材木屋さんに昨日運んでいただいた木材チップの山です。これで4トン車1台分です。チップが欲しい方は材木屋さんに電話してください。詳しいことは当園のホームページの「リンク」に載せています。

たった1日でもう発酵が始まって湯気が出ています。草むしりを終えたブルーベリー園に早く運びたいのですが、捻挫した左足がまだ完全ではなく、重いものを持って園内を行ったり来たりする自信がありません。という訳で今日もフェイジョア園の草刈りです。

3日で3反（約900坪）を刈ることができました。野良仕事をするのに絶好の陽気なのに、足を引きずりながらではこんなものですかね。それにフェイジョア畑もツユクサだらけで、草刈り機を振るのが重いです。

先週末は、もともと太い足がさらに腫れて、長靴を履くことができませんでした。無理は禁物と言いますが、もうすぐフェイジョアの収穫が始まってしまいます。誰か代わりに草刈りをしてくれる訳でもありませんから休んでばかりもいられません。さらに酷くならない程度に頑張ります。PTAや町内会で役員を押し付けられやすい自営業者ですけど、自営業者は決して「ヒマ」な人たちではありません。

ここはフェイジョアの「第1畑」。私たちが最初にフェイジョアを植えた畑です。

植えた時は小さな苗だったので、「間隔を詰めればもっと植えられたかも」なんて思っていましたが、とんでもありません。去年だってしっかり剪定したんですけどね。ご覧のありさまで、草刈り機を振るのに苦労します。

草刈りをしていたら、何個かフェイジョアの実が落ちているのを見つけました。

まだ小さな実ばかりですけど、ちょうど今日はご注文いただいているジャムの発送があります。草刈り機の刃が当たらず無事だった実を一緒にお届けしようと思います。

そういえば、昨日はフェイジョアの栽培を本格的にやりたいから私たちの農園を見てみたいと、わざわざ静岡県よりお越しくださった方がいました。まだ草ボーボーのところがありますし、夏はブルーベリーで忙しくてフェイジョアは放ったらかしの状態です。「参考になるようなことはあまりないですよ」と申し上げたのですが、それでもとおっしゃるので来ていただきました。すでに30本ほどを栽培していて、これからさらに150～200本を植えたいそうです。フェイジョアの苗は来年の秋でも構わないとのことでしたので、仮予約といった感じで来年の秋に私どもでご用意させていただくことになりました。古くからポポーを栽培されている農園さんです（察しの良い方ならどこの農園か見当が付くことでしょう）。今度は私たちがお邪魔したいですね。お土産にいただいたポポーのプリンおいしかったです。ごちそう様でした。

昨年に鉢上げできた苗で、今年の販売に至らなかった数百本の苗はおそらく来年の秋には販売できると思います。

今年鉢上げできた700本の苗も来年に販売できるよう、しっかり日が当たるようこまめに草むしりをして、水をやって、そして適度に肥料もやって・・・と万全の管理をします。

ポポー以上にマイナー果樹であるフェイジョアは、まだ実の販売だけでは経営的に厳しいです。常緑樹で落ち葉の掃除がいらず、赤と白のトロピカルな花は観賞価値が高く、そして秋にはおいしい実がなると三拍子揃ったフェイジョアは庭木として人気が出てきているそうです。前に当園の様子を撮影してくださった人気YouTuberであり大型園芸店の店長（当時）の「カーメン君」も、「最近はフェイジョアの苗が入荷してもすぐに売れてしまう」と言っていました。挿し木の成功率、オンラインショップの開設といった販売方法、効率的な発送作業など、まだまだ課題は多いですが、皆様から「フェイジョアの苗のことならゆたか農園」と言っていただけるようになりたいです。

ただ、こちらの都合をぶっちゃけ言ってしまいますと、大量購入して下さる方で、しかも西尾市まで引き取りに来てくださる方が一番ありがたいです。これからフェイジョア園をやりたいなどで100本とか200本とか買ってくださり、しかも西尾市まで引き取りに来てくださるのなら、割引をご用意させていただきます。まだ来年の秋にどの品種を何本販売できるか分かりませんが、来年でも良いから苗が大量に必要という方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

1日1反、3日で3反♪