こんばんは!

今週は草刈りWeekの予定でしたが、雨続きで1日しか実行できてません。

急きょ家の片付けWeekに変更して、ちょこっとの片付けと久しぶりに本を買って読むことにした、転職応援し隊のでらまるです。

 

さて、昔の葉書を整理していたら思いだした、私の転職にまつわるストーリーを書きますね。

 

昔、とある会社の同じ部署でとても仲良くしていた先輩がいました。

彼女は私の入社時に仕事のことはもちろん、社内の情報をいろいろ教えてくれて、美味しいお店や楽しいイベントにも連れて行ってくれて、人生の先輩のようでした。

明るくて面倒見の良い彼女と一緒にいると楽しくて、しょっちゅう会社帰りにご飯に行ったり遊びに行ったりしていました。

ところが、仕事も問題なく、上司とも上手く行っていたのに、ある日私が他の部署に異動になる事が決まりました。

 

その移動先はいろいろと問題があり、仕事的にも私にはとても無理だったので、「辞めるしかない」と考えるようになりました。

先輩に相談した時は意外に反応が薄かったのを覚えていますが、とにかく心配してくれました。

 

当時すでに一人暮らしだった私は、辞める前に転職先を探さないといけなかったのですが、なんとすんなり次の会社が決まったのです。

大手で安定している会社でした。

嬉しくてすぐ先輩に報告すると、彼女はたちまち顔を曇らせて次々にネガティブな事を言い始めました。

「そんな大手の会社、きっとここより大変な仕事に違いない」「残業が多そう」「やっていけるの?」「その通勤経路だとラッシュ凄いよ。辛いね。」ゲロー

 

てっきり喜んでくれると思っていた私は、びっくりするとともに悲しくなりました。ショボーン

信頼していた人の言葉に傷ついてものすごく落ち込んでしまいました。

同時に自分が間違った選択をしてしまったような気がしました。

 

で、どうしたかというと・・・

 

なんと転職先に断りの電話を入れてしまったのです。叫び叫び叫び

混乱して自分でもどうしてよいか分からない精神状態になってしまい、先輩の言葉を真に受けて「やっぱり私には無理」と思い込んで追い詰められた末のことでした。

 

先輩は嫉妬したのかも知れません。

そもそも彼女は自分の会社=居場所が良い場所だと思っていたので辞めるのは裏切りと思ったのかも知れません。

私が有頂天になっていたのが嫌だったのかも知れません。


ともかく、まだ若くて転職経験が少なかった私は自分の気持ちより他者の気持ちを優先させてしまったのでした。

今想い出してもあの時の自分に戻りたくはありません。

転職先を断った事を後悔しなくなるまでだいぶかかりましたから。

「あの時の転職先に入っていたらどんな人生だったんだろう」とは何度も考えました。

 

今は分かります。

きっとあそこに入っていても履歴書に別な職歴がひとつ増えていただけのことでしょう。ウインク

 

私は転職を繰り返して自分の本当にやりたい事にたどり着くという波乱万丈で大冒険な人生が性に合っていたのです。

「やっぱりあそこの会社に入らなくて良かった。」と実感しています。

 

それでもしなくて良い苦しい思いは出来るだけしない方が良いに決まってます。

そのために『自分の気持ちを優先した選択』を心がけたいものです。

 

今日も読んでくださって有難うございます。音譜

あなたを応援しています。ラブラブ

 

でらまる