サカイです。
世界観を全否定しない前提で、
ここ変よね!とマンガやアニメに突っ込んでしまう大人、
ちょっと大人げないですよね。
今日はそんな、大人げない大人の一面をお見せします。
先日ワンピースの映画を観てきました。
ワンピースといえば、
今年28歳の僕ら、
1985年世代が大ハマりした週刊少年ジャンプの黄金マンガです。
同時期に始まった、
冨樫さんの不定期連載漫画ハンターハンターも相まって
「お前ワンピース派?ハンターハンター派?」
と、
中学時代にヤンキーがメンチをきかせて、聞いて回っていたのを思い出します。
私はハンターハンター派でしたが、
幾度となく繰り返される、ハンターハンター不定期連載がきっかけで、
気がつくと周りは私も含め、ワンピースばかり読む人間になっていました。
しかし、その時期から考えると、当時中学生だった私たちが今やおっちゃんの仲間入りです。
映画館につくと、子を連れたおそらく同世代の親たちに出会いました。
あぁ、男二人正月明け早々、朝方から何してるんだろう。
ありったけの夢をかきあつめ、探し物探しに行きましょう。
アリオ八尾にある映画館では、朝(モーニング1STショー)と夜(レイトショー)は1200円とお手頃価格で映画を観ることができます。
映画を観た感想は、さすがアニメ映画という感じ。
脚本を手掛ける鈴木おさむさんの力もあって、ザ・王道に磨きがかかってる映画でした。
点数は80点ぐらいかな~。
アクションシーンも派手で飽きなく最後まで見れました。
ただですよ、
ただ、
大人げなく意見を言うと、
最初のウソップが言っていた農薬のくだり、
あれなんだったの??
農薬は人体に影響ねーよ!
あら、人体に影響あるわよ。
なんのやり取りだったのだろう。。
続いて、
モドモドの実ってどう考えても最強だよね。
火山をモドモドの実で溶かしている描写があるくせに、
最後の氷の壁は溶かさんのかい!!
なんなら忍者!お前の植物の力でその壁乗り越えられるよね?!
あと、ゾロが女性は斬らないって設定、
完全無視されてるんですけど・・・。
最近原作でも触れられてたのに、
この映画ではサラッと流されます。。
Zに対する突っ込みは、
なんだ、こんな帽子、と言っている割には、
ルフィが自分のところに戻ってくるまで綺麗な状態で保管。
捨てへんのかい。
能力も、海楼石の腕を持つ、対能力者には最強の武器。
何故か最後はそれを使わず戦い、ボッコボコ。
実は計画に後ろめたさを感じており、ルフィに諭され計画を辞める決意でもしたのでしょうか。
そうだとしても死んでいった同志はより報われないんじゃ・・・。
等々、引っ掛かるところがあったせいか、
最後の感動のシーンはあまり感情移入できず。
そんなこと気にしちゃう大人になったのがダメなのでしょうね。。
ちなみにこの映画では、原作ではまだ出てこない、青キジさんが出てきます。
赤犬との大喧嘩のあとが描かれており、どうやら原作に関係あるよう作られているみたいです。
今までのワンピース映画は、映画だけのキャラクターや設定が多く、原作に極力影響しないようにしているものが多かったですが、
今回の映画は逆に原作より先取りして、キャラクターのその後を描いているものが多かったです。
ただ、重要なためか、赤犬は声や仕草(物を燃やす)だけは出てくるものの、顔や姿は見えず、ルフィたちが再会した時の伏線でもあるのでしょうか。
最後に流れるエンディングシーンは、映画をエンドロールまで観ない人は損する作りになっており、最後まで観たらちょこっと得して帰れます。
今年1年の原作の進み具合で、映画の伏線が回収されることを願っています。
しかしこの映画、初期のワンピースだけを知っている人が見に行くと、
かなり衝撃的で面白いかもしれません。
ルフィのクルー達の能力がゲーム三国無双レベルになっています。
弱かったウソップでさえ凄いし、ゾロやサンジに関しては化け物です。
いろいろな楽しみ方ができるワンピース映画、
皆さんもぜひ見に行ってください。
近々ルーパーなど、今年の話題映画を見に行くので、行き次第感想を書きます。