こんばんは！
ちょっと前々回からのタイトルを変更した、転職応援し隊のでらまるです。
”問題のある”っていう言葉は誰にとって問題なのか、と不意に浮かんだので変えました。
さて、昔私が働いていたとある会社の経理部に、新しい上司が中途入社で入りました。
彼女は着任するなり、挨拶もそこそこに私を部屋に呼んでいきなりPC画面を見せて来ました。
私も同じシステムを使っていたので、わざわざ部屋に呼んで見せるという事は
”本来私が見るべきではない画面”です。
嫌な予感・・・
それは本社から役職者宛てに送られた予算金額についての画面でした。
上司は「前にやったことあるでしょ？」と言って来たので「いいえ」とはっきり答えました。
でも来たばかりの上司ですから少し気の毒に思って、
「○○の数字から推察して△△の状況に合わせれば大体の数字は出るんではないでしょうか。」
と言うと、驚くような答えが返ってきました。
「じゃあ、そのやり方で毎月お願い。」
予算と実績が乖離すれば責任が生じますから、もちろんお断りしました。
その後それをどうしたのか分かりませんが、鮮やかなやり口から、今までもそうやって部下に仕事を丸投げしていたのはよぉく分かりました。
本社の問い合わせはことごとく知らんぷりをしていたようです。
一方で普通に伝票の承認を貰いに行くと「今電話中で忙しいから！」と言われ、外で聞いているとペット用品の注文中。
私達が忙しく仕事をしている最中には、メールにマンションのチラシを付けて購入についての相談。
すぐクビにならなかったのは営業の幹部としょっちゅう飲みに行って意気投合し、その人が擁護していたからです。
が、そんなまやかしが長く続くわけがありません。
やがて本社から上司が来たのに打ち合わせ前に行方不明になり、私が辞めたしばらく後にクビになったようです。
短い間でしたが、私の頭の中では「いったいあの人は本当に経理の知識がなかったのか、面倒くさがりだったのか」という疑問が残っていました。もともと経験と知識がなければ出来ないポジションです。
すると・・・・
な、なんと思いがけず別な会社で会った人から更にその後の彼女の情報が！
新たな会社で出会った人と一緒に財務の仕事をしたものの、その後のレポートがいつまで経っても書けずにクビになったそうです。
あースッキリ。
実はトンデモ上司は他にも沢山会いました。
そうして私の確信はますます裏付けられたのです。
「おごれるものは久しからず 」
または
「オールカムズバック」
つまり人間関係で嫌な思いをさせられたり、振り回されて大変な目にあったとしても、自分がその人に何か仕返ししたり、無理に許したりしなくてもいいのです。ちゃんとその人に返ってきます。
ただ離れて、さっさと前に進みましょう。
もし時々思いだしてしまうようでも、「ああ、やがて報いを受けることになるのだろうなー」と俯瞰していればいいだけです。
そのうち笑い話になります。☚ブログネタにもなる。
昔よく言われた”お天道様が見ている”は本当だなぁと思います。
一生懸命やっているところもちゃんと見ていてくれます。
だから大丈夫です。
今日も読んでくださって有難うございます。
あなたを応援しています。
でらまる
