言い伝えが良い伝えとは限らない。 | もーええやん

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無気力こそ境地

アリオ八尾にて。寝る子を撮る子。

サカイです。今日ようやく風邪より全快しました。

自己診断ですが、2日で熱がひいたのを見ると風邪だったようです。ご心配おかけしました。


風邪のときにふと、「ネギを首に巻くと風邪に良い」という話を思い出しました。

言い伝えというべきか、都市伝説というべきか、ある意味で的を得ているものもあれば、科学的には真っ赤なウソというものもあるようです。

(例)風邪をひいたらネギを首に巻くとよい。

水分が取れるし、香りで鼻が通る。でも別にこれじゃなくてもいいよね。

(例)おなかを出して寝ると、雷様にへそを取られる

明け方にかけ冷え込むこともあり、おなかを壊すのである意味正解。

(例)やけどに味噌を塗ると治る

塩分が火傷を悪化させるので逆効果。


その他、地域によっても、誰が作ったかわからない独自のならわしがあるようです。

おそらく教育の一環で、何かに物を例えて子供に伝えたのが広まった、「昔話」と同じものなんだろうと推測します。

私は、小さい頃親せきのおばあちゃんに言われ、非常に怖い思いをしたことがあります。

「墓場で転ぶとダルマになる」

子供ながら、ダルマってあのダルマ?と思いながらも、

もしそんな姿に変えられた日には、人間として暮らしていけるわけはありません。

この話を今でも色々な人に聞いたことがあるのですが、

そんな話聞いたことがないと言われています。

グーグルで検索してみても、ダルマなど出てこず、結局はわからずじまい。

業を煮やして、当人のおばあちゃんに聞いてみたころ、


ばあちゃん「 ダルマ?なんで墓場でダルマになるの?」


と言われました。

何かわからずとも、怯えていた幼少期はなんだったのでしょうか。。

謎は謎のまま、しかし一つの光明が。

どうやら、墓で転ぶと手足をなくすや、命を落とす、不幸になるなど、縁起が良くないことが起こる言い伝えが見つかりました。


どうやら、これをおばあちゃんが、墓参りで走っていた僕を叱るために、「手足がなくなりダルマみたいになる」と言ったのだと思います。

当のばあちゃんが知らないの一点張りなので、迷宮入りになってしまいました。


しかし、大人が子供を叱るとき、何気なく納得させるためいう一言。


言った当人は忘れてしまうことであっても、子供の僕らは無邪気に信じ一生トラウマになっていることもあるということです。

ニュアンスは違えど、同じような体験を共感できる人がいることを祈っております。


しかし、ダルマになるか・・・・。なんで信じたんだろ・・・恥ずかし。。

墓場まで持っていきたい話・・・ってこういうのをいうのかもしれませんね。