過去に創作小説で使った登場人物の対話方式にて綴ります
人物の名称などに関しては
(わたし自身のネーミングセンスの関係で)
そのまま使いますが、
基本的には
「ランフィード=わたし自身」
「ガストン=聞き役」
だと思っていただいて結構です。


********************


ランフィード(以下ラン):
悪いがちょっと話に付き合ってくれ。
『アレキシサイミア(失感情症)』
この病名を知って調べてみたら…
思いっきり俺に該当してる。
その上『依存症の根本要因』で、
コレをどうにかすれば依存症は消せる。
そういう結論になりそうなんだ。
直感ではそう感じたんだけど、
どうも自信が無いんで考えを整理したい。

ガストン(以下ガス):
アレキシ・・・呼びにくい名前だなぁ(汗)
でも『失感情症』って事は、
感情を失ってるって話か?
お前はむしろ逆の様な気がするが?

ラン:
あぁ・・・
『日本語ネーミングセンスには異議あり』
調べてみたらその解説が真っ先に来る。
失ってるのは感情じゃなくて、
『感情に対する認知』
だから、感情がない訳じゃない。
感情の存在に関してはむしろ逆だな。
『自分の感情を正確に認知できない』
だから、アベコベな言動をしたりする。
大雑把に言うと喜怒哀楽か?
この中の『喜哀楽』が認知しにくいかな?
それから『怒』に関しては誤認が多い。
本来だったら『哀しいはずが怒る』
そういう状態になるケースも有るし、
俺の解釈で言わせてもらうと、
『好きな子に悪戯する子供』
これもアレキシサイミアの軽症だ。
好きなら素直に求愛行動に出る筈が
認知が間違ってるから悪戯になる。

ガス:
そうか・・・
そんな病名は初めて聞いたが、
言ってる事とやってることが違う?
そんなケースは確かにあるな。
それを語る必要あるのか?

ラン:
『俺自身の自覚』の部分でな。
どうも『怒りに直結しやすい』感情
コレの原因と表出が一致してないから、
ちょっと考えた方が良さそうなんだ。
引用すると、症状としてはこんな感じ。

https://epark.jp/medicalook/alexithymia/

〇自分の感情を言葉で表すことや、感情と身体の感覚とを区別することが困難
〇空想力に欠けることで想像力に制限がある
〇客観的に考えることが苦手
〇自分の内面よりも、外面の刺激に気持ちが向かいやすい
〇自分自身の感情に気付くことが苦手
具体的には…
・他者とのコミュニケーション苦手
・気分が悪いと感じたら、無意識に考えないようする
・嫌な気持ちになった場合、気分を解消する行動をとらずにはいられなくなる
・本を読んでも登場人物の気持ちを感じることができない。
・泣いているのに自分が泣いているという実感がない。

俺が瞬間湯沸かし器みたいに怒ってた
そんな時期もあったんだが、
どうもアレは過敏反応と言うか、
防衛本能の暴走に近い感じなんだ。
それからもう一つ…
コッチの方が重要なんだけど、
『周囲に無自覚の発症者が居る』と、
ものすごい勢いで振り回される。
告知は聞いてないから断言できんが
俺のお袋や弟には、
『既にこの診断が下っている』
可能性が非常に高い。

ガス:
あ、そっちの話もあるのか?
じゃぁ、お前が被害受けてるって
そういう方向の話か?

ラン:
あ~・・・そっちはどうでも良いや。
結果的にはその方向になるが、
『俺も発症していて周囲に影響あり』
だから、コレを説明しちゃうと、
同類って話になるよね。
順番に解説するが…まず、
『自覚症状』って言って良いのかな?
自分の感情を言葉で表すことや、
感情と身体の感覚とを区別することが困難
って部分なんだけど、
コレはまぁ言葉通りだな。
『なんかモヤモヤする』だとか、
自分自身の感情に対して、
『どう云う状態なのか説明できない』
言葉にできないだけじゃなくて、
感覚としても理解できていない状態だ。
だから『モヤモヤ』だとか曖昧だったり
抽象的な表現で、
『なんとなく気分が悪い』とか
スッキリしない感じになりやすい。
『空想力に欠ける』は異議あり。
他覚症状としてはそれで良いんだけど、
本人の中で基本が出来上がってない。
認知できる感情を色鉛筆に例えると…
世間一般の人が72色くらいのところ、
アレキシサイミアの人は8色とか?
それくらい『バリエーションが少ない』
状態だから、どうしても雑と言うか、
適合しないというか微妙なずれがある。
自覚しにくい上に表現する語彙も少ない。
だから、うまく言い表せないってなる。

ガス:
そりゃまた面倒だな…
でも、それだけだったら、
スッキリしない部分は有りそうだが、
バリエーションを増やせば、
対処できる話になるのか?

ラン:
あぁ…この部分に限って言えば、
お前さんの意見に賛成だな。
72色と言わずに256色くらい?
思い切りバリエーションを増やせば、
それが身に付く頃には『表現方法は』
何も問題が無くなると思う。
ただまぁ、感情はアナログだから、
階層で言うのなら…
もっと増やしても終わりが無くなる。
が、その辺は蛇足になるかな?
ただ『自覚』の部分が、
残り3つの影響を受ける。
******
客観的に考えることが苦手
自分の内面よりも、外面の刺激に気持ちが向かいやすい
自分自身の感情に気付くことが苦手
******
俺の場合はコッチが問題。
特に最後の件だけど、
『自分自身の感情を否定』
コレが発生して他覚症状的に、
『まったく気が付いていない』も有る。

ガス:
へ?それって
『自覚しているけど否定』なのか?
なんだってそんなことが起きるんだ?

ラン:
あくまで『俺の場合』だが、
外面の刺激の影響がかなり強い。
…客観的に考えようとするあまり、
『特定の誰か』の影響をうけちまって、
俺の主観でもなく客観視でもなく、
『特定人物の主観』に基いて、
俺自身の立ち居振る舞いが
『こうあるべき』ってのが起きる。

ガス:
『こうあるべき』?
それってお前自身の行動理念じゃ?
なんか問題あるのか?

ラン:
自覚してりゃ問題ないんだが…
『勝手に喧嘩を買う』が起こりやすい。
例をだすか。
俺は学生時代に少女漫画も読んでたが
その状態に『男なら云々…』って、
感想を伝えてくるのも結構居るんだが、
コレは本来なら『感想』なんで、
『そういう考え方も有るんだな』で
賛同できなきゃ放っておけば良い。
なんだけど…
『少女漫画を読むことを否定された』
そう感じちゃうと反撃に出ちまう。
まぁ実際干渉してくるのも居るが…
ウザいなら全部『放っておいてくれ』
コレだけで良いんだよ。
『干渉と感じた』のならこれで良いが、
…大旦那を例に出すか?
アイツを意識して持論延べまくって、
俺が弾幕張ってた時期有ったろ?
そんな感じで、
『自分の中に仮想敵を作る』
様なもんだから、防衛本能が起きる。
ずっと常駐されると面倒だから、
どうにかして排除したくなる。
『遮断しても止まらない相手も居る』
コレは事実だ。
そういう輩を放置するのは、
どう考えても気分的にスッキリしない。
だからと言って短絡的な行動もねぇ…

ガス:
あぁ…そう言えばそうだ。
でもそれって、お前の問題か?
その『感想』っていうレベルなら、
確かにお前の言うとおりだし
そこは世間一般でも問題ないか?
放置しとけば雑音ではあるが、
遮断すれば何も問題ないって言ったよな?
ウザい奴は『感想で終わらない』で
干渉しまくるから問題なんじゃ?

ラン:
あ、補足サンクス。
『感想』はそれで大丈夫かな?
干渉してくるのを放置するとイカン。
なんでかって言うと、
『シカトされるなら別の手段を模索』
するから、何しでかすか判らん。
こうなると、要望ではなく強要だ。
だけど…現状では法規制が緩いよね?
その理由は判る?

ガス:
へ?
法規制が緩いのは知ってる。
ハラスメント全般に対して放置と言うか
野放し状態に感じるくらい、
機能してない様な気はするんだが、
その理由が怠慢とかじゃなくて
何かあるのか?

ラン:
有る筈だよ。
そりゃまぁ…怠慢がゼロとは言わん。
だけど、その場合は他を当たれば、
マジメな人が対処してくれる。
一応これも明言しておくね。
マジで運が悪いと遭遇するから(笑)
本題は別なんだ。
『刑罰が適用できない相手』だから
警察は相談されても腰が重い。
よほど目に余る場合には
刑罰の適用も有り得るんだけど、
そうじゃない場合には、
『適用外』になる人物が殆どなんだ。
弁護士ならこの言い回しで想像つく筈

ガス:
へ?『適用外』ってなんだ?
ハラスメントやっといて、
それで刑罰の適用外ってのは
野放しにするって宣言じゃないのか?

ラン:
いや、ちゃんと『除外規定』がある。
『心神喪失(耗弱)』
『刑事責任無し』
この単語は聞き覚えあるだろ?
該当する場合は刑罰の適用外だ。
刑法の規定で言うと39条で、
14歳以下の場合は41条らしい。
それからもう一つ。
ハラスメント系の話を相談すると
ほぼ間違いなく確認される話で、
『放置することはできないか?』
コレが有るんだけど、
絶対にこの手順を省くわけにはイカン。
『普通に考えるのなら』
放置できないから警察に相談する。
それは想像がつくんだけど、
『冤罪目的の通報者』が稀に居る。
警察官の場合は、
この可能性を無視できないから、
確認の手順を省略することはできん。
確率的には低いんだけど、
数で言うなら少なくない上に、
『冤罪被害者にとっては100%』だ。

ガス:
あぁ。その言葉は知ってる。
だけど、その場合って、
キチガイなら何しても良いのか?
冤罪防止の方は判らんでもないが、
それにしても確認が執拗過ぎないか?

ラン:
そうは言ってないよ。
心神喪失が認定された場合って、
『刑罰は適用できない』話になる。
だけど『治療が必須』になる話だから、
ペナルティ(刑罰・制裁)とは別の
『処置』は発動することになるんだが、
警察に相談する際に
『加害者に対する厳罰を求める』だと、
『放置できないことの確認』は
ただの念押し確認でしかないんだが、
このケースで心神喪失が認定されて
『治療の処置』になっちゃうと、
被害者の感情を無視することになる。
もしもココで、
『事件の再発防止徹底』が最優先なら、
『治療も選択肢に入る』訳だが、
心神喪失の無罪や耗弱での減刑あると
『厳罰を求める声に対する配慮』よりも
『加害者の人権を優先』する解釈にもなる。
だから、
『厳罰を望む』話に関しては、
減刑なんかで逃げられない様に、
証拠をガッチリ固めるなり、
相応の対策を取らんとマズイ。
『再発防止を望む』話の場合は逆だ。
刑罰が更生に効果無いとなったら…
敢えて心神喪失狙いに行った方が良い。
『方針を決める』上で、
被害者の感情ってのは重要な要素。
素人から見ると腰が重く感じるが、
『方針を確定できるまでは動けん』
だから、必要な情報が揃うまで、
色々と質問してるんだが…
まぁ、やり方が事務的すぎるんだ。
それで被害者から勘違いされる。

ガス:
そういう話になるのか?
一応確認したいんだが…
『厳罰と再発防止徹底の両方』
こういう要望はダメか?
お前の言い方を聞いていると、
どっちか一方じゃなきゃダメって、
そういう言い方に聞こえるが?

ラン:
…それは被害の程度に寄るな。
だけど、認定されにくい筈。
無期刑や死刑の場合には、
厳罰と呼べるか自信はないんだが、
一応両立するよな?
なんで自信ないかと言うと、
中世の時代ならともかく、
現在の刑法は拷問を禁止している。
だから『厳罰を望む』が
もしも拷問目的の懲罰狙いなら、
現行法で対処できる手法は無いんだ。
・・・・・・
ゴメン。話が逸れ過ぎた。
『アレキシサイミア』の話に
戻って良いか?(笑)

ガス:
あぁ…思いっきり脱線してるな(笑)
どこまで話したっけ?

ラン:
大旦那を例に出したのが失敗か?(笑)
『やたらと干渉してくる人物』
放置できない場合には、
確かに警察へ相談って話も出る。
なんだけど…
『干渉の原因がアレキシサイミア』
こう言われたらどう返す?

ガス:
へ?
アレキシサイミアってさっき言った、
『自分の感情を認知できない』だよな?
だったら治療すれば治るのか?
治るというか、干渉しなくなるというか
そりゃまぁ…
ハラスメントくらいの内容なら、
治療してもらうのもアリか?
さすがに殺人とかはスッキリしないが
ちょっと返答に困るな…

ラン:
あぁ『判らない』の方がありがたい。
ココで即答できる人物が居たら、
『アレキシサイミア』を熟知してる話だ。
俺の答を先に言うと、
『死刑と無期刑以外は再発防止を優先』
こういう回答をしていたんだが追加で、
『再発した場合には殺人未遂と断定』
その上で『反撃の可能性あり』
そう宣言させてもらう。
コレはちょっと極端だけどね。
ちなみに内容がハラスメント系で、
怪我なんかの心配がない場合は、
コッチも有形力は封印する。
無形力だけで対処するんだけど、
『その結果、自殺することになっても』
俺の責任は無いと明言する。
有形力行使の場合は、
『殺し合いも辞さない覚悟がある』
だから急所攻撃もアリだ。
俺自身、過去に右目を損傷している。

ガス:
ちょっと待て!
それは過剰防衛じゃないか?
いや、ホントの殺人未遂なら…
まぁ、正当防衛と呼びたくはないが、
手段選んでる余裕がないのは判る。
けど、ハラスメントに対して殺人未遂?
それは極端すぎないか?

ラン:
俺の言った意見をちゃんと聞いた?
『再発したなら』だよ?
それでも極端だって言われそうだから、
敢えて明言するが、
死刑と無期刑は省略して良いな?
コレに該当するような犯罪行為の場合、
俺が無事かどうかが怪しいんだが…
まぁ、再発防止は成立する。
ココの部分は異論が無い筈と思うが、
厳罰+死刑ってのは、
本気で望むなら刑法改定が要る。
だから、望んでも通らん。
ココは大丈夫だよな?

ガス:
あぁ…そこはしょうがない。
厳罰を使えないのはスッキリしないが、
その文句をお前に言っても無駄だな。
『再発したら』なんだけど、
その場合はハラスメントでも殺人未遂?
そういう解釈が、
『現行法で成立するのか?』
そう聞いてるんだが?

ラン:
成立する。
刑罰の場合は刑期がちゃんとあるから、
反省の色があるかどうかに関わらず、
『最長期間』は決まってる。
中で問題起こさない限り出所するから
この場合は再犯の可能性がある。
いくら前科があるとはいえ、
ハラスメントを殺人行為(未遂)と言うと
そりゃバランスが崩れるかも知らん。
だけど、
『再発防止』の為に必要なら、
刑罰の減免もアリだと俺は言ってる。
この場合に『再発防止』の責任は、
本人並びに公的機関になる。
再発防止を確約するという前提で、
罪状に関しては水に流すと言ってる。
その前提条件を覆すという事は、
話合いはもはや成立しないし、
『再発防止を本人が否定』
だから放置すると殺人に発展する。
初っ端から殺人行為は無いと思うが、
『徐々にエスカレートしていく』
コレがハラスメントの実態だし、
それで反撃が無ければエスカレートする。
それは判るな?

ガス:
えっと…
いくつか確認したいんだが、
懲役とかの…有期刑って言うのか?
期限付きの場合は、
再発防止は不十分だよな?
その場合は再発しても殺人未遂にならない?

ラン:
あぁ…悪い。まくし立て過ぎたか。
再発の内容によるが、
刑法を参照するか弁護士に相談だ。
俺の解釈だと、多少罪は重くなるが、
一発アウトに持って行くのは難しいかも?
できるかもしれんが、自信が無い。
だから俺はコッチを採用しない。
厳罰を望んだところで、
現行法は加害者の人権に配慮しすぎてる。
だから再発防止が難しい。
コレで問題無かったら次の質問カマン。

ガス:
自信ないってか…
じゃぁ『再発防止を望む』場合だが、
その再発防止は成立するのか?
理想論じゃなくて、
現実的な方法が無いと絵に描いた餅だろ?
なんでコッチの場合は、
再発したらいきなり殺人級になるんだ?

ラン:
その辺は国の制度を信用するしかないが、
100%とは思っていないから、
すり抜けてきた場合を想定した。
だけど、普通に考えたら、
『病気が原因での治療』だから、
逆恨みなんかが発生した場合、
そりゃもう『退院させられん』話だ。
入院期間がそれなりにあって、
それでも発覚しないなら退院だが、
『退院後に再発する場合』
見抜けなかった病院側にも問題はある
ただ『退院するまでずっと隠してた』
その場合は『完全な確信犯』だから、
本人の抱えてる恨みが相応だ。
そんな振るいを抜けてくる奴の復讐が、
『ただのハラスメントで終わる』
なんてのは有り得ない話だ。
『法に抵触しない手段を駆使』
その上で『恨みを晴らす』
…コレでも殺人行為で無いと言える?
反論ができるなら聞こう。
ちなみに有期刑の場合には、
『次やったら罪が重くなるぞ』
だけど、治療の場合は違う。
『もう二度としない』
その確約が無いと外には出れん話だ。
宣言を信用するのなら、
再犯=殺人行為と解釈する…
俺の宣言は無粋になるんだが、
それを知った上で再犯防止の確約。
それを破る場合は
『殺人者として扱われる覚悟がある』
そういうレベルの恨みになる。

ガス:
え?
ちょっと待て・・・?
そういう話なら確かに、
『お前の話の場合』は成立するか?
だけど、それって…
有期刑でも応用利かないか?
先に宣言しとけばいいんだろ?

ラン:
あ~・・・その答は
『俺には判らん』だ。
もしかしたら成立するかもしれんから、
そっちのルートに興味が有るなら、
弁護士とかの専門家に聞いてくれ。
自信が無いから除外したんだが、
成立する可能性は低くないと思う。
ただ、持論が確立しきらんから
中途半端に言及できん。
歯切れが悪くてスマンが、
その質問に対してはコレが限界だ。
『俺の話の場合』は
再発防止が不十分な状態での退院って
『ありえない話』だから、
それが起きた場合の保険ってのは
相手の人権に配慮する余裕はないんだ。
もしも…
加害者がこのルートを嫌う場合、
心神喪失を否定して有期刑に逃げる?
その可能性は有ると思う。
裁判所や鑑定医がその逃亡を
易々と認めるとは考えにくいがね。
この逃亡された場合も、要相談になる。
今の時点では断言できんわ。

ガス:
急に歯切れが悪くなったな。
じゃぁ、今回の話はコレで終わりか?
『お前としては再発防止を望む』
だから治療を優先するって話になるのか?

ラン:
『被害に遭った場合』に関しては、
まぁここらで止めんと本題がずれる。
だけど、本題がまだじゃ(笑)
俺自身がアレキシサイミアだと言った。
犯罪行為に手を染めなくても、
コレは色々面倒なんだよ。
順番に行くか。
『自分の感情を認知できない』から
『自分の感情のコントロールが利かない』
俺の場合はだいぶ改善されてるが、
コレが有るから最初の話になる。
『感情を失ってる訳じゃない』
『むしろ感情の起伏が激しい』
・・・具体的に説明した方が良い?

ガス:
あ!そういう話になるのか…
でも、なんでそんな話になるんだ?
感情の起伏が激しかったら、
それは自覚できるようにならんか?

ラン:
だうと。
『怒り』に関しては確かに自覚できる。
この感情は破壊・淘汰の衝動があるから、
自覚が無い方がストレートに表出する。
だから瞬間湯沸かし器みたいになるんだ。
後出しのコントロールで良いのなら、
そりゃまぁ『自覚がある』けど、
『何に対して怒りの感情がわくか?』
コレが即答できないと制御が難しい。
有形力行使だけはコントロールできるが、
大声ってヤツの制御が難しい。
今は制御できるようになったんだが、
残り3つの感情が困る。
自覚してないと表出しないんだよ。
使い方次第じゃポーカーフェイスだが、
『哀しい』に関しては特に、
打たれ強いというか無反応と言うか、
ストレス耐性がある様に誤解される。
だけど、ストレスは溜まってるんだよ。
この問題点、どこにあるか判る?

ガス:
え?それって…
ストレスを自覚できないって話?
だったら、むしろ利点じゃないか?
ちょっと問題点が判らんのだが?

ラン:
んっとな・・・・・・
『不可抗力』に対してはそうだな。
利点の方がでかい話になる。
細かいことは気にしないで済むし、
小さなストレスなら自然修復するから、
ちゃんと理解して使うのなら、
俺の身体と一緒で打たれ強い話になる。
だけど、
『ストレスを自覚できない』って事は、
累積してても気が付かないのと、
もう一つ、デカイ問題がある。
『こいつはストレス耐性が高い』
こう誤認されちまうと、
ハラスメント行為がエスカレートする。
ブラックジョークを言っても傷つかない?
そんな他覚症状しかない訳だから、
エスカレートしても大丈夫だろうと、
面白がってちょっかい出す奴がいたんだ。
・・・・・・
結果、どうなるかと言うとだな。
『ストレスが怒りに変わった瞬間に爆発』
だから、
本人にとっても周囲にとっても
『何の前触れもなく怒る』
こういう大問題が発生する訳だ。
傍から見ると無拍子だが、
原因はちゃんとあるんだよ。
で、続きが有るんだが…
ココまでで質問あるか?

ガス:
あ・・・・・・
そりゃまぁ瞬間湯沸かし器だなぁ…
『普通の人なら』前兆が有るというか、
怒り出す前に止めるよな?
その言い方だと、
『感情の変化』も認知しにくい?

ラン:
あぁ…言い忘れてたが、その通り。
行動に出る感情はまだ判るが、
それは衝動が発生した時点で気づくだけ。
『行動に出ない感情』ってのが、
この上なく判りにくいし、
変化にも気づきにくい。
例えばさ…
考え事をするとき、
『じっとする』人も居るんだけど、
純粋な計算問題とかの場合はともかく、
悩み事なんかの場合には、
俺は『てくてく動き回る』方が性に合う。
最近は改善できてきたんだけど、
『独り言』もコレで説明ができる。
誰かに話しかけてる訳じゃないんだ。
『考えがそのまま言葉に出てる』
コレは表出しないんじゃなくて逆だ。
『無意識のうちに繋がってる』から
思考と行動(独り言)が連動している。
これ自体はそこまで問題じゃなかったけど、
意識したら改善できるようになった。

ガス:
そうなると、感情が出たら、
それ自体は認知できるんだよな?
コントロールするってのが後出しと言うか
行動に出た後って話になるのか?
なんだかすごく疲れそうだが…

ラン:
まぁ、そんなところだ。
ポーカーフェイスを装ってるんじゃなくて
本人が意識しないままに、
『無意識のレベルで感情を封印』
コレが有るな。
基本的にはアウトプットの遮断だが…
極端な状態だとインプットも遮断してる。
馬耳東風とでもいうか、
聞いた話が右から左に抜けるというか、
『認知拒絶』のフィルターが機能する。
コレが発動した場合には、
『余程の刺激が無い限り』
騒音や目の前の風景に対して、
何の感情も起きない話になるな。
起きたまま寝てるようなモンだから、
シカトすんなって話になりやすいがね。

ガス:
インプットも遮断って…
それは『人の話を聞かない』だよな?
それは相手を怒らせる話じゃないか?

ラン:
反論させてもらう。
『まともに聞いてたら殺し合いになる』
だから遮断してるんだが、
それに対して話を聞けと言うのは、
殺し合いの覚悟が有るモノだと、
そういう解釈になるがよろしいか?

ガス:
あれ?…ちょっと待て?
なんでお前、冷静なんだ?
昔と言うかちょっと前までは、
その手の警告する時、殺気を纏ってたが、
今のお前にそれが感じられん。
なんか心境の変化があったのか?

ラン:
あぁ…あったな。
『俺が相手を殺すのに有形力が不要』
だから、殺気を纏う必要が無くなった。
いやまぁ・・・やっても良いなら、
ボコボコにぶん殴った方がスッキリする。
だけど、それはアカン。
よほどの状況が揃わない限り、
俺自身も刑法に抵触しちまうから、
刑法に抵触しない方法に切り替えただけ。
殴り合いに発展したならともかく、
口喧嘩程度なら手を出した方が負けだ。

ガス:
そういう話か…
でも、口喧嘩でも冷静になれるもんか?
大声すらなくなってるのが…
って、ちょっと待て!
それって感情のコントロールできてる?

ラン:
あぁ…『今は大丈夫』だな。
実践でこれが維持できるかは不安だがね。
『怒る理由のいくつか』は自覚できたんで、
先回りして鎮めることはできてる。
ただ、怒りを鎮める代わりに、
『目の前の問題を片づける』
コレが必須になっているのは有る。
一番単純明快は解決法は武力行使だ。
だけど、それは現行法で禁止されてるし、
実行したら最終的には殴り合いで済まずに
武器を持ち出すことすら有り得る。
虐殺も問題だが、殺し合いもマズイ。
それを抑止するために法規制が有るんだ。
だから『別の手段で解決』に変化した。
…ちょっと話題を変えたいが良いか?
昔の話になっちまうが…
『いきなり怒る』があった訳だが、
その続きが有るんだ。
そういう喧嘩になった時に必ず言われる、
『急に怒りだすとは思ってなかった』
『あの程度で怒られるとは思わなかった』
こういう論法で『加害者が被害者面する』
そういう状態が必ず起きるんだ。
『起きやすい』じゃなくて
『100%起きる話』なんだよ。
この理由は判るかな?

ガス:
怒りそのものは消えてないんだな?
で、100%起きる話?
言い分としては判らないでもないが…
お前自身も認知できてないんじゃないか?
それに対していきなり怒るってのは、
正直な意見じゃないのか?

ガス:
だうと。
『初手からフルパワー』
コレが『いきなり』なら異論はないが、
『いきなり=何の前触れもなく』
俺が怒ったというし、
『あの程度で』怒ったとも言ってる。
コレを認定してやっても良いんだが、
その場合は…
『俺が怒りだすまでに相手がしたこと』
コレが全てハラスメントにならず、
怒る理由にも該当しないと、
そう断言できる相手ならしょうがない。
だけどな?
『同じことをやり返しても良いか?』
こう聞くと却って来る答はNoだ。
自分のやってきたことは問題無いが
「同じことをやり返すのは問題」で、
『それに対して怒るのも問題』
こういう言い分なんだが、
どこに正当性が有るんだね?

ガス:
ちょっと待て…?
そりゃ確かにどっちもどっちだな?
怒る方が正当だとは言いたくないが、
怒らせた側にも問題はあるな。
でも、
『どうやって感知すればいいんだ?』
この疑問が出てくるんだが…

ラン:
そうなるよな。
だから、俺は態度を変えたわけだ。
具体的に言うぞ。
『俺が嫌だと感じた時点で明言する』
コレはまぁ判ると思うが、
過去の俺を知ってる人間は特に、
『またまた…まだ大丈夫だろ?』
この感情が沸くんだ。
それからもう一つ明言すると、
『この時点での嫌悪感』に関しては
それほど大きく無いから、
『許容限界からすれば低い話』
コレは認めてやってもいいぞ。
しかしだ!
『嫌だと言った=ハラスメント宣言』
になる訳なんだが、
『ハラスメント宣言以降の続行』
コレが有った場合、
『例外なく殺人未遂と断定する』
ココまで宣言させてもらう話になる。

ガス:
…冷静にとんでもないこと言ってないか?
ハラスメントが殺人未遂?
それはいくら何でも極論すぎないか?

ラン:
悪いがその意見は却下だ。
『俺自身が感情を正確に認知できん』
だから『いやだと感じた時点で明言』
この警告を無視する場合、
『どこで許容限界を超えるか判らない』
そういう話になるんだが、
コレがアレキシサイミアの症例だ。
あと、もう一度言うが…
「爆発する時は殺人行為と認識した時」
だから、それを確認するのは自殺行為
コレも明言しとくよ。
『相手が怒らないなら何をやっても良い』
ってんなら、コッチも撥ね返す。
『自分がやられて怒らない内容全て正当』
そういう前提条件で対応することになるが
どっちが良いかね?
この場合、相手に配慮せず、
『自分がやられて構わんことすべて正当』
という『されて嫌なことはしない』
だけど、俺の打たれ強さが万人に有ると、
そういう意見になるんだよ?
個人的には『嫌だと言われたら止める』
コレを遵守してもらうのがお勧め。
普段の俺はそれを徹底してる。

ガス:
…それって窮屈にならんか?
『嫌だと言われたらそれで終わり』
になると、配慮する点が増えすぎないか?

ラン:
俺自身はそうは思わないよ。
『窮屈に感じる相手』の場合には、
付き合いそのものが消滅することはある。
だけど、喧嘩を防ごうと思ったら、
コレが最善策だと思うんだが、
もし異論が有るなら対案を出してくれ。
対案の無いクレームは却下だ。
『他に喧嘩を防ぐ方法は有るか?』
念の為に言っとくが、
『我慢が足りん』と言われた場合、
俺はそのセリフをそのまま返す。
俺は身体的にも精神的にも鈍感だが、
『だから我慢して当然』てのは認めん。
鈍感だから我慢できる筈だが、
敏感だから我慢できない?
そんな一方的な話は認めんぞ。
『俺が我慢できる話は相手も我慢できる』
そういう解釈で対応する。

ガス:
そこまで言われると反論のしようが無いが
…ハンデを持った人はどうなる?

ラン:
ハンデってなんだ?
アレキシサイミアもハンデだが、
『証明できるハンデがある』なら、
それは明言してくれ。
これ以上は相手する気が無いし、
グダグダ言うなら殺人行為と解釈して
それなりの対応になる。
次の話題に行くぞ。
順番的には外部の刺激なんだが、
話の流れ的には
『自分自身の感情に気づくことが苦手』
コッチを先に言うか。
これこそが本質なんだけど、
発症要因としては防衛本能の一種だ。
俺はそう解釈している。
さっきは『鈍感』と言ったが、
無意識に麻痺させてると言う方が、
俺の中ではしっくりくる話だ。

ガス:
無意識に麻痺させてる?
だったら回復させることも可能か?
それができれば自覚できるようになって
さっきみたいな極論にはならないで、
もう少し交渉できないか?

ラン:
悪いがそれは無理な相談だ。
と、言うのも原因が
『表出したことで殺されかけた体験』
だから、トラウマが原因だ。
必要が有るならこれも鑑定受けるが?
話をする必要があるのが3件もある。
もうここでは省略する。
それから…若干だが、
俺の場合は『男性嫌悪』もある。
最初はただの性欲でハーレム願望?
そこに男性が邪魔なだけと思ってたが、
トラウマ3件を整理したら確信になった。
コレもトラウマが原因にある話だ。
日常生活ではそこまで顔を出さんし、
ハグとかの接触が無ければ、
『嫌悪感も鈍麻している』から、
普通の生活を送るだけなら、
性同一性障害とかには該当しないが、
この両方とも、
『克服の要求は殺人と同義』だ。
順番に説明するか?

ガス:
また『殺人と同義』か?
なんだってそんな物騒な話になるんだ?
そりゃまぁ…トラウマの方は
『過去に殺されかけた経験』だから
フラッシュバックとか言い出すんだろうが
…まずはそっちの説明から聞かせてくれ。

ラン:
大体当たってる。
だけど実態はもっと悪い。
全部の案件の共通点だけ言う。
『相手が悪いから鉄拳制裁は正当』
全部の案件に対してコレが成立している。
だから、一番古い案件は親父だが
その記憶は完全に消えていた。
…俺が封印の存在に気づくまではな。
で、気が付いた瞬間に悟った。
『コノ封印は解除しちゃイカン』
理由は単純明快だ。
『鉄拳制裁が正当な行為として認可』
封印を解除しちまうと、
この概念が『過去の判例』になる。
それでも良いというのなら、
遠慮なく全部の封印を解除して、
その上で感情をつなぎなおすんだが、
『俺の受けた鉄拳制裁』は
3件とも『反撃の意志が無くなるまで』
徹底的にボコり続ける内容だ。
コレを認可してもらえるのなら、
感情全部取り戻しても良いし、
我慢できる内容は今まで通りでも良い。
ただし、許容限界を超えた場合、
そこに慈悲はない。

ガス:
うっわ・・・・・・
でも鉄拳制裁は『やっちゃダメ』だろ?
そこはお前も理解してるんじゃないか?

ラン:
『だから封印を解除できない』
『やっちゃダメ』と言うのなら…
過去の案件に正当性も時効も認めん。
今からでも殺人未遂として遡逆するが、
それを却下されるだろうから、
封印の解除も却下だ。
『やっちゃダメなことがまかり通った事実』
コレに関しては封印するのがベターだ。
その副作用で鈍麻が起きるが、
他に対応策は有るか?
『鈍麻を治す方がまずい』から、
自分の許容限界を見極められん話になる。
その結果、さっき言った
『嫌だと明言したら1回でヤメレ』
そういう話になるんだが…
コレが最善策だと思うぞ?
それから、念のために言うが、
『鈍麻している俺が嫌』ってのは、
それなりにレベルの高い干渉だ。
そこんところを忘れないでくれ。

ガス:
あぁ…それもあったか。
そうなると、封印を解除しろって言うと、
殺人許可証ヨコセって言うな?
…お前、前にもそう言ってたしな。
そんな意見認めるわけにいかんし、
だとしたら障害認定の方が良いか?
でも、気になることがある。
『記憶に残ってて問題はないか?』
お前、封印って言ったが、
なんかの拍子にフラッシュバックとか
そういうのは起きないのか?

ラン:
あぁ・・・その疑問が出るか。
『親父は既に死んでいる』から、
俺が思い出そうとしない限り、
『小学校低学年の記憶ごと』
ぽっかりと思い出せない状態になってる。
断片的に覚えてるのが、
高学年になってからの話の中で、
吹奏楽の先生とか女性数名くらい?
それ以外の記憶に関しては
『意図的に回路をつながない限り』
記憶として思い出すことは無い。
で、回顧したときに悟ったが、
『男性嫌悪の原因もココ』なんだ。
具体的には明言したくないが、
『克服しろと言われたら』
俺は性転換を望む結論に至る筈だ。
その結果は生殖能力の放棄で、
『俺の中の男性人格』と、
『生殖能力=子孫』に対しての
2重の殺人になると宣言する。
医療機関で相談予定だが、
この件に関しては突っ込み禁止だ。

ガス:
『回路をつながない限り』?
そりゃどういう事だ?
自分の記憶を操作できるって話か?
それは都合良すぎるというか、
ちょっと信じがたい話だが?

ラン:
あぁ…専門家じゃないから、
『もしかしたら間違ってるかもしれん』
だけど、一応説明はできる。
『最初に遮断した』のは…
たぶん無意識にやってると思うんだが、
繋ぐとか遮断するってのは、
『右脳と左脳』の話だ。
…ネットで拾った図を使う。

『俺の記憶』の大半は右脳に入ってる。
ただ、この記憶は『ただのデータ』だ。
だから、脳内に残ってると言っても、
『そのままだと内容が認識できない』
ついでに言うと『感情』も同じ。
どうも右脳で発生してる様なんだが、
そのままだと
『どう云う感情か認識できない』
なんだけど、認知の仕方は…
『内容を判断するのは左脳の仕事』
パソコンに例えると、
どうも右脳は不揮発メモリ搭載で、
同時演算と言うか、
バックグラウンド処理もできる。
ところが左脳は『シングルコア』で、
右脳が弾き出す演算結果を、
リアルタイムに受信するのは難しい。
ちなみに個人差があると思うんだが、
『右脳はクアッド以上のマルチコア』
だから左脳に伝達するとなると、
同時が無理で順番に処理する話になる。
右脳の演算はイメージなんで、
処理は一瞬で終わるんだが、
左脳の『自覚』に関しては
言語や数値情報がベースだから、
アウトプットにタイムラグがある。
…俺の解釈だが、
F1やラリードライバーみたいに、
頭のネジがぶっ飛んだ運転する人、
アレは右脳で処理した内容をそのまま
右脳で行動に移してる。
だからタイムラグが無いんだ。

ガス:
へ?いきなり脳医学の話?(汗)
でも…
それだったら、
『右脳でそのまま行動に移す』ってのが
タイムラグ無くてできる話なんだよな?
なんで左脳を経由?する必要が有るんだ?

ラン:
理由がいくつかある。
『右脳での行動』ってのは、
脊椎反射みたいな内容だけなんだよ。
だから複雑な処理には向かない部分と、
…コッチの方が重要なんだけど、
『善悪・正邪の判断基準が無い』から
実行可能な内容のうち最適な言動を
条件反射的に選択して実行する。
さっき言ったレースを例に出すと、
『とにかく速く』が目的になるんだが、
F1みたいに混走の場合は、
妨害とかを規制しないと事故になる。
ラリーの方がぶっ飛んだ運転なのは、
『事故っても他の選手を巻き込まない』
だから飛んだり滑ったりしても、
『ゴールできればそれでいい』話だ。
まぁ、車の運転とかになると、
いくつかの操作は右脳がやってる。
左脳で考えることが、
『そこを右に曲がる』に対して、
ハンドルとアクセルやブレーキを
どのタイミングでどう操作するってのは、
最初のうちはともかく、
『慣れてきたら無意識にやる』
そういう話だろ?
『右脳=無意識』な行動なんだけど、
大半の禁止項目ってのは、
『全部左脳が指示している内容』
だから、
右脳と左脳が連動しないとマズイ
例外なのが本能的な部分。
自殺予防だとか生存本能は、
頸椎反射的に右脳が制止している。

ガス:
だんだんこんがらがってきたんだが・・・
結局は両方の脳を使う話?
だったら連携を外すのはまずく無いか?

ラン:
『連携させるとエラーが起きる』
世間一般のニュアンスだと『ジレンマ』?
そうなった場合にどちらを優先させるか、
脳内会議になったり、
頭の中の天使と悪魔が争ったりする…
そんな状態が起きるんだよ。
恵まれた環境の育てばこのエラーは少ないが
俺は両親に関して言えば、資産はともかく…
『親の資質』には恵まれてなかったんだ。
『機嫌を損ねると制裁が飛んでくる』
コレが徹底的にやられると、
右脳=本能に刻み込まれるんだ。
『コノ人物に逆らったらアカン』
だから、どれだけ左脳が強く命令しても、
右脳が無意識にシャットアウトする。
で、何が起きたかと言うと…
小学3~4年の頃には既に、
『母親代わりの人物を求める』
そういう状態になっていたんだ。
これは『反撃なしに解決する方法』
だから平和的手法なんだけど、
両親ともに『子供を所有物と見做す』
そんな人格だったんで、
離れようとしても独占欲が発動するな。
親父は死んじまってるが、
お袋は現在進行形。

ガス:
ちょっと待て?
そこで両親をディスって何になる?
それは責任転嫁じゃないのか?

ラン:
『事実を述べているだけ』だ。
続けるが、
親父が死んだ事で変化があった。
具体的には鉄拳制裁は消えたんだが…
副作用の方がかなりデカイ。
なんだかんだ言って大黒柱だったんで、
ロスト症が家族全員に起きた。
具体的にはお袋と俺の兄弟。
なんだけど、どうやら…
『ここでの対処の仕方』が
お袋・真ん中の弟は現実逃避の様だ。
『親父の問題行動だけが記憶に残り』
早世したことを含めて批判対象になった。
俺はその逆。
『親父の問題行動とそれに付随する記憶』
コレを全て封印して、善行だけを残した。
そして『理想の父親像』を作った。
・・・実はどっちも問題だが、
お袋や弟のケースは、
『度を超えたら力づくでも抑え込む』
その必要があるのに対して、
俺のケースは逆に
『自制が強すぎる』話になる。
目先の話だけで言えば、
お袋や弟の方が『なんでもあり』で
気に食わんものを排除していくから、
余程の実力差が発生しない限りは…
どうにかなって行くもんだが、
『周囲の人間を悪者扱い』することで、
徐々に人が離れていっちまう。
俺のケースは一見すると問題無いが、
上記みたいな人間の搾取対象にされると、
『巻き込まれるのは御免だ』ってなって
これまた人が離れていく。

ガス:
・・・・・・アレ?
その話、どこかおかしくないか?
やってること自体はそうなんだけど、
結果の『人が離れていく』って部分は
お前自身はコロコロ相手が変わるが、
それって『離れていったから別の誰か』
で、相手が変わっても人が居るよな?
でも、お前の母親や弟って逆じゃないか?
昔から仲の良い奴が集まって無いか?
離れていく人間っていたか?

ラン:
俺の方はその通りだな。
何かあった時にケンカ別れになりやすいから
『別れの原因』が明確になってる。
なんだけど、お袋たちは逆だ。
『人の悪口を言う』ことで、
本人が被害者だと言い出すんだが、
コレは『付き合う人物を選択してる』
被害者としての意見を見聞きして、
救済しようとしても、意見が頑固で、
『自分の意見が正しいと信じて疑わない』
だから助言者が次第に去っていくか、
いつの間にか悪者扱いされて
『賛同者だけが残り結束が固くなる』
被害者集団が出来上がる。
『京都の件』も同じ。
俺一人をディスるのに何人集まった?
目先だけを見るなら『仲間は居る』が、
その実態は信頼関係じゃなくて、
ただ単に利害が一致してるだけだから、
何かあるとすぐ歪みが起きる。
…その急所も俺には判ってるんだが、
殻に閉じこもっているだけだったら、
何もせずに放置するのが良い。

ガス:
え?それ放置してかまわんのか?
そのままにしておくと…
『お前が搾取され続ける』
そういう結果になって困らないか?

ラン:
既に警告は与えてある。
最終判断は医師と相談して決めるが、
『搾取したがる希望だけ』なら、
騒音には感じるんだが…
放っておいても
『賛同者は限られている』
コレが判っているんで大丈夫かな?
ただ、前に言ったが
『救護義務含めて放棄』だから
SOS出されても知らんし相手しない。
その状態でできる搾取と言ったら、
強盗・窃盗・破壊活動…
どれも犯罪行為に該当だが、
微塵でもこれが発生した場合には、
迷わず『対処』する。
そのやり方はココでは言わん。
親族であるお袋と弟に関しては、
自然消滅が使えないから、
切り離す時は戸籍や相続も切って
逆の場合は…
強制的にでも治療を受けてもらう。
コッチは医者と相談して決めるが、
俺的には切り捨てるって判断してる。

ガス:
ずいぶんドライに考えてるな…
その『対処』が気になるが、
言えない理由が何かあるのか?

ラン:
相手が手の内を隠すんだ。構わんだろ?
説明するのが面倒なのも有るがね。
前にヒントは出してるから、
ストーカーしたきゃ好きにすれば良い。
問題は俺自身の『治療』だ。
ちょっと厄介な問題が明確になった。

ガス:
あぁ・・・そっちが本題だったな。
治療するのに厄介な問題?
何かあるのか?

ラン:
『男性嫌悪』が確定しちまった。
日常生活レベルだけで言えば、
目立った問題は起きていないんだが、
『男性とのボディタッチ全般を忌避したい』
コレは、
可能なら散髪屋なんかでの施術も含むし、
マッサージなんかに関しても同じだ。
それからもう一つ。
『人生に影響を与えるレベルの相談相手』
コレは女性限定にしたい。
具体的に言うと、精神科や心療内科の話は
女医や女性看護師限定にしてほしい。
異論を唱えられた場合…
『自分自身が男性であることを嫌悪』
その結果、性転換を求めることになるし、
男性との接触一切が禁忌になるほど、
アレルギーを起こす話になるんで、
我慢しろと言う話は原則として拒否だ。
『要望を無視されるなら爆発する』
性転換程度で済めばまだ笑えるが、
下手をすると相手を殺したくなるほど、
『否定意見に対して拒絶反応が起きる』
だから『克服しろ』って話は
最初からすべて拒否するし、
それで診療拒否を起こされるなら、
迷わず自爆テロで3桁以上の死者を出す!
『理性の外し方は既に知っている』
だから実行すると決めたら迷いは無い。

ガス:
ちょっと待て…?
サラッと恐ろしいことを言ってないか?
なんでそんな極端な意見になるんだ?

ラン:
『現状維持なら大きな問題は起きない』
散髪やマッサージに関しては
指名が使える店を探せば良いだけだ。
指名料が必要になるケースが多いが、
その程度で解決できるのなら、
全てが丸く収まるのは判るよな?
最近は面倒で『女性しか在籍していない』
そういう場所を選択することが多いがね。
問題なのは医療行為の方だ。
どういう訳か知らんが、
『女性を希望』すればするほど、
逆に遠ざけられて男性が出てくる。
コレに対して殺意が確定しているし、
自爆テロを起こす場合には、
過去に診察歴のある医師全員に対して
懲戒請求(医師免許剥奪)を要求する。
なんだったら、
診療情報の開示請求と共に、
一切の公開制限を否定した裁判をやって
そこで白黒ハッキリさせても良いぞ?
黙秘権は認めるから言いたくないなら
黙ってても良いんだが、
裁判をやる場合には公開制限は無しだ。
『俺の言い分を聞き入れるか』
『裁判で白黒ハッキリさせるか』
どっちでも良いが、
『男性嫌悪の克服の要求』に関しては
訴訟以外の手段はすべて無視だ。
無視できない場合はコッチも手段を選ばん
偶然だろうが何だろうが、
『女性が相手をできない。だから代理』
その時点で話し合いは成立しないし、
事と次第によっては、
『その代理人は殺される覚悟がある』
そう解釈することも有り得る。
だから突っ込むな!

ガス:
それって強迫にならないか?
自分の意見以外認めんって話だろ?
…そこは大丈夫か?

ラン:
大丈夫だ。
『嫌悪克服意外に認めん』が酷すぎるから
俺が許容限界を超えた話だ。
だから裁判でハッキリさせても構わん。
それとも何か?俺は被虐体験が有るが、
それらを全部他人に押し付けても良いぞ?
逆の話をしよう。
『男性嫌悪を認定される』場合だが、
主治医や担当者を女性に変えるだけで、
日常生活に対しての変化は殆ど無い。
欧米だとハグの文化が有るんだけど…
日本で生活するだけならそれもない。
コレのどこか問題点が有るか?
俺はそんなにワガママ言ってるのか?
文句が有るなら裁判所で聞こう。
これ以上は無駄なんで次の話題行くか。
もうすでに気付いてるかもしれん。
『判断基準の再構築が必須』
なんだけど、
今の話みたいに変更不可の内容が
いくつか混じってる。
だから俺の独断でやるのは危険だが、
既に男性不信が強すぎて、
男性が相談相手として使えないし
女性が相手をしてくれたとしても、
確認事項がやたら多いから、
作業そのものに時間が掛かる話になる。

ガス:
なんかワガママにも聞こえるんだが…
裁判や被虐体験まで出されたら、
何も言えなくなるな…
でも、今言った話の方が問題じゃないか?
誰にどうやって相談するんだ?

ラン:
そこがネックになってる。
一昨年の秋に入院した病院なら、
付き合ってくれた女性は居たんだけど…
同時に男性嫌悪も出てたんだよ。
だから体制に関して配慮が欲しい。
それからだな・・・
『アレキシサイミア』ってのは、
要は鈍麻を起こしてる訳で、
その結果として刺激の強い内容に対して
好奇心や依存が発生しやすい。
だから趣味嗜好を見直した方が良いが、
『捨てられん』って話になるのも多いな。
そこを認めてもらえないと、
さっきみたいな拒絶反応が起きる。
趣味に関しては既に答は出てるんだが
その確認作業をどうするかだな。
いくつかは捨てると決めた内容も有るが、
逆に堅持したい内容も多い。
その確認作業でいちいち爆発したら、
お互いの身体が持たん話になる。

ガス:
てかちょっと待て?
最初に『依存の原因はアレキシサイミア』
そういう話をしてなかったか?
その…アレキシサイミアの方は、
治療とか対処法って無いのか?

ラン:
あぁ…その話振ってくれてありがとう。
結局そこになるんだよ。
『意図的だったり無意識だったり』
その違いは多少あるんだが、
認知を断ち切ってる話がある。
ここ最近の話は意図的なんだが、
古い話はトラウマが原因の無意識だ。
まずそこを認識した方が良いのと、
『無意識の遮断で問題のある話』
コレを見つけて修復していく話になる。
はじめに断っとくが、
『全部繋げる事も不可能じゃない』
だけど、それはお勧めできない。
この理由は判るか?

ガス:
へ?お勧めできないって…
遮断したままの方が良い話があると?
ちょっと理由が判らん。
具体的に教えてくれ。

ラン:
『怒りに関する感情』と『その原因』だ。
こう言えば想像つくか?(笑)
正直言ってココは遮断してるんだが、
別の回路を構築しとかんと、
ダムを放流しない様なもんだから、
それがさっき言った裁判とかの話だ。
『直結させちゃイカン回路』が存在する。
それに関しては別の回路を構築して、
怒りやストレスが溜まらない様に
ちゃんと自分の状態を認知して、
溜まってるなら処理も要る話になる。
もちろん、趣味嗜好の話も有るが、
発散だけでなく『原因の対処』
コレが必須になるな。
じゃないと溜まるのが早すぎて
放流が追い付かない話になるし、
最悪の場合決壊しちまうんだ。
だから『怒りの原因になる事実』
コレに対する認知は必須だが、
それと同時に『平和的な解決策』
コレを併用しなきゃ、
無自覚で居るよりストレスが溜まる。

ガス:
それって気の遠くなる作業じゃないか?
お前の場合、導火線がかなり多くないか?
それ全部確認するのか?

ラン:
あぁ…青写真は既に頭の中にある。
今の時点では右脳で処理のネガだから、
左脳が認知できる形に言語化するには
ちょっと時間が掛かるが、
それ以外は大した問題じゃない。
問題になるとしたら、
『青写真を理不尽に否定される』
コレが有るともう駄目だな。
治療は不可能って話になるんだが、
アレキシサイミアってのは…
悪化しちまうと認知症になる。
都合の悪い話を忘れるだけなら、
使い方次第じゃトラウマを消せるんだが、
悪用しちまうと、
忘れて真っ白になった部分に
『都合の良い虚構』を上書きするのが居る。
さすがに意識的にやる確信犯は少ないが、
それを無意識にやったら『認知症』の
わけ判らん言動になって表れる。
俺はそういう風に解釈しているんだ。
依存症なんかより、こっちの方が怖い。
『俺の定義した認知症』だと、
記憶の中で事実誤認が起きているから、
裁判とかで争うにしても、
『証拠』ってやつが意味を為さなくなる。
認知できないだけのアレキシサイミアなら
事実を持ってくれば良い話だが、
認知症や妄想が酷い場合は、
その証拠を捏造だとかだと思われるから、
裁判が機能しなくなる。
余談だが…
俺はこの認知症も疑われている筈。
『明言の無いこと』に対して
色々とプロファイリングする癖が
かなり昔から付いちまってるんだが、
『最悪の事態を想定すること』
コレがどうしても選択肢から消えん。
だから弾幕を張ることがあるんだが、
その弾幕の張り方だけ見ると、
認知症の問題行動と他覚症状が似てる。
俺の場合はこの確認だけで良い筈。

ガス:
認知症って…
でも、確かにその言い方だと、
面倒だってのがよく判るな。
言い方は悪いが
『嘘をついている自覚すらない』
って話になるんだろ?
それに対してはどうすれば良いんだ?

ラン:
方法は二つだな。
放置できる場合は俺の意見と一緒。
下手に関わるとロクなことが無いから、
救護義務含めて放置で構わんと思う。
それが嫌だってんなら…
裁判所で争うのは不毛になる訳だし、
刑事事件として扱うのは悪手だな。
相手の被害妄想が強くなるだけだから、
逆恨みされて連鎖しちまうんだよ。
強制介入するとなったら…
鑑定が必須になるとは思うが、
『首に縄付けてでも病院に放り込む』
俺が助言するならこれしかない。
一応、警察も相談窓口だが、
最終的には保健所が処理する話になる?
抵抗がある場合は警察との連携が要るが、
『そこまでして介入するか』
それはよく考えた方が良いと思う。
結論から先に言うわ。
『俺のアレキシサイミア』の発症は
周囲にいる認知症の人間が原因だ。
『平然と嘘をつくような人間』
その存在を認知したくないんだよ。
病理が判った今は大丈夫だが、
親兄弟がそんな状態だなんてのは、
究極の選択を迫られる状態だ。
だから事実受容の拒絶が起きた。

ガス:
うっわ・・・
そしたらお前自身の問題も有るが、
周囲の環境も問題があるな?
そんな話、簡単に解決するか?

ラン:
『俺一人でできること』は少ない。
相手が嘘をついてる確信犯も居るが…
コレが詐欺師なら放っとけば良い。
『自分が騙されない様にする』のと、
最終的には訴訟で解決できる。
もしも騙されたのなら…
個人的には授業料と思った方が良いが
被害届けだけは出した方が良いな。
だけど『病気が原因の場合』
放っとくかそうでないか?
ちゃんと考えて答を出して…
必要なら強引にでも治療が必要だ。
どっちが良いかはケースバイケース。
だからココでは明言しない。
不安が有るなら警察じゃなくて、
心療内科や精神科で相談した方が良い。
平然と嘘をつくような輩に出会うと、
結構な頻度でアレキシサイミアが起きる。
だから、その修正も含めて、
『事実を事実として認識する』
そのためには『嘘を嘘と認識する』
コレが必須になるよ。
放置しすぎると、依存症みたいに、
『単純明快な内容』だとか『刺激』
コレに固執しやすくなる。
そうなる前に手を打った方が良いね。
1人じゃ無理だし、
信頼できる人を捕まえた方が良いが、
そこで妄想が激しいと、
どういう訳か同類が集まるんだよ。
京都の件に関しては、アレ…
集団で認知症を引き起こしてると
俺は解釈しているんだが…
こうなると警察でも手を焼く案件だ。
個人で対処すると泥沼。
そこだけは明言するよ。

ガス:
聞くほどひどい状況だな…
お前の場合は青写真有るんだろ?
だったらどうにかなるのか?

ラン:
『俺の話』だけなら大丈夫な筈。
周囲に対しての話が難しいな。
可能性(選択肢)がいくつかあるし、
『相手がどれを選ぶか』が未知数だ。
だから先の話は何とも言えんが、
まぁできるだけ丸く収まる様に…
どうにか頑張ってみたいとは思う。
今回はこの辺で終わろう。
話に付き合ってくれてありがとうな。


********************


途中、見苦しい点も有りますが…
症状を説明するために「敢えて爆発した」
なので、現在の心理状態としては
『否定されなければ問題ない』です。

このような話にお付き合いくださり、
誠にありがとうございます。