↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
雰囲気は、予告編をご覧ください。
若い投資家エリックを演じるのは、ロバート・パティンソン。
エリックは大富豪なのだけど、ある日、破滅的な大損失したらしく
その1日を、見せています。
リムジンでのマネーゲームの破滅的な損失は、見た目には、わからないですよね……
ロバートが、彫刻のように美しい青年だからなのか
エリックの痛手が、ピンと来ないまま
不可解、摩訶不思議なセリフ回しの応酬のなか
クール?シュール?mmmmm???と、感じながら、時が過ぎていきます……
エリックの会話する相手は、豪華で、魅力的なんですよ☆
・ジュリエット・ビノシュ~~エロシーンも会話の一部か
・サマンサ・モートン~~1番、まどろっこしい…
・マチュー・アマルリック~~エリックへのパイ投げでダルさに喝!でも捕まる
・ポール・ジアマッティ~~この人で、シメる
観ている私の脳ミソも溶けていきそうなほどの、セリフのわからなさなのですが……
そうやって、資本家エリックも、瓦解していったのかもしれません……
話すことが、観念的で、詩的と言えば、褒め言葉なのですが
起承転結で言えば、“転“になったときに、新鮮さがなくて、イラつかせる。
そして、結に至らせないで、転・転・転……と転がって止まらない…
挙句の果てに
「わからない」「意味がない」と、
話し手に言わせるものだから、もう観ていて、どうしたらいいのか……orz
…………隣の席の青年は、ゴーゴーと、イビキをかき始めてました……^^;
この脚本、このセリフ回しに、このイビキ!
勘弁して……せめて、静かに覚醒してて……(T_T)
まさに、“現実的“に、”暴力的“な状況!!!(>_<)
でもね、このお兄さんは、ちょっと損したかも。
ポール・ジアマッティのところで、寝ちゃったの。
ここは、観ておかないと、“虚無の消化不良”は止まらないですよ ^^;
深読みもアリだけど、端的には、貧困者vs富裕者という構図。
けれど、さっきまで富裕者だったエリックも、マネー操作が狂って、今はどん底。
けれど、見た目にはわからない。
ただただ、名前もよくわからない“貧困者”の前で、恐怖にさらされるエリックの悲愴…
この緊張感は、ハンパじゃなかった!
人は恐怖と絶望にまみれているとき、
1番、人間味を見せるのかもしれない……
と思わせたロバートの表情は、最高に、良かったと思います!
(←ココは絶賛☆)
そのときのその緊迫感は、今までの虚無感なんて、どうでもよくなって
ひたすら、その“今“だけを、観ていただけでした…………………
某専門家の方いわく、「不安が最高に美しい」作品と。
実は、その一言に惹かれて鑑賞したのですが
専門家さんの域には、到達できませんでした……orz
けれど
あのラストシーンの、引っ張り方と終わり方には、あるいみ“納得”しています。
アレでいい☆(*^_^*)
アソコで、下手に“ケリ“をつけたら、野暮ってもんです。^^;
作品の作りとしては、役者陣も含め、光るものはある作品だと思いますが
エンタメとしては……どうでしょう……
なんだかわからない会話もそうですが
わからないものは、わからないことに、“空虚な”意味があることもありそうだから
“わからない“でいいとも、思えてくる………(開き直りか^^;)
都会の雑踏なんかも、そうだから……
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