![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190618/18/yutakeeve/3a/d1/j/o0400056014471656124.jpg?caw=800)
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
ミュージカルの映画化だそうです。
実在のミュージシャン“フォー・シーズンズ”の物語。
・フォー・シーズンズのこと→コチラ
・ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』のこと→コチラ
4人が、街灯の下で、練習している光景から
私は、てっきり、仲良し4人組が、故郷ニュージャージーから
大スターへと羽ばたく、サクセス・ストーリーだと思っていました。
確かに、大スターにはなりましたが
グル―プの仕事は、必ずしも、“仲良し“グループから始まっているわけでは
ありませんよね……
始まりは、リーダー格の、トミーのカメラ目線での、語りかけ。
トミーのひとクセあるキャラに、興味を、ガッチリつかまれ
彼ら4人の、“ドラマ“に、引きこまれていく―――
▼~▼ 内容にふれて雑感です。
▼▼▼
1.歌の数々♪
往年の名曲は、昔、聴いていた頃の自分の想い出と重なったりして
映画+自分のドラマで、層が厚くなる楽しみもあります。
・シェリー♪ この高音(裏声)のノリ、たまりません(^_-)-☆
・恋はヤセがまん♪ そうかも(>_<)
・恋のハリキリボーイ♪ 邦題付けた人もなかなか(*^_^*)
・君の瞳に恋してる♪ カバーがディスコで流れてた…
・Short Shorts♪ タモリ倶楽部を思い出す?^^;
:フォー・シーズンズに入る前、作曲したボブ・ゴーディオは、15歳(!)だったそうで
グループは、強力打線を迎えました。
2.上り調子のときは1つになれる。
上を、前を目指しているときは、一丸となって、がんばれるイイ時です。
めざす目標からみれば、ほかのことは些細なこと。
街灯の下で、音を合わせる姿が好き☆
夢に向かっている途中の姿が、人は、一番美しいと思う。
色々、不安もあって、大変だけどネ……
3. 4色でも1つに
グル―プとしての成功は、成功としても
やはり、人は、各人各様。
グループ内での役割も違えば、価値観や私生活も違う。
犯罪はダメでしょう~(>_<)
刑務所、出たり入ったりしちゃぁ……
借金もダメでしょう~ケタがちがうよ、ケタが……
いくら、リーダー格とはいえ、トミーは、素行不良の傾向が……(―_―)!!
グループに問題ある人がいると、正直、負担ですよね……orz
けれど、このグループだから成功した、とも思えば
借金を肩代わりしてあげよう、というのは、最大の“友情“と言おう……
でも、割り切れない気持ちは否めないのもわかる……
4. 月日が経てば
一世を風靡しても、流行り廃りや、方向性の違いその他で
ずっと一緒に活動し続ける、というのは、ムリになってくるようです。
だから、同じ目標に向かって、進んでいた頃が、とても素晴らしいのです。
(学生時代の部活などもそうかと)
いつしか、修復できないほどのミゾに気づけば、もう
戻れるところも、なくなってしまう…………orz
けれど、歳月というのは、寛容なもの。
殿堂入りを記念して再会したメンバーが
年輪を重ねた姿で、握手する様子には、思うところありました。
何十年も経ってしまうと、あれもこれも時効?のようで
恨み言があっても、お互い忘れてていい年だし^^;
想い出は、いい想い出だけが残る、ともいいますもんね……
なんだかんだあっても、彼ら4人が、人々の心に残る歌を残した、
“フォー・シーズンズ”であることには、変わりないのですものね(^_-)-☆
▼▼▼
イーストウッド監督が、実在のミュージシャンを映画化したということで
楽しみに思っていたのは、
以前、実在のジャズミュージシャンを描いた『バード』を見たからでした。
音楽を楽しみながら、進むストーリーは
ナマの人生の厚みもあって、見ごたえエンタメ度大です。
トミーのほか、他のメンバーの、カメラ目線での“本音トーク“が
とても、良かったですネ☆
メンバーの気持ちや存在感が、グッと近づいてきました。
♪ You're just too good to be true~(歌詞引用) ←『君の瞳に恋してる』歌い出し
明るいメロディに乗っけて、甘酸っぱい切なさで歌う、フランキーの姿には
色々含めて、こみ上げるものが…………
名曲の持つ力、深いナ……