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↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
 
映画レビューです。(ネタバレ表示なし)

古代ローマ人が、現代日本の銭湯に現る!?
と言う奇想天外さに加え、阿部寛さんが“ローマ人”という設定が
リラックスムードと言う“ユルさ”=適温を醸し出してくれています。(*^_^*)
 
楽しい作品でした☆ 温泉
 
↓(レビュー転記)
 
“古代ローマ人”の阿部寛さんが、銭湯の湯船から
ザバーンと現れ、呆気にとられるおじいさんたち……(汗)

阿部寛さんが“ローマ人”という設定が、すでに
リラックスムードと言う“ぬるさ”=適温を、
醸し出してくれています。(*^_^*)

そんな、ほのぼのしたB級感漂う予告編につられて、マンガも見ましたが
実写版も、古代ローマ人・阿部ルシウスの“彫りの深さ”(凹凸)と
鍛え上げたという、彫刻のような“肉体美☆”が生かされて、良かったです☆

古代ローマと現代日本の“お風呂まわり”が、(バスルームはトイレ含む)
なぜか、ルシウスにはつながっていて、オペラ♪付きで、ワープします。

なんと言っても、メインは、日本のお風呂です!☆
銭湯よし、内風呂よし、温泉よし……
ジャグジーよし、露天風呂よし……

普段、何でもないことを、阿部ルシウスが、「オオッ!コレは!」と、
いちいち講釈つきで、感激するのを見ているのが楽しい☆
・便利ですよね~長いナイロンタオル
・気が利いてますよね~冷たいフルーツ牛乳

おじいさんたちが、ワイワイと、のんびりと、
大風呂につかっているのも、いい風情です。
特に、「いか八郎」さん☆←お気に入りです。
いいアンバイに、気持ちよく、ゆだってそうなおじいさんです。
(見ればわかるかと)
なごむナー(笑)

そんな、お風呂・温泉だけでも、湯ったりゆめ気分でいいのですが
後半は、古代ローマの歴史云々が、からんできます。

その古代ローマが、立派です(笑)。
それだけ見ると、超大作歴史ロマンか!?と思いそうなほど。
(でも、バス□マンです(*^_^*))……□は四角です
ルシウスが、お風呂がらみで、歴史をどうこうしようとしますが
それは、正直、どうでもよくて^^;
ついでにワープしてしまった、温泉旅館のおじさんたちの
「他人のためにした行動」が、気持ちをホッコリさせてくれて
平たい顔族の美女・上戸彩さんとルシウスが、
しみじみさせてくれるのですが……

ちょっと 残念だったのは……(内容にふれます)
▼▼▼

負傷したローマ人のために作ったのが、オンドルだったこと。
お湯を引かない手軽さは現実的ですが、
(←今更、現実にこだわってどうする?(>_<))
ここは、やはり、たっぷりお湯をたたえた、
大露天風呂を見せてほしかったです…

▼▼▼

そして、すべての道も風呂もローマに通ず、と言う感じで終わりますが、
余韻は、やはり、おフロ気分です。

銭湯の大浴場でも、温泉の露天風呂でも、
ゆっくり湯につかって、ふう~っと、ひと息つきたくなります。
日頃、シャワーのみの方も、
たまには、湯船につかって、ゆだってみてはいかがでしょう♪

………古代ローマに行っちゃったりして(笑)