変ですよね……
フーフーというのは、よくわかりますよ。
 

重いテーマではありますが
佐々木さんの飄々とした雰囲気と
永作さんのサバサバっとした感じでもって(←すごくイイ☆)
“ちぐはぐ夫婦漫才”のような二人の関係が
色濃く残されていきました。哀しみより、そのほうがいいじゃん♪
 
 
▼~▼ 内容にふれて雑感です。
 

▼▼▼

 
1、永作さん♪絶賛!
 

まずは
幽霊となった妻の姿が見える夫、と言う設定が、ニクイです。
夫は、自分の作り出した“幻影”だ、と思うのですが
妻のいう事は、しばしば、夫の思考範囲を越えている……^^;
 

特に、妻のグチ。(_)!!
夫婦の闘病作品だから、きっと麗しい夫婦愛なんだろーと思っていましたが
妻は妻で、夫へのグチを、吐き出したシーンがありました。
それって、“幻影“を、越えてます……(汗)。
 

あるいは、その時は気づかなくても
振り返ってみて、夫が“反省“した点だったのかもしれないけれど……
(ブログを全部読んでいないので詳細不明です。すみません)
 

ああ、やはり、夫婦間には、いろいろあるんだなー……
それらを、受け止めたり、受け流したりしながら
デンッと構えて、しっかりものの存在感が、小柄な永作さんにはあるのです。
 

ハンバーガーを食べている彼女と、初めて出逢った印象からか
夫の幻影は、ハンバーガーにかぶりつく彼女の姿で始まる。
その永作さんも、やせの大食いっぽくて、カワイイんだな(*^_^*)
 
 
2.ウソで救われる
 

本になったわけですが、事実とは違うぞ!と
夫にクレームつける妻の姿が、また、オカシイ(*^_^*)
ドキュメンタリーなら、過剰演出か!?(>_<)
 

いや、これは……
二人の記録というだけなく、夫の願望だった。
ウソ!?であっても、
残したいことは、残したいように残す。
 

「ウソをつくことで、自分を救っていたんだよね」
妻の言葉には、グッときた―――
 

願望もそうだけれど、病気の人を前にすると
ウソをつくことが多くなることは、経験した人にはわかると思う。
申し訳なく思うウソは、“可能性”が乏しいのに、さもありそうに言うこと。
 

ブログで見たエピソードです。
化学療法について、担当医が、本人にも話すのですが
あとになって、夫が知ったこととして
化学療法の効果は、低いことはわかっていたけれど
まだ治癒の可能性があると、本人に思わせたくて話したと。
 

騙したのとは違って
願望が込められたウソには、苦渋の優しさがあると思います。
「そのウソに、私も救われたよ」
そんな妻の言葉も、夫の幻聴?なのだけれど^^;
“本当”に、そう思っていたと思うよ、きっと……
 
 

▼▼▼

 

死を盛り込んだ実話ですから、やはり哀しいです。
 

けれど、辛く哀しい日々でさえ
笑いと楽しさに塗りかえて、覚えておくことができるなら
笑っちゃったほうがイイ!!!!!(*^_^*)
 

この夫婦の、フーフー漫才のボケとツッコミは
ずーーーっと続いてていい。
永作さんの笑顔が、いつまでもイイ☆
 
 
 
 

 


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