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2006年の作品。

作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/15052/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


仲が良すぎて女っけのない兄弟が、自分たちのアパートに女性を招いて、
カレーパーティやら浴衣パーティをしたときのこと。
女性二人が、ベランダトークするシーンがあった。


メインテーブルの周囲よりも、こういうベランダで話す話こそ、
その人の本音というか、素顔が出るんですよね~。
と言うか、自分を出したくなるんでしょうね。
気分を変えたくて外の風に当たっているからか、外の見晴らしがいいからか、
気持ちをはき出したくなるのでしょう。


彼女たちには、それぞれ、兄弟たちではない“彼氏”がいた。
本物の自分が出るときは、自ずと、恋愛話になるものです(笑)。
若い女に、恋愛の進み具合を聞かれて
「……行き止まりの恋って、やつゥ?」
年上の女が、重た~~~~く言う。ため息みたいなタバコの煙も、フウゥ~~~と。
本音は、重たい。


そして、2回目のベランダトーク。
「アノ恋、どうなりました?」
「終わらせたワァ~~~、寂しいけど」
またまた、年上の女が、暗~~~~く言う。
兄弟たちの前では、そんな暗さを微塵も見せないのにね^^;
本音は、暗い。


本音と言えば、
「クリスマスを一緒に過ごそう!と本当は言いたいのに、おでんパーティしましょうって言うところが、あの兄弟の奥ゆかしいところなのよ。」


ああ、奥ゆかしさねェ~と思った。ああ、それ、それ。
ソレ、大事だワ(^_-)-☆
ソレに気づいてあげられる女子も、ナイス☆


本音って、重たーーーーく、どんよ~~~りした暗いものだけではなくて、
ず~っしりとして、大切にしたい意味のあるものでもあるから、ですよ。
だから、なんでもポンポン、思ったまま言えばいいってもんじゃない!
はっきり言わないからこそ、伝わるものもあるはずと…。
☆★奥ゆかしさ★☆(輝)
あ~、死語になるところでした^^;


そして、いったい、この兄弟は、女子が入るすき間もないほど、
仲のいいまま、どうなっちゃうんだろう(>_<)と
心配していると、聞こえたきた携帯電話の着メロ~♪♪♪……。


ウフ☆この電話が誰からなのかは、観ていればわかる。


下手な言葉でウソっぽいことを語らせるよりも、この着メロ♪に
なんだか、本物っぽいものが、潜んでいそうに予感させるエンディング。
すごくいいナ☆


すごく、奥ゆかしい(笑)

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