こんばんは!
今日も危険な暑さと言われる中、息をして、洗濯もして、スーパーで買い物までした自分を褒めたい、転職応援し隊のでらまるです。
さて、正社員でも非正規でも仕事をしている時「こんなの私の仕事じゃない」と思ったことは1度くらいあるのではないでしょうか。
私は何度もあります。
意外かも知れませんが、若い時はルーティンワークも好きで、コピーをどれだけ早くキレイに出来るか挑戦したり、営業事務の時もできるだけ営業さんの助けになるように考えて、あれこれ世話も焼き、やりがいを感じていました。
ところが、ある程度の年齢になり、経験を積んで職場で頼りにされるようになると、プライドのようなものが出て来て、複雑な仕事はやりたいけれど、同時にお茶くみとか机の掃除とかを指示されると「こんなの私の仕事じゃない」と不満に思うことが増えていました。
どうしてなのでしょう。
・同じ年齢で大して仕事が出来ない同僚(あるいは正社員の人)は単純作業はしていない。⇒つまり他人との比較ですね。
・もっと難しい仕事もできるのにいつまでも単純作業に使われるのは納得いかない。⇒キャリアに対する不安もあったでしょう。
・単純作業をしていると格下と思われている感じがする。⇒これが一番本質かも。
人によっていろいろ理由はあると思いますが、私の場合はやはり自己肯定感の低さから来ていたのです。
多分親や世間から言われる言葉が影響したのだと思います。
「こんな仕事にしかつけないなんて」
「○○さんのお嬢さんは大企業の△△で働いてる」
「派遣だなんて恥ずかしい」
「また転職したの?」
「仕事決まった?」
「まだ失業してるの?」
・・・・
こういう言葉にプライドが傷ついて、それをリカバリーしたかったのだと思います。
でも”ひとつの会社でずっと働くのが良い”とか”大企業で安定した仕事”とか”年齢相応の役職や仕事”なんて古い思い込み。
親や世間より自分の気持ちが一番です。
自分の価値は自分が認めてあげるだけでいい。
どんな仕事をしていたって自分が選んでいるならそれでいい。
仕事を選んでいるのは自分自身で、出来る事、出来ない事は伝えればいいだけです。
単純作業でも重要な仕事でも、必要な時は「その仕事の担当は私ではないんです」と言えばよいのです。
それが分かってからは、単純作業や雑用も「こんな簡単な仕事でこんなにお金が貰えるなんて」と思えるようになりました。
お茶碗を洗ったり給湯室をキレイにしたり、段ボールをつぶしたりしてる間も難しい仕事と同じ時給やお給料が貰えていると考えるとラッキーに感じるようになりました。
☝もちろん差別的な態度を取られたり、パワハラやモラハラに遭ったら自分の為に戦いますよ。
以前、仲良くなったお掃除のおばちゃんが「うちの会社に東大卒の人がいるのよ。」
「彼はもう難しい仕事は嫌になっちゃって、単純な作業の方が楽しいらしいの。」と言っていました。
彼が周囲にそう言えるようになるまでは色々あったかも知れないけれど、自分に合った働き方を見つけられるのは自分だけです。
もし「今、変なプライドが出ているな」と感じたら、どこから来ているのかじっくり自分に聞いてみましょう。
今日も読んでくださって有難うございます。
あなたを応援しています。
でらまる